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僕は今高校1年生で「電子工業科」という科に入っています。

まだ1年生なので「電気基礎」をやっています。
今使っている教科書は
 電気基礎 (上) コロナ社
を使っています。

せっかくこのような科にいることなので、もう少し勉強したいと思っています。

参考書や問題集?のようなものはありませんか?

是非皆さんが使っていた(いる)、「使いやすい」や「おすすめ」 のものを教えてください。
よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

まず、電気回路と電子回路の違いについて答えましょう。


電気回路とは、大きく分けて直流回路と交流回路に分けられます。電気回路の勉強では、比較的大きな回路・・・例えば送電線などを扱います。扱う電圧も大きいです。
一方、電子回路とは比較的小さな回路です。扱う電圧も小さいです。この電子回路は、大きく分けてアナログ回路とディジタル回路に分けられます。アナログ回路とは、扱う信号が連続的なものです。これを勉強すると、スピーカーがどうやって音を大きくしているかなどが分かるようになります。

ディジタル回路とは、パソコンなどにも組み込まれているチップについての基礎勉強です。扱う信号が連続的ではなく、「0と1の2つの値しか使わない」といったものです。この勉強は、LSI(大規模集積回路)などの設計の第一歩です。

以上のように、電気回路と電子回路は電気系の中枢をなします。この科目が基礎となり、通信工学や光エレクトロニクス、エネルギー工学、プラズマ工学・・・などといった応用分野の勉強へと繋がります。

supersiliconさんが現在まで習ったのは、電気回路の直流分野です。これから習うのは電磁気学の基礎部分ですね。「交流」は数学を使う部分が多いので、おそらく後の学年で習うのでしょう。

電気電子分野というのは非常に広い分野です。つまり、扱う領域が広く、覚える事も多いのです。機械科(ハード)の要素と、情報科(ソフト)の要素が混ざっているのです。
電子工業科ではどうか分かりませんが、私の大学では、発電に関わる電力工学の講義もあれば、マイクロコンピュータ実習、LSI設計実習などプログラミングの講義もたくさんありました。やはり、電気という分野は広いのです。ですから、この分野の人間は社会から必要とされる場合も多いと思います。今はどんな所にも、電気は使われているのですから。

さて、ではアドバイスを。
工学系において基礎は絶対疎かにできません。分からない事は学校の先生に聞いてでも納得するように心がけましょう。数学・物理は計算問題が多く、演習問題が重要です。少しでも多く演習問題を解くようにして、理解を深めましょう。教科書で物足りなければ、書店で問題集を探すのも良いです。その時には、解説が詳しく載っているものが良いです。
学年が上がるにつれて、「実験」や「実習」があるかと思います。これは非常に重要です。

最も重要なのは、その分野に興味を持つ事です。ですから、その分野の雑学的なこ本を読むのも楽しいですし、知識を広げる事もできます。例えば、身近で利用されている技術などに目を向けてみるのも良いでしょう。携帯電話やディジタル家電は、電子工学の技術が詰まっています。

例えば、図解雑学シリーズ。アマゾンで「図解雑学」と検索すればたくさんHITします。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4816333 …
このシリーズは他分野にわたりますが、電気電子系の巻がたくさんあります。たまーに、中古店に行っても置いてあったりします。こうした本で、教科書と実生活の隙間を埋めれば、より楽しくなりますし、勉強も進みます。難しい事に急に手を伸ばさず、まずは基礎を固めて、色々な事に興味を持ちましょう^^

最後に、入門者にお勧めの書籍(参考書として)は以下のものです。
はじめての電気回路
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774109 …

はじめての電子回路
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4774114 …
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民間企業勤務ですが、いちおう工業高校と職業訓練指導員の免許もあるので、アドバイスします。


電子科は昔は回路設計と無線通信に大きく分かれていました。今は電子回路(アナログ、ディジタル)、マイコン応用、ソフト設計(特にファームウエアや4ビットマイコンなど)、インターネットやケータイなどの通信、の3分野が大きな活躍範囲です。3年間で学ぶ内容も大体そうなっているはずです。

