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http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=1672374でも質問したのですが、もうひとつみなさんの意見が聞きたいので質問させてください。
みなさんは日本のアニメは海外でどの程度受け入れられていると思いますか?
みなさんの意見聞かせてください。

A 回答 (9件)

 はっきり言って日本のアニメは海外ですごいことになっています。

市場規模は、アメリカだけで年間5,000億円、世界全体では3兆円に上がり、『ジャパン・アニメ』は、輸出産業としても文化としても日本を代表する『顔』です。(ちなみに、3兆円産業というのは、トヨタ自動車と同じです)

 フランスでは、自国の文化を保護するためか海外アニメは、全体の4分1以下でなければならないという制約がありますが、それを目一杯使って日本製アニメをケーブルTVで流しています。

 アメリカへの日本製アニメの輸出は、60年代の『鉄腕アトム』を皮切りに70年代にかけて増大しましたが、それは安い製品を求められたと言うだけで、作品の経済性が重視された結果でした。『鉄腕アトム』が『アストロ・ボーイ』、『マッハGoGo』が『スピード・レーサー』とタイトルが変えられ、主人公の国籍も場所もアメリカに設定されたため、視聴者は、日本製とは知らずに見ていました。

 この状況が変わるのは、80年代に入ってからで、海外アニメション製作に携わる人々の間で日本アニメの評価が徐々に高まるのです。そのきっかけは、宮崎駿監督の『ルパン三世/カリオストロの城』(79年)の発表です。この映画が日本で公開されると、ディズニーのアニメーター達の間で『日本ですごい作品が出た。すごいアニメーターがいる。』と評判が広がりました。どういう手段を使ったか不明ですが、彼らがフィルムを手に入れ、ディズニー本社内で上映会を行ったというのは非常に有名な話です。

 そして海外のクリエーターへのインパクトを決定付けたのが、89年に公開された大友克洋監督の『AKIRA』でした。それまで海外では、アニメーションというのは、7歳ぐらいの子供を対象にしたものと捉えられていましたが、、『AKIRA』は世界に向かって
【アニメーションは子供のものじゃない】と叫んだ作品でした。表現方法や内容が欧米のそれとは根本的に異なることを知らしめ、一部の日本アニメ・ファンだけでなく、多くの映像関係者に衝撃を与えました。ジェームズ・キャメロン監督は大友氏に惚れ込み『T2』の絵コンテを依頼使用と思っていましたが断念しました。しかし、『T2』には所どころに『AKIRA』の影響が見受けられます。

 この『AKIRA』以降、日本アニメは『日本製』であることを明確に打ち出すようになります。題名や人名などをオリジナルのまま使うことが多くなったのです。『宇宙戦艦ヤマト』にしていても、アメリカ人にはヤマトという名前に抵抗があるので、昔はタイトルが変えられてビデオパッケージ化されていたものが、わざわざ元のタイトルに戻されるようになったのです。『日本製』が逆に『ブランド』になったのです。

 96年8月に押井守氏の『ゴースト・イン・ザ・シェル/攻殻機動隊』が全米の月間ビデオ売り上げで実写映画を押しのけて1位になった頃から、業界の中で宮崎、大友、押井の名前が頻繁に挙がるようになります。

 作品の評価が高まる一方、興行収入はさほどでもなく、ビジネスとしては注目されていなかった日本
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参考文献としてとても役に立つと思いますので、ぜひ探してみてください。


(図書館で借りられるかもしれません)

草薙聡志 著
『アメリカで日本のアニメはどう見られてきたのか』 徳間書店 2003年

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4198617 …

わたしたち日本人が知らないアニメ輸出の歴史、文化的障壁の存在、
ポップカルチャーとしての「ジャパニメーション」の台頭、
TV/ビデオ/映画による普及度の違いなど、その変遷に驚かされる研究書です。


個人的見解でいえば、一般の日本人が思う以上に「文化」として評価されている
面もあれば、報道されているほどは価値観がつたわっていない面もある・・・
というところです。

”Anime/Mangaカルチャー”の発信元である日本で
その影響度が漠然としか認識されていないのは、疑問であり問題なのかもしれません。
                                     
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 たびたびすみません。

No.6ですが、No.7に一部変な所があるので、訂正させてもらいます。

 【『ANIME』とは、英語の『ANIMAION』の略語ではなく、日本語の『アニメ』を示めします。アニメーション分野で専用コーナー設置が許されているのは、ディズニーと『ANIME』だけです。】

 それから、CG技術の進歩によって、アニメでしか描けなかった世界を実写で表現できるようになったため、日本のアニメの手法がどんどん大作に模倣されています。『ハリー・ポッター』シリーズや『ロード・オブ・ザ・リング』などは、見る人が見れば、分かるアニメ技術の援用だらけ、だと言います。

 それから、最近ではハリウッドは『ルパン三世』や『ドラゴンボール』の実写化権を買っています。それ自体は悪いことではありませんが、契約の中には、実写映画公開前までは、オリジナルのアニメの新作を止めるなどの日本勢力を資金力で封じる項目が入っていることもあります。

 
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 すみません、No.6 ですが途中で切り替わったので続きを書かせてもらいます。



