女性ファッション誌の表紙

　No.1 です。

こちらこそ質問の意図を取り違えてしまい、失礼いたしました。

　同じ雑誌における表紙タレントの違いですが、多少の違いは生じるかも
しれませんが、純粋に表紙のみの起用では、大きな差にはならないでしょう。
たとえば平均で 50 万部の売り上げがが 55 万部にはなるかもしれませんが、
70 万部とかに増えることはないでしょうね。

　ただ、その表紙タレントに関係した一大ファッション特集などが組まれて
いれば話は別です。「 あゆのワードローブ、本誌だけに大公開！ 」みたいな
特集があれば、その内容の力で売れることはありえます。

> 実際モデルと歌手のどちらが表紙を飾ったほうが売り上げはのびるのでしょうか？

　これは売り上げではなく、あくまでインパクトの話ですが、その雑誌を
背負って立つような専属モデルがいるのであれば、モデルさんを使うのが
ベターでしょう。たとえば CanCam の山田優とか蛯原友里がそうですね。

　歌手（ タレント ）の場合、No.2 さんがご紹介されたように、事務所が
露出のタイミングを計って、各雑誌にいっせいに登場させることがあります。
読者に対しては「 最近はどこに行っても○○を見るなあ 」というイメージを
与えることが可能です。

　また雑誌側から見ると「 ウチの雑誌は○○も出演するほどメジャーですよ 」
というポジティブなイメージを演出することが可能です。つまり人気歌手や
タレントを起用するのは、ライバル誌に負けないための方策なんです。

　ですので、このタイミングに反して専属モデルを表紙に載せているとしたら、
タレントに頼らないほどのブランドを確立できているか、もしくはタレント側に
登場してもらえなかったかであり、同じように見えて天と地の差がありますね。

> この人が表紙なら売り上げ上昇確実っていう人

　売り上げではなくインパクトで言えば、読者に人気の専属モデルという
のが答えかもしれません。最近、某誌が中山美穂を起用したり、大塚愛が
一部のファッション誌に登場したりしていますが、売り上げに寄与したと
いう話は聞いていませんねえ。

女性雑誌の表紙を飾る人は、その雑誌の対象者とシンクロする人を起用することが多いようです。

30代独身女性対象なら、表紙も30代独身タレント・文化人というように。
不勉強で実証した研究はしりません。
購入を考える人は同じ立場の有名人にセンシティブでしょうから、売り上げには影響するだろうと思います。

ファッション誌っていうのが　何をさしているのか　よくわからないまま　回答します

表紙が　いつも　同じ人　というと
黒田知永子「ＳＴＯＲＹ」
を　思いつきます
多分　「ＳＴＯＲＹ」は　彼女を　イメージキャラクターにしたことによって　売り上げ上昇したと思います

私は売り上げに貢献してると思います。

実際表紙は旬な方、話題の方、人気のある方を起用します。
何故かと言えば「眼をひきたい」からです。
普段は買わないのに、好きなタレントやモデルなどが表紙にあれば
手に取るではないですか。たいがい表紙の人物は特集組まれますし。

以前殆どの雑誌の表紙を浜崎あゆみが埋め尽くした事があります。
それは彼女の策で、企画として雑誌社側に依頼した訳ですが、
それほど雑誌の表紙には力があるのです。

ちなみに私は出版関係。

> 女性ファッション誌の売り上げは表紙で決まる

　私はその意見に否定的です。女性ファッション誌は基本的に
月刊誌ですが、月刊誌の売り上げは内容で決まります。とくに
女性誌は単価が高く、しかも併読率が低いので、多くの読者は
数誌の内容をじっくりと見比べて、購入しています。

　また多くの女性誌では、表紙モデルに年間を通じて同じ人を
起用しています。「 ○○の表紙が目印 」という差別化を図る
ためです。この場合、毎号表紙が同じなのですから、表紙で部
数を伸ばすことは基本的にできません。

　昔、ａｎａｎ が過激な表紙で話題になったこともありますが、
ご存知の通り ａｎａｎ は週刊誌なので、こちらはそのとき旬の
タレントが表紙になっていたほうが売り上げが伸びます。ただ、
これを女性誌全体の例として取り上げることはできません。

　なお、ひとくちに女性誌といっても、けっこう細かくジャンル
が分かれており、それぞれの雑誌に対抗誌は１～３誌程度しか
ありません。たとえば ＶｉＶｉ や ＣａｎＣａｍ の読者たちが
ＬＥＥ を買ったり ＦＲＡＵ を買うことは基本的にないのです。