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 日本語を勉強している中国人です。インドのタゴールさんの有名な一文「Let life be beautiful like summer flowers and death like autumn leaves.」は、中国で「使生如夏花之絢爛,死如秋葉之静美」ときれいに訳されています。タゴールさんのこの名文を美しい日本語に訳したいのですが、うまく訳せません。きれいな和訳があれば、教えていただけないでしょうか。よろしくお願いいたします。

 日本語を何年間も勉強していますが、まだ文章がうまく書けません。質問文の中で不自然な表現があれば、それも併せて指摘していただければ助かります。よろしくお願いいたします。

A 回答 (10件)

  一読してニュアンスからこんな文章が浮かびました。

因みに当方は英語も生活言語ですが…

  「夏の花の如く艶やかに生き、秋の枯葉の如く穏かに終りを迎えよ」

 
 文中の beautiful ですが、時には潔さから来る美しさを指してみたり、静けさの中にある調和を指してみたりと発言者の気持ちで置き換える言葉が多岐に渡ります。この文中では生きる事への執着は無く、「しっかり人生を満喫し潔く終わりを迎えなさい」と言う意向を感じますので、「穏かに」と付けても良いかなぁと思いました。留学生さんとの事なので、変換してない文章を添えます。
「なつの はなの ごとく あでやかに いき あきの かれはの ごとく おだやかに おわりを むかえよ」

  何分、タゴール氏を知らないですし思想も判らないので、的確であるかの自信はありません。因みに質問文は難なく理解できました。不自然には感じませんでした。察するに綺麗な日本語訳が出来ないのは、短いけれど大変奥行きがある思想的な文章である点だと思います。抽象的な文章は翻訳の際にはほとほと手を焼きますね。 より良い文章への参考になりましたら幸いです。
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この回答へのお礼

 ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。とても気に入るきれいな訳文です。大変いい参考になりました。
 本当にありがとうございました。

お礼日時:2005/08/06 11:29

この英語は、タゴール自身による英語訳ですかね。


原語のベンガル語とは、確かに異なるそうですが、しかし、日本にはベンガル語を熟知された方は少ないようです。
こんなサイトがありました。
http://info.linkclub.or.jp/nl/2003_05/life.html

参考URL:http://info.linkclub.or.jp/nl/2003_05/life.html
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この回答へのお礼

 ふたたびありがとうございます。インドの言葉はベンガル語という言語ですね。ネットで英語しか見つからなかったので、インドの言葉は英語だと勘違いしました。URLは大変いい参考になりました。
 いろいろ本当にありがとうございました。

お礼日時:2005/08/07 09:47

こんにちは。

 

仕事柄いろいろな言語を勉強しました(残念ながら、中国語とインドの言葉はまだです)が、私が外国語の和訳で常日ごろ感じているのは、
「一度他の言葉に訳されたものを和訳したのでは、本来の意味が失われてしまうことが多い」
ということです。

他の皆様の回答を見ていて「皆さん上手に訳されているなぁ」と思いましたが、英語訳を日本語に訳した方と、中国語訳を日本語に訳した方とで、和訳の”ニュアンスが違っている”ことにお気付きになったでしょうか?

単に”綺麗な和訳”というだけで良いのであれば、既出の回答の中からawayuki_ch さんのお好みでお選びになったらいいと思いますが、「原文の”ニュアンス”も踏まえた和訳」をご希望であれば、(Tagoreが書いた時に使用した、インドの言語のままの)原文から直接、日本語に訳さないとダメだと思います。
このサイトを見ている人は大勢いますので、インドの言葉がわかる方もきっといらっしゃるはず・・・。 原文を載せてみてはいかがでしょう?

それから、awayuki_ch さんの日本語、と~っても自然で、きれいな日本語だと思います。 何も書いていなければ、皆、日本人が書いた文章だと思うと思いますヨ! 
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この回答へのお礼

 ご丁寧に教えていただき誠にありがとうございます。私はよく「使生如夏花之絢爛,死如秋葉之静美」という中国語を本から読みます。美しいなといつも思っています。先日、またこの言葉を読んできた時に、作者のことを調べたくなり、やっと作者はタゴールさんであることが分かりました。
 インドの言葉は英語ではないんですね。恥かしいですが、タゴールさんの原文は「Let life be beautiful like summer flowers and death like autumn leaves.」だと勘違いしました。タゴールさんが書いた時に使用した言葉は、インドの言語ですね。大変いい参考になりました。「翻訳は破壊でもある、創造でもある」はどこかで読んだことがあります。確かにそうですね。
 日本語はまだ下手です。これからもがんばります!本当にありがとうございました。

お礼日時:2005/08/07 09:39

日本語の訳は難しいですね。

ひとつには、死生観の違い、それから美意識の違いもあります。
またそれぞれの人の感受性の違いを表現する方法が多種存在する上に、表現形式(口語、文語、定型詩、散文)もいろいろですね。
訳自体は、みなさんの素晴らしい回答で提示、引用されたものを参照していただきましょう。

夏の花の絢爛さは、言うまでもないですね。絢爛は、そのまま日本語でも、同じ意味です。
一方、「秋葉之静美」は日本語で置き換えると「落ち葉」ではないですね。「紅葉(あるいは黄葉)」の輝くような静けさの中の美しさですね。

映画の「英雄(HERO)」の中で胡楊林での飛雪と如月との黄金色の黄葉の中での戦いは美しかったですね。
あのように、きらびやかな輝いて死を迎えたい、と思うのが本来の訳のように思います。
日本語で「落ち葉のように死を迎える」という「わびさび」風な訳ではないと思いますが、いかがでしょう。
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この回答へのお礼

 いつもお世話になっております。
 ご丁寧に教えていただき誠にありがとうございます。「英雄」の中の黄葉の中での戦いは、深く残っています。美しかったですね。大変いい参考になりました。
 本当にありがとうございました。

お礼日時:2005/08/07 09:20

こんにちわ(/は)。



>「Let life be beautiful like summer flowers and death like autumn leaves.」
(美しく生きよう夏の花の如く、美しく死のう秋の落ち葉の如く)。
utsukushiku ikiyou natsunohananogotoku,utsukushiku shinou akinoochibanogotoku.