1年目はこれらの技術の大まかな内容を学んでいるはずですが、自分の得意とする分野に次第に進んでいくことになるでしょう。

30歳、40歳になって中核のエンジニアとして活躍したいのであれば、電気回路、電子回路、論理回路は完全にマスターしておくことです。これらは技術が進歩しても基本として使える考え方を含んでいます。数学が多く一番苦手だとおもいますがこれをクリアすればあとは楽になります。
勉強を進めるのに役立つのは資格取得です。年1-2回しかチャンスが無いので計画的に勉強しなければなりませんが、これだけやれば合格できると言うのがはっきりしているので励みになります。たぶん先生に相談して、資格取得のチャレンジ宣言すればきっと応援してくれるはずです。資格は就職時に絶大なパワーになります。また、資格を取るということはプロとしての義務感も生まれます。

高校3年までに少なくともとっておいたほうが良い資格は、
・アマチュア無線か特殊無線技士(電子回路と無線通信の基礎が学べる)
・情報処理技術者試験のシスアド

これらのテキストはせいぜい数千円です。参考書にもなりますし、マイペースで勉強を進めることができます。

ぜんぜんわからなくても、とにかく我慢してテキストを最後まで読んでみることです。そしてそれを数回繰り返すとなんとなくわかってくるようになります。ここまでくるとあとは合格一直線です。

チャレンジしてとったほうが良いのは
・電気工事士か第3種電気主任技術者
・基本情報技術者

です。電子系の資格取得については兵庫県立神戸工業高等学校の情報技術科 西川 敏弘先生が詳しいページを作っています。

工業高校でも繰り返し勉強すれば1陸技(1級陸上無線技術士)も可能ではありません。20歳くらいまでに自力で取れれば、大卒待遇で公務員になる道もあります。通信工事会社なら海外のプロジェクトで活躍することもできるでしょう

情報系でネットワークスペシャリストまで取れればネット業界で学歴に関係なく活躍できます。

ぜひがんばってください。


もうひとつの重要な点はモノをじっさいに「いじって」みることです。電子工作、ロボット製作、プログラム製作のいずれでもOKです。頭で考えるだけでなく実際にモノを動かす方法を知るには実験、実習が必須です。

参考URL:http://jf3mxu.wisnet.ne.jp/licence/
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電子工業科という名前から、だいたいのカリキュラム予想はつきますが、その内容を少し書いていただければアドバイスできます。

例えば、○○という講義があります、○○実習があります、などとあればアドバイスしやすいです。私は大学で電気電子工学を専攻しましたので、幾分かお役に立てるかもしれません。

#1の方もおっしゃるように、電気電子分野において、数学は非常に重要です。特に重要なのは、微分積分、複素数、三角関数、ベクトルといった項目です。しかし、高校一年生の質問者さんは、これらの分野は未だ習っていません。これらは普通科の高校では1年生の後半~2年生くらいから習い始める分野です。

質問者さんが電気基礎という科目をやっているのならば、その中で出てくる内容や問題は、数学を駆使せずともできるような内容なのかもしれませんね。

電気電子関係の科でしたら、おそらく「電気回路」「電子回路」「電磁気学」が主軸になります。高校レベルではどの程度までやるのか分かりませんが、上記に述べたように、科目名や、今やっている内容などを教えていただければアドバイスしやすいです。

この回答への補足

今までやったのは。
オームの法則 直列回路並列回路の計算 ブリッジ回路 導体の抵抗 電力と電力量 キルヒホッフの法則です。、キルヒホッフの法則はまだやっていません。

これからやるのは、電池 磁気 電流の作る磁界 電磁力 磁気回路 電磁誘導 インダクタンスの基礎 静電気 電界 コンデンサ 放電現象 
とシラバスに書いてありました。

疑問に思ったのですが、「電気回路」と「電子回路」は何が違うのですが?

補足日時:2005/09/02 22:38
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複素数、微積分、三角関数を先に勉強すべきでないの。

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