「当確」だったのに・・

私も昨日昼間の「アッコにおまかせ」を観ていたので、ＴＢＳをメインに選挙速報を観ていました。

で、２回も「当確」を打ち間違えていました。

名前までは忘れましたが、ひとりは完全な票の読み違えで、開票が進むにつれて逆転されてしまったものでした。

もうひとりは比例で当確と言っていたのに、小選挙区での得票数が１０％に満たなかったため、比例での当選が無効になったものでした。

このときは久米さんが解説してましたが、選挙区での得票数が１０％に満たないと、供託金（？）か何かを没収されて、そのため比例名簿からも削除されるので、比例での当選はなくなるのだそうです。

両方のケースとも田丸美寿々さんがお詫びと訂正をしていました。

「アッコにおまかせ」で局のなんとかいう人が「当確」を打ち間違えた場合、自分が飛ばされるかも？とか言っていたみたいでしたが、私が観ていた中で２人も間違えたので、本当に飛ばされるかどうか、そっちの方が知りたいな、と思いながら速報をみていましたので間違いありません。

日本の選挙ではありませんが、２０００年のアメリカの大統領選挙（ブッシュｖｓゴア）のとき、票の手作業での数え直しを巡ってトラブルになったことはご記憶に残っておりますでしょうか。

あの時、日本の新聞社では「ブッシュ当確」と出た際に、各紙一斉に号外を出しましたが、その後のゴタゴタで「当確」が一時消え、新聞社が号外を差し止め、回収に回る、という事件（というほどのものでもないかもしれませんが）がありました。尤も、回収と言っても既に撒かれてしまったものは回収にも限界がありますが。結果としてブッシュが当選で幕を閉じたから（誤報にならずに）良かったものの、もしひっくり返っていたら・・・？

昨日の「アッコにおまかせ」で言ってましてが、ＴＢＳの系列局では、過去の選挙であったそうです。

当確を打つ坦当者が更迭されたりすることもあるようなことを言ってました。

当確は選挙管理委員会が打つわけではなく、各局が独自に、開票状況と出口調査や事前の世論調査などを元に打つものです。
なので、局によってばらつきがあるんです。
局の政治坦当部署の実力が見えてくるということでしょうか。

大阪の放送局、毎日・朝日・関西テレビが大阪17区・西村真悟氏に小選挙区で当確を出していました(西村氏は比例で復活当選。

読売テレビや全国放送で放送されたのかは、解りません。NHKは小選挙区で当選した岡下信子氏に当確を発表し、放送局によって小選挙区の当確が違う時間が結構ありました)
2時ぐらいだと思うのですが、テレビ朝日系列の画面下の議席数表示で共産党の当確議席数が10になっていました(残り議席数が0と表記されていました)。しばらくして共産党が9に戻り、残りが1になり、その後違う党に議席がつきました