PostgreSQLとMySQLの違い

MySQLはアメリカ等ではPostgreSQLよりも圧倒的に人気が高く、そのせいか、日本でも多く利用されるようになってきました。

ただ、naktak さんもおっしゃっているように、バージョンによってはトランザクションに欠けるとか、副問い合わせが出来ないとかいう欠点があり、それを実装したバージョンとなると性能もさほど良くないということを聞いたことがあります。

一方のPostgreSQLですが、かなりレベルが上がってきて、8.0からはPoint-Time-In-Recoveryができるようになるなど、エンタープライズレベルでも使えるような機能を搭載してきています (実際に PostgreSQL 対応の商用アプリ製品も市場に出て来つつあります)。以前のバージョンでは副問い合わせが極端に遅い、時々手動で vaccume しなければならない、Windows 未対応等の欠点がありましたが徐々に克服されてきつつあります。また、SQLの標準準拠レベルも高く、Oracle等が持つ独自関数なども実装しており、かなりの互換性があります。ただし、コマンドライン (psql 等) の日本語化はいつになっても正式版に組み込まれる見通しがありません。;;

従って、商用DBに先に追いつくのはPostgreSQLと考えられますが (OEM、検索速度等を除けば随分 Oracle に追いついている)、当然機能が高くなるに連れ勉強しなければならないことは多くなるし、ソースレベルで複雑になって不具合も出てくる可能性があるので、どちらがよいとは一概には言えません。

ちなみに、私は PSqlEdit および PSqlGrid (参考URL) の存在のせいもあって、かなり PostgreSQL を支持していて、MySQL には若干否定的になりがちですが、PostgreSQL よりも支持率が高い理由は検索速度以外にも PHP との相性がよいなどいろいろとあると思います。その辺りについては他の方の意見を待ってみて下さい。私も参考にさせて頂きます。

参考URL：http://www.hi-ho.ne.jp/a_ogawa/

MySQLはスピードを重視した為、バージョンによっては

副問い合わせや使える関数、トリガーなどストアドプロシージャがありません。

それらはPostgreSQLでは利用可能です。

MySQL5.0くらいからは確か利用できた気が。