 日本アニメの評価がひっくり返ったのが98年の『ポケット・モンスター』の大ヒットです。興行収入でこれまでのディズニー作品の劇場売り上げ最高額を抜き去り、TV視聴率でもナンバー1になり、カード・ゲームやキャラクター商品の売り上げは1兆円に達したとされます。その後『遊戯王』のカード・ゲームがブレイクし、日本のアニメ・カルチャーが一過性のものでなかったことも証明しました。

 現在では、アメリカのビデオ・ショップに行くと、必ず『ANIME』のコーナーが設置されています。
『ANIME』とは、英語の『ANIMATIN』の略語ではなく、日本語の『アニメ』を示します。アニメーション分野で専用コーナーが設置が許。

 また、最近では、日本アニメはハリウッドの実写映画の中身にまで、大きな影響力を及ぼすようになっています。

 大ヒット作になった『マトリクス』では、アクション後に決めポーズをとったり、飛んで来る銃弾を避けるシーンをコマ送りで写すなど、全編にわたってアニメ・テーストが盛り込まれています。プロデューサーは当初、脚本を読んでもどんな映画になるのか理解できなかったため、監督・脚本を務めたウォシャウスキー兄弟は『攻殻機動隊』のビデオを持参し、『これを実写で撮るんだ』と説明したと言います。
 『キル・ビル』は、タランティーノ監督がそのソースを『ブラッド・ザ・ラスト・バンパイア』(押井氏所属のスタジオ)と明かしているほど。『リロ・アンド・スティッチ』も監督が『となりのトトロ』のトトロとメイの関係を真似したと言われます。

 有名な賞や有名人の評価がない作品でも、日本アニメの浸透度はすさまじいものがあります。特に、『美少女戦士セーラームーン』と『ドラゴンボール』は、【世界を制覇した】といっても大げさではありません。フランスでは、放映が始まると空前の大ヒットとなりTVで放映される半数以上が日本の作品になりました。政府が90年に外国製番組の放映枠の上限規制を作ったのは、この二作品が原因とされています。『ドラゴンボール』は現在世界40カ国で放送されていますが、海外での熱狂ぶりは、日本人の想像を超えるものです。インターネット検索エンジンの『LYCOS』で、01年、と02年に全世界で最も検索された言葉は『9・11』でも『ブッシュ』でもなく『ドラゴンボール』でした。二年連続1位は、『LYCOS』始まって以来です。イタリアでは、『釣りキチ三平』が大ブレークし、日本人のことを『サンペイ』と呼ぶ人が増えています。『クレヨンしんちゃん』はラテン系のノリのためか、スペインで大人気で、視聴率は、サッカーのFCバルセロナの試合を凌いだこともありました。あまりの任期ぶりに、現在では、国内の各地域語に翻訳されて放映されています。スペインからの日本観光ツアーの企画には、『クレヨンしんちゃん』の舞台となった春日部がルートに入れられているほどです。
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アメリカに関して言うと、ポケモンや遊戯王が好きな子供もたくさんいますが、一般家庭にまでは浸透していま


せん。
それでも熱烈な日本のアニメファンがいるのも事実。
特に若者にはドラゴンボールや宮崎駿の作品などが人気です。

タイの高校生に会ったことがありますが、ドラえもんやクレヨンしんちゃんなどを知っていました。
これらはアメリカでは見たことがありません。
教育上に悪いと考えるからでしょうか。
ドラえもんは他力本願ですし、クレヨンしんちゃんは言語道断ですから。
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最近、昔に比べて海外のアニメ事情の番組をちらほら見かけています。


これによると、結構受け入れられてるみたいです。
仕事にできるーうんぬんいっていたですし。

自分は、受け入れられていると思います。
海外の友人に聞くと、日本に興味を持ったのはアニメ(漫画含)がきっかけだという人が多いそうです。

ただ、まだ海外ではアニメ(漫画)=子供のもの、家族向けというイメージが強いみたいですね。
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ぼちぼち受け入れられているでしょう。



この質問、「どの程度」と数字を問うものですよね。意見ではなくて。アンケートとしては不適切です。その他(社会)またはその他(趣味)で質問した方がいいと思います。アニメーションというカテゴリが無いのが残念ですが。
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かなり受け入れられていると思います。


私の知る限りでは、
・3年前のアメリカ→セーラームーン、ドラゴンボール
・9月前のアメリカ→遊戯王、犬夜叉
・現在の韓国→コナン、ワンピース、犬夜叉、テニスの王子様
などが放映されています(いました)。
ただし、これらはすべて衛星放送のような有料チャンネルだったと思うので
みんながみんな知っているかといえばそうでもないかも・・・
それでも、ドラえもんやセーラームーン、ドラゴンボールのような超有名作品は
欧米はもちろん、アジア、中東、アフリカでも知られていると思います。
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十分受け入れられてるでしょう。


アメリカはもちろんですが、欧州なんかは日本の様なアニメがないので熱狂的なファンが数多くいます。

どうしても海外のアニメは子供向き、あるいは家族で見られるようなのしかないですからね。日本のアニメは独壇場と言えるでしょう。
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