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TLCをPaulyで分析したのですが、
化合物をラクタム化したら、色がラクタム化する前と微妙に変わりました。
色の違いは何種類とか決まっているのでしょうか?

また、標品も同時にスポットしたのですが
これから何が分かるのでしょうか?
ヒスチジンとαケトグルタル酸をスポットしたのですが、オパイン化合物と何か同じRf値の結果がでるのでしょうか?
どうかよろしくお願いしますm(__)m

A 回答 (2件)

追加の回答をいたします。


小生が普段扱っておりますものと、あまりにも違いますので、流儀の違いがあるかもしれないということをあらかじめご了承下さい。それと、Pauly試薬、その他、そちらで取り扱っておられる物質に関しては、当方は素人同然で、かえって混乱させてしまってもいけませんので、TLCによる同定についてのみ、追加致します。

我々の分野では、TLCのRf値は目安程度にしか考えません。つまり、RF値を計算するよりも、1枚のTLCプレート状に、並べてスポットして比較します。すなわち、試料と標品を同一プレート上で展開します。
それでも判別が付かない場合には、重ね打ちをします。すなわち、(試料)、(試料+標品)、(標品)の3個のスポットを付けて展開するわけです。中央のスポットが単一になるかどうかを見るわけです。単一になれば、同一である可能性があることになります。単一にならなければ、別の物質ということになります。したがって、Rf値の誤差を議論することはありません。

Pauly試薬に関してですが、Pauly reagentで検索すると、いくつか英語の文献がヒットしますので一例を挙げておきます。
どうやら、反応としては、ジアゾカップリングを行っているようですので、比較的反応性の高い芳香族化合物(フェノールなど)が検出されることになると思います。

少しでも、参考になれば幸いです。

参考URL:http://aem.asm.org/cgi/content/full/66/11/4877
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この回答へのお礼

ありがとうございました。おかげで参考になり大変感謝しております!

お礼日時:2005/08/10 17:32

質問の意味がわからないところが多々あるのですが、わかる所だけ回答します。


>化合物をラクタム化したら、色がラクタム化する前と微妙に変わりました。
*一般に化学反応が進んだときに色が変わることは良くあります。その原因が何であるかわからないことも良くあります。本件も、何かわからない、微量の副生成物によるのだと思います。いい加減なようですが、通常はそれを無視しても何の支障もありません。

>また、標品も同時にスポットしたのですが・・
*比較同定のためです。展開後、スポットが標品と同じ所に移動していれば、同じ化合物である可能性があります。

>同じRf値の結果が・・・
*Rf値が異なっていれば別の化合物であり、Rf値が同じであれば同一の化合物である「可能性」があります。ただし、同一である「証拠」としては不十分です。なお、展開の際の条件の違いによってRf値は異なってきますので、その精度にも注意が必要です。

TLC分析の目的、意味、限界を理解して下さい。そうすれば、ご質問の答えも明らかになってくるはずです。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
質問が分かりにくくて申し訳ありませんでした。

標品は、比較同定以外にも流したりするのでしょうか。ただ、実験操作がうまくいってるかとかの理由で。今回流したオパインと、ヒスチジンとかとを比較しようがない気がしたので。

また、Rf値についてですが、
どれくらいの誤差までだと、同一である化合物の可能性になるのでしょうか?

Pauly試薬にて、発色させる場合、
どういう化合物が茶色や黄色になるとか分かるのでしょうか?Pauly試薬については中々探しても見つかりません・・・

補足日時:2005/08/09 15:02
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