第二次大戦を背景にした映画

黒木和雄監督の作品に、戦時下に生きる人々を描いた「戦争レクイエム三部作」というのがあります。

第一作は原爆投下前日の長崎を舞台にした、「TOMORROW　明日」
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=1 …

第二作は爆撃で死んだ親友に負い目を感じなら生きる少年を主人公にした「美しい夏キリシマ」
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=3 …

第三作は広島の原爆投下で亡くなった父の亡霊と暮らす娘の数日間の話「父と暮らせば」「http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=3 …

この三作はtamegorouさんの求めているような映画だと思います。

「私は貝になりたい」

古いものですが（昭和３３年ごろ）フランキー境主演の社会派ドラマです。二等兵として戦争に従軍し、上官の命令で仕方なく捕虜に槍を突き刺したことで裁判にかけられ、死刑になるまでを描いているドラマです。
何年か前に、所ジョージ主演でリメイクされて放送されたので御存知かもしれません。

http://www.discas.net/d/d/s?ap=c_goods_detail&go …
http://cinema.intercritique.com/movie.cgi?mid=9639
活きる (1994/香港＝中国)Huozhe
To Live
ー邦画ではありませんが、条件はクリアしています。

３０年ほど前にテレビドラマとして放送された、「慟哭の花」・・ひめゆり部隊の話ですが、白黒放送で沖縄戦をとおして、戦争のおろかさ、むごさを表現した秀作でした。

二度と再放送はないだろうし、このドラマを覚えている人も少ないだろう、ＤＶＤ化されたら必ず揃えたい。アニメンタリー「決断」も捨てがたいですね・・・。
「零戦燃ゆ」・・・「浜～～～いくぞ～～」というラストのセリフ・・そして、石原裕次郎が歌う「黎明」・・泣きました！
長崎原爆を描いた「この子を残して」
映画パンフに書かれていた、「この下駄を使ってください・・原爆で亡くなった娘がはいていたんです・・と年老いた婦人が差し出した・・・。の一言・・。忘れられません。

No.２です。

「その時代を生き抜いてきた人たち」と、ある意味では言えるかも......と思った洋画を１本。

イタリアの女性監督、リリアーナ・カバーニの「愛の嵐」。
元ナチス親衛隊の生き残り将校だった中年男性（ダーク・ボガード）と、戦時中、彼に異常な性愛関係を持たされた美しいユダヤ人女性（シャーロット・ランプリング）が、運命のいたずらで再会。激情に流された二人は、許されない愛の日々へ戻ってしまい......という物語です。

火垂るの墓（アニメ）

零戦燃ゆ

両方とも泣ける映画ですよ。

Ｎｏ10ですが、もう一本だけ紹介させてください。

ただし洋画ですけど。

戦後初のドイツの戦争映画に「橋」という作品があります。実話を基にした作品で主人公はドイツの田舎町の少年たちです。
戦線が自分たちの暮らす田舎町にも近づいてきたことで、ごく普通の高校生たちが戦局に巻き込まれていく話です。
戦闘場面は後半でかなりあるのですが、普通の戦争映画の戦闘シーンとはまったく違うので、機会があればぜひ見てください。
ＤＶＤにはなっているものの、レンタル店にはないかもしれませんけど。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000066 …

思いつくところは、ほとんど既出なので・・・

「上海バンスキング」
http://www.shochiku.co.jp/video/dvd/da0307.html
深作欣二監督　風間杜夫、松坂慶子らが出演したものと、吉田日出子が出演しているものがあります。

「少年時代」
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=1 …
藤子不二雄Aの漫画を映画化。疎開した少年の物語です。

「瀬戸内少年野球団」
http://www.takara-univ.ac.jp/movie/aiueo/se/kaku …
終戦直後から数年間の話しになります。夏目雅子の遺作となった映画です。

「野ゆき山ゆき海辺ゆき」
http://www.discstation.co.jp/VSShop/cgi/DS_goods …
少しコミカルタッチな部分もあります。大林宣彦監督です。

「八月の狂詩曲(ラプソディー) 」
黒沢明監督。リチャード・ギアが出演し、話題になりました。原爆を体験したおばあちゃんが昔を回想する物語です。


「ひめゆりの塔 」「あゝひめゆりの塔 」
内容はご存じかと思います。
後藤久美子 主演のものが最新作だと思いますが、過去に何度も映画化されています。

洋画でしたら「太陽の帝国」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005V …
スピルバーグ監督で、中国で両親とはぐれた少年が、収容所で生き抜き、成長していく姿を描いています。

今思いつくのはこれぐらいですね。

「きけ、わだつみの声」

http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD27851/index …

その時代を生き抜いた…とは違うかもしれませんが演劇の方でも有名で国連でも公演された作品の映画版。
「ＷＩＮＤ　ＯＦ　ＧＯＤ」
http://www.doblog.com/weblog/myblog/6480/1582377

日本映画限定なのでしょうか？

アニメですが「火蛍の墓」
アメリカ映画でしたら「シンドラーのリスト」
古いところでは「サウンドオブミュージック」
やはり古いけど私がお勧めするのは「大脱走」です。