意訳:(生きていきましょうよ夏の花のように豪華絢爛思いっきり美しく、死んでいきましょうよ秋の落ち葉のように最後まで立派に成し遂げながら美しく・・・思い残すことは無いように)。
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Let で始まる英文は中国語の「使」と同じ作用をします。
意味は、~させる、~するようにする、~しよう・・・などです。
したがってこの一句は、タゴールさんの人生訓(jinseikun)・人生観(jinseikan)を述懐(jukkai)していて、且つ(katsu)一般の人々に啓蒙(keimou)しているわけですね。
"Let ~ be beautiful"は"death like autumn leaves"にも被さっています。"被さる(kabusaru)"を言い換えると、及(oyo)んでいる という意味になります。英語のoverlap のことです。中国語文でもオーヴァーラップした形態で訳されています。

*美しく:外観的・内面的・精神的・道徳的なものも含まれています。醜く(minikuku) の反対語です。
*生きよう:生きて行こう。生きて行きたい。生きて行きたいものだ。(自らの気持ちを述べています)。
*~の如く:~のように。~みたいに。(比喩の形式です)。
夏の花:豪華絢爛・華やかさ・生命力 の比喩語です。
落ち葉/落葉:憂愁の美(yuushuunobi)を飾る の比喩語です。「有終完美」。
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高名(koumei)な日本人の先人(senjin)が翻訳した文には、原文に有る"死"の部分の直訳を避けて敢えて(aete)他の言葉に置き換えることがよく有ります。これは日本人の生活習慣というか人生観が作用しています。"死"は喜ばしい出来事では有りません、できることなら避けて通りたいと思う日本人が多いことから来ています。すなわち現実を直視することを避けたがる性格がそうさせていると思われます。また直接表現を忌諱(kii)する性格もあります。それはとても麗しいことでは有りますが、学問として外国文学をそのように翻訳してしまうと作者の真意が伝わらなくなってしまうことにもなります。わたしの翻訳文は一般的日常語で書きました。

掲題の句は、Rabindranath Tagore(1861-1941):インド語のベンガル語発音でロビンドロナト・タクルの一般人民の農民生活に密着した人生観溢れる詩ですね。中国名で、泰戈尓Taige'erですね。
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>「使生如夏花之絢爛,死如秋葉之静美」
(夏の花のきらびやかに美しきがごとく生きよう、秋の葉の静かに美しきがごとく死んでいこう)。
"が"は強調の助詞です。無くても可。

以上、つたない解説ですがご参考まで(^^♪。
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この回答へのお礼

 いつもお世話になっております。
 ご丁寧に教えていただき誠にありがとうございます。細かい説明までも書いてくださって、とても助かりました。翻訳テクニックも大変いい参考になりました。
 本当にありがとうございました。

お礼日時:2005/08/07 08:58

「命ある時は夏の花、老いては秋の落葉、共に美しくあれ」



<人生を花に例え、命ある時は、美しく輝き、死にゆく時は、美しく横たわれ>と
いっているのでしょうか? beautiful をどう日本語にしたらいいのか、難しいですね。

恥ずかしながら、タゴールという人物を初めて知りました。
数々の名言を残されている方ですね。
これを機に少し理解を深めてみようと思います。

http://meigen.poke1.jp/w-tagore01.html

http://www.ningen-rekishi.co.jp/details/4-89007- …
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この回答へのお礼

 ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。和訳がきれいで、大変いい参考になりました。
 私もタゴールさんの名前だけ知っている程度です。「使生如夏花之絢爛,死如秋葉之静美」という中国語はよく本から読みます。美しいなといつも思っています。作者は中国人だと思いました。先日、またこの言葉を読んできた時に、作者のことを調べたくなり、やっと作者はタゴールさんであることが分かりました。
 参考サイトも非常に助かりました。これをきっかけにこれからゴールさんの作品を少し読もうと思います。
 本当にありがとうございました。

お礼日時:2005/08/06 23:19

人は生きては夏の花が絢爛のように、


死は紅葉が静美のように美しくさせる。

きれいな和訳ではありませんが、わたし
であれば此のよう訳します。
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この回答へのお礼

 ご丁寧に教えていただき誠にありがとうございます。非常にいい参考になりました。
 本当にありがとうございました。

お礼日時:2005/08/06 11:45

 #2です。


 ↓なんだか私の日本語もおかしいですね。

 「生は夏の花の如く華麗に美しく、死は秋の落葉の如く静かで美しくあれ。」

 の方が日本語としてはいい気がします。
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この回答へのお礼

 ふたたびありがとうございました。

お礼日時:2005/08/03 17:00

 「生は夏の花の如く華麗に美しく、死は秋の落葉の如く静かで美しくしなさい。



 漢文そのままの意味だとこうなると思うのですが…。

 でも、これでは直訳になってしまいますね。
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この回答へのお礼

 ご親切に教えていただき誠にありがとうございます。特に、「如く」、「華麗」、「落ち葉」などの表現は非常にいい参考になりました。
 本当にありがとうございました。

お礼日時:2005/08/03 16:58

生活が夏の花や紅葉のように美しくありたいって感じでしょうか?

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この回答へのお礼

 早速のご返事ありがとうございました。

お礼日時:2005/08/03 16:50

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