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先日、「アルミとアルツハイマーの関係性は否定された」という回答を読みました。

アルツハイマー患者の脳にアルミが高濃度で蓄積されているのは事実で、不明なのは、それが「アルツハイマーの原因なのか、結果に過ぎないのか」だと理解していたのですが、無関係と証明されたのでしょうか?

「関係は立証できない」と「無関係が立証された」は違うと思うのですが。。。

いまのところ、アルミ鍋から溶け出す程度ならまあいいとして、膨張剤として「食べてしまう」のは不安で避けています。心配しすぎでしょうか?

A 回答 (3件)

 1999年6月、カナダ保健省は「ALUMINUM AND HUMAN HEALTH(アルミニウムと健康)」と題する一般国民向け報告書を発表しました。

「アルミニウムと健康」は、アルミニウムが環境中に普遍的に存在し、またさまざまな製品に用いられていることを指摘したうえで、成人1日当たり8mgのアルミニウムを食物から摂取していると述べています。

 アルミニウム摂取量に関しては、米国シンシナティ大学ケタリング研究室も同様の報告を行っています。薬品類に含まれるアルミニウム量はかなり多く、それに比べて食品などから摂取する量はわずかなものにすぎないことがわかっています。すなわち、水酸化アルミゲルなどの胃薬から摂取するアルミニウムの量は、着色料や発酵調整剤、プロセスチーズの防腐剤、ベーキングパウダーなど種々の食品に使用されるアルミニウム化合物を用いた食品添加物を含む食品の2~20倍も多く、またバファリンなどに代表される緩衝アスピリンでも2~4倍量に達するのです。
 
 わが国の(旧)厚生省は、WHOの基準からアルミニウムの健康に影響を及ぼすことがない最大量(最大無作用量)を1日当たり約50mgとし、この量であれば一生涯摂取しつづけても健康に影響はないと公表しています。しかしながら、1日50mgというのはあくまで健常人を対象とした安全量であり、高齢者など腎機能が低下している患者では、その安全域はさらに低いと考えられる。

 以上の量の範囲であれば、アルミニウムによるアルツハイマー病の危険性はまず無いと考えられているのが現状です。
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この回答へのお礼

>1日50mgというのはあくまで健常人を対象とした安全量であり、高齢者など腎機能が低下している患者では、その安全域はさらに低いと考えられる。

参考になりました。ありがとうございます。


薬剤師で製薬会社に勤めている友人が「最近では、アルミを添加した解熱鎮痛剤や胃薬はほとんど作られていない」と言っていたので、アルミ摂取を抑えようというのが時代の流れだとは思います。

薬品は毎日飲むものではないので、食品と同じ基準で考えることはできないと思いますが。。。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/11/06 16:57

>「関係は立証できない」と「無関係が立証された」は違うと思うのですが



「無関係を立証」することは不可能です。
つまり「関係を立証できない」ことが「無関係を立証」している代替とされます。

アルミニウムとアルツハイマーが無関係と言い切れないからアルミは危険である、と思うのは大間違いです。
それでは、孫の数の多さとアルツハイマーが無関係といいきれないので、孫の数は少ない方がアルツハイマーにならないのでしょうか。猫を飼っていることとアルツハイマーが無関係と言い切れないから、猫を飼うとアルツハイマーになるのでしょうか。
同様に、nako007さんが殺人を犯していないという立証が出来ていないから、nako007さんは殺人を犯したのでしょうか。

「無関係を立証する」という不可能な命題は「悪魔の証明」とよばれる疑似科学的思考で、人を惑わせる論法の一つでもあります。

この回答への補足

質問タイトルには(アルツハイマーを加速しないか)と書きました。

なんらかの原因で体内にアルミが蓄積されるようになったとき、アルミを過剰摂取しても、症状が加速されないと安心していていいのか?ということです。

補足日時:2005/11/06 16:45
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この回答へのお礼

疫学的に、ある物質の過剰摂取とある病気との関係が、まだ突き止められていないとしても、今後はつきとめられる可能性があれば、無関係とは言いきれないと思うのですが?

>殺人を犯していないという立証が出来ていないから、

だれ一人殺していないという立証は、おっしゃるとおり不可能でしょう。でも特定の誰かを殺していないという立証は、アリバイがあれば可能です。

同様に、ある物質がすべての面で安全という立証は不可能でも、ある特定の病気の発生と、相関関係があるかどうかの立証は、疫学的に可能だと思いますが?

刑事裁判では「疑わしきは被告人の有利に」が原則ですが、食品その他の安全性について考えるときには、「疑わしきは避ける」という原則で行くべきではありませんか?

アスベストなども、疑いが浮上しているが相関がはっきりしないという段階で規制をかけていれば、被害の拡大を防げたと思います。
政府が法的な規制をする場合、あとで安全とわかった場合の補償問題があって難しいとしても、個々の消費者が自発的に避ければ、商品として売れなくなるので、将来の被害の拡大を防げるわけですよね。

私の書き方が悪かったでしょうか。質問の趣旨を理解していただけなかったようで残念です。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/11/06 16:43

アルミの摂取とアルツハイマー型痴呆症が無関係とは証明されて


いないと思います。
かと言ってアルミが100%クロという証拠もないようです。

透析患者の体内にアルミが大量に蓄積して痴呆症状が
発生したアルミ痴呆症や、人間が生存する上でアルミは
まったく必要としないということから、避けるというのもひとつの
選択肢だと思います。でも線引きは難しいですよね。
生活に不便を感じない程度がいいのではないでしょうか。
胃薬、ベーキングパウダーはしょうがないけど、ミョウバン入りの
食べ物は食べないとか。

参考URL:http://www2.incl.ne.jp/~horikosi/No68.html
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この回答へのお礼

ご紹介のURLはわかりやすく参考になりました。

アルツハイマーと透析のアルミ脳症は別で、アルミによる脳症は間違いなくあるわけですね。
だったら避けたほうが無難ですね。

薬剤師さんから、最近の胃薬にはほとんどアルミは入っていないと聞きました。
ベーキングパウダーもアルミフリーのがありますし。。。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/11/05 23:56

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