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『このミステリーがすごい!』で1位になった作品を2つ続けて読みました。

・2004年度版の『葉桜の季節に君を想うということ』歌野晶午
・2005年度版の『生首に聞いてみろ』法月綸太郎
です。

すごい!と思えませんでした。本当にすごいミステリーが読みたくて1位になったものを読んでみたのですが、2位以下はもっとすごくないのでしょうか。

皆様の見解と、「いや、『このミステリーがすごい!』1位の作品(入賞の作品でも可)はすごいよ!!」というものを教えて下さい。

ちなみに私がすごい!と感じた1位の作品は、
・『私が殺した少女』原 尞
・『マークスの山』高村薫 
・『永遠の仔』天童荒太
・『模倣犯(上・下)』宮部みゆき
すごい!ではないけれど、面白いなぁと思ったのは、
・『奇術探偵曾我佳城全集』泡坂妻夫
です。
よろしくお願いします!

A 回答 (6件)

私も1位になった作品が、必ずしもすごく面白くなかったです。


「葉桜~」も、登場人物のある条件がどんでん返しのつもりなんだろうけど、これからの世の中、それが当たり前になるかもしれませんしね。
私は、下手にどんでん返しで読者を驚かせようと見え見えの作品より、キャラが立っている作品の方が好きです。

2位、3位の作品の方が好きだなということもあります。「荊の城」より「ダ・ヴィンチ・コード」の方が好きでした。結局は個人の好みの問題です。
うるさいミステリーファン全員に、支持される作品なんてないってことです。

反対に誰が見ても駄作というのは、あるかもしれませんね。「このミステリーがこすい」なんて雑誌があってもいいかもしれません。

監察医の上野正彦氏が、ミステリー作品を法医学的に整合性があるか検証した本があって、横溝作品はハチャメチャだとか。現実を知っている人の話は、作り話より面白かったりします。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

スティーブン・キングをずっと読んできたのですが、キングの作品では、読書している間中、物凄い恐怖心に捕らわれるため、深い深い“耽読!”を味わえるので、ミステリでもそんな気分を味わいたいのです。

そういう意味でキャラが立っている作品の方が・・・、と言うのはとても分かります。
設定に頼りすぎて、人物がペラペラしているのはあまり感情移入できません。

「このミステリがこすい!」があれば、「すごい!」と合わせて検証して本を選べるんですけどね~。

とにかく、ありがとうございました!

お礼日時:2005/08/30 22:44

「葉桜の季節に君を想うということ」は、


私もあまりたいしたことないなあと感じました。

「永遠の仔」はすごかったと思う。
「模倣犯」は手ごたえはあり。
1位でなく2位だったと思いますが、
「GOTH」は好きです。

「半落ち」はぼちぼち。

あと9位ですが、「ハサミ男」はなかなかすごいかなと。
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この回答へのお礼

『葉桜の季節に君を想うということ』はどこが支持されて1位なのでしょうか。ミステリ初心者には分かりません。

『模倣犯』はすごいと思いました。
今でも暗い事件が起こるたびに被害者家族の事に思いを馳せてしまうのは、あの小説の影響だと思います。

『ハサミ男』は面白いらしいですね。友人にも薦められました。

ありがとうございました。

お礼日時:2005/08/30 22:50

このミス1位で


「すごい」と感じたのは
1994 シンプル・プラン スコット・スミス
2004 荊の城 サラ・ウォーターズ
1999 永遠の仔 天童荒太

「かなり面白い」と感じたのは
1998 レディ・ジョーカー 高村薫
1997 フロスト日和 R・D・ウィングフィールド
1996 死の蔵書 ジョン・ダニング
1993 マークスの山 高村薫
1989 羊たちの沈黙 トマス・ハリス
1995 女彫刻家 ミネット・ウォルターズ

「普通」と感じたのは
2001 模倣犯 宮部みゆき
1997 OUT 桐野夏生
1992 骨と沈黙 レジナルド・ヒル

「何でこれが?」と感じたのが
1989 私が殺した少女 原リョウ
2002 半落ち 横山秀夫
2000 ポップ1280 ジム・トンプスン

他は未読です。

1位以外で面白かったのは
2/1  ボーン・コレクター  ジェフリー・ディーヴァー
2/1  緋色の記憶  トマス・H・クック
(以上「すごい」)
8/1  犯人に告ぐ  雫井脩介
2/1  夜のフロスト  R・D・ウィングフィールド
7/3  死の記憶  トマス・H・クック
(以上「かなり面白い」)
左側の数字がこのミスの順位、右が週刊文春の順位です。
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この回答へのお礼

わ~い、沢山あげていただいてありがとうございます。

実はホラーファンで、ミステリはあまり読んでいないので、はまる、すごいミステリを読みたいとずっと思っていました。
(なので、何故これが1位に選ばれるの?こんなもんなの??と疑問に思った訳です。)
読んだミステリは日本の作家が多いので、海外ものにもチャレンジしようと思います。

ありがとうございました♪

お礼日時:2005/08/30 22:24

読み手次第なので何とも言えませんが。


法月氏の作品は癖があるので、その癖になれないと面白さはわからないと思います。
法月氏の作品なら短編作品の方がいいかもしれません(紹介されている作品は未読ゆえ長さはわかりません)


本当に凄いと思う作品は自分が凄いと思ったものであって、他の方の選んだものではないと思います。


私はバカミス系がある意味凄いなぁ…と思って読んでいます。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
バカミス系って、西澤保彦さんの『解体諸因』とかですか?

とにかくありがとうございました。

お礼日時:2005/08/30 22:17

#1です。


「このミステリーがすごい」のうちではありませんでした。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
『奇想天を動かす』は、「このミス」にありましたよ!

島田荘司さんは、『涙流れるままに』だけ読んだ事があり、そこで止まってます。
占星術は好きなので、『占星術殺人事件』を読んでみようと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/08/30 22:11

島田荘司作品がすごいです。


「占星術殺人事件」
「奇想天を動かす」
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