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江戸時代以前の人は、虫歯がひどくなって神経まで達して激痛が走るようになるとどう対処していたのでしょうか?
あと、メガネがない時代に、本の読みすぎなどで視力が0.1以下に落ちたら日常生活もままならないと思うのですが、どうしていたのでしょうか?

A 回答 (4件)

近代以前は予防歯学として鉄漿(おはぐろ)が使われていました。


鉄漿にはタンニンが含まれ、現在でもその効用は認めれています。
虫歯になると口中入歯師か口中医が治療にあたりますが、口中入歯師というのは元々は仏像を作っていた職人で、つげの木で入れ歯を作っていました。
口中医は医者の内で手先が器用で、歯科治療に興味がある方がやっており、医学的知識があるので、薬剤による痛み止めや抜歯を行ったようです。
実は現在でも東南アジアの国々では、歯の神経の治療が出来ない歯医者も少なくなく、抜歯を中心に治療するので、若い女性でも入れ歯の人がままおり、興ざめすることもあります。

近視などは、江戸時代は元々少なく、以前昭和の近視児童の推移をグラフ化した資料を見ましたら、戦中世代は極端に近視が少なくなっていました。
つまり、近視になるのは目の使いすぎ。
江戸時代は大きな文字で姿勢良く書きましたし、明かりが貴重なので暗いところでカリカリ文字を書くことも少なく、その点は環境がよかったのでしょう。
また多少の近視でも、それほど困るような世の中ではないし、40歳になればそろそろ隠居と呼ばれますから、老眼も仕方ないと諦めたのでは。
極端に悪くなれば、按摩という職があり、金貸しなどが認められて割と保護されています。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。
おはぐろが虫歯予防になっていたのですね。
口中入歯師という職業もあったのですね。

お礼日時:2005/09/21 04:28

治療法に関しては、抜歯が主な治療法でした。


「年齢」という字はどちらも「とし」という意味の漢字ですが、歯がその人の年を表していたから「齢」という漢字は生まれたのです。
現代人の寿命が長い一因には歯科治療の発展があったこともつけ区分けておきます。

近眼がそもそも現代病のひとつなので、江戸時代以前には近眼があまりいなかったでしょう。そもそも、本を読みすぎることのできる環境にいた人間はほんの一握りでしたから。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。
近眼は現代病で江戸以前はあまりなかったのですね。

お礼日時:2005/09/21 04:27

縄文時代の遺跡から出てくる人骨は、かなりが虫歯になっているそうです。


縄文人は、意外と甘いものをよく食べていたそうで・・・
虫歯が悪化して亡くなったと思われる人も多いそうです。

日本じゃないですが、古代エジプトも
虫歯が死因のかなりを占めていたそうです。
こちらは、砂が歯に悪かったからではないかと聞きました。

私が知ってるのはこの程度です。失礼しました。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。
虫歯で死ぬ事もあったのですね。

お礼日時:2005/09/21 04:29

虫歯については七転八倒して痛みがなくなるまで待つしかなかったでしょう。

漢方薬を処方するということもありましたが、神経が死んでしまえば痛みはなくなりますのでそれまでのがまんです。
ただ、明治以前は虫歯の原因になるような糖類はいまのように潤沢ではありませんでしたし、将軍や大名・大身の武士を除いてはいまのように柔らかい食べ物ばかりを食べていたわけではありませんでしたので歯も丈夫で虫歯になることはあまりありませんでした。
また、本は貴重なものでしたからよほどの学者の家系でないとそれほどたくさんの読むべき本もないし、本の読みすぎで視力が低下するようなことはまずありませんでしたが、病気等で視力がなくなったり低下したりすることはありました。
江戸時代にはメガネもありましたが、誰でもがもてるものではなく、正業が出来ないていどまで悪化するか、盲目になれば親族の厄介になるか、あるいは盲人の仲間になって生活するしかありませんでしたが、この世界もカネさえあれば地位を買うこともできました。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。
昔の人も歯磨きしていたのでしょうか・・・

お礼日時:2005/09/21 04:31

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