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ノーベル賞についての理解を深めたいので質問させていただきます。

ノーベル賞は、賞を受け取った本人や所属団体以外に
どういった方が恩恵を受けているのでしょうか?

日本人がノーベル賞を取ることで、
私のような庶民にも何か良い影響はありますか?

「ノーベル賞=最高の社会貢献」という考えは成り立ちますか?

また、ノーベル賞について日頃感じることがあれば語ってください。
よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

あくまでノーベル財団の評価ですから。


日本レコード大賞のほうがありがたい、という人も多いでしょう。
ノーベル氏本人が、自分の研究成果が「爆弾」というような戦争への利用という形で「実用化」されたことを悔やんで、基礎研究者に貢献したい気持ちでノーベル賞を作ったわけですから、それで名声を得るつもりでは、遺志に背くように思います。

小柴さんなど、賞を貰うこと自体を自慢するわけでなく、それをもとにさらに研究が進められる(日本では基礎研究に対する評価や出資が貧困だから)ことを喜んでらっしゃるように思えます。

逆に佐藤栄作氏の「ノーベル平和賞」は、M徳義塾みたいにD失格じゃないかと思いますが(核兵器を持ち込んでいたことを米軍側が認めているんだから)

日本で最初にノーベル賞受賞した、湯川秀樹氏は、
戦争に負けて「食うことに一生懸命」で「いつ役にたつか判らない」基礎研究なんかしてられるか?
という時代の功績としたら、すごく画期的なことだと思います。

「グローバル」の時代の、受賞者の国籍で一喜一憂する必要はないと思いますが、
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

受賞された人の中でも、時代とともに評価が変わることも
十分あるようですね。

お礼日時:2005/09/18 12:37

ノーベル賞を同国人が受賞することについては、日本の科学水準が認められたのだから、素直に喜んだらよいと思います。


人間が判断することなので判断ミスもあります。日本人として、北里柴三郎(破傷風)、鈴木梅太郎(ビタミン)、山際勝三郎(人工ガン発生)が受賞しなかったのは残念ですが、当時としては日本人がそんな大成果を出せる筈はないとの評価もあったでしょう。
逆に、野口英世が受賞しなかったのは、彼の業績からすれば現在では当然と思われますし、受賞していたとしても「アメリカ」の受賞者として扱われた可能性が大です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

具体的に示していただいてありがとうございます。

お礼日時:2005/09/18 12:35

ノーベル賞級の研究の成果が我々の生活にどのように影響するかということに関しては、その研究の内容によります。


直接的な貢献の有無だけが評価対象になるわけではありません。
自然科学の分野に限っての話ですが、最近の日本人受賞者研究に関してもそのあたりの違いはあります。

2000年白川英樹氏:導電性ポリマーの発見と開発
*携帯電話など、我々の身の回りで広く利用されています。

2001年野依良治氏:不斉合成のための触媒分子の開発
*その手法は医薬などの製造に広く利用されています。有名な例としては、香料のメントールの製造にもその成果が生かされています。

2002年小柴昌俊氏:宇宙からのニュートリノの検出
*基礎研究であり、我々の生活との結びつきは少ないでしょう。

2002年田中耕一氏:生体高分子の構造解析の手法を開発
*これも基礎研究であり、我々の生活との直接的な結びつきは少ないですが、その手法は他の研究を発展に貢献しており、その成果は我々の生活と結びついていると思います。

以上、我々の生活との関わり合いの程度は様々ですが、いずれも学問上の貢献は大きいはずですし、我々の気が付かないところで、生活に深く関わっているかもしれません。

しかし、「ノーベル賞そのもの」が貢献しているわけではなく、その成果が貢献していると言えるでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

基礎研究となると、直接はかかわりませんよね。

お礼日時:2005/09/18 12:34

>例えば、とてもアカデミックでマニアックな分野で貢献して受賞した場合、


それをありがたがってくれる人もアカデミックでマニアックで、
結局、私のような庶民の前にはお目見えしない・・・。

ノーベル賞は、あらかじめ分野が決められています。
マニアックなのは、番外編としてマニアの人達が行っているのはあるそうですが。
あまり関係なさそうなのは、ノーベル平和賞など庶民には影響を感じること出来ませんね。
逆に、青色半導体の発明などその結果LED懐中電灯などが出てきたりしてますね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

なるほど、分野が決まっているんですか。
そうなると、時代によっては評価されなかった人もいるんでしょうね。

お礼日時:2005/09/18 12:33

それは発想が逆です。


社会貢献するような発明、発見、功労されたことを基に与えているのですから。
賞を取ってから貢献するものではありまぜん。
その結果がまだ広まってなければ、これから影響を与えこともあるでしょう。

この回答への補足

ノーベル賞について、もうひとつ質問させてください。

ひょっとして、こういうこともあるのでしょうか?

例えば、とてもアカデミックでマニアックな分野で貢献して受賞した場合、
それをありがたがってくれる人もアカデミックでマニアックで、
結局、私のような庶民の前にはお目見えしない・・・。

ていうか、こういうことの方が多かったりしますか?

補足日時:2005/09/08 16:58
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>社会貢献するような発明、発見、功労されたことを基に与えているのですから。
そういうことでしたかお恥ずかしい(汗

お礼日時:2005/09/08 16:57

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