簿記３級

経営・システムコンサルティングを行っているものです。

損益に関する視点を持つことは、たしかに大事だと思いますよ。そういう視点を持っている人と、持っていない人とでは、長い目でみたときには差が出てくるものです。ただし、その目的のためには、#1さんの言われるとおり、必ずしも簿記3級である必要はないと思います。書籍を読むことでも良いです。

しかし、今後システム関連の仕事をされて、何らかの会計系や取引系システムも手掛ける可能性があるのなら、簿記3級（できれば2級）程度はもっておいた方が良いです。売上管理システム、発注管理システム、会計システム、こういったシステムを作るときに最低限簿記の基本知識がないと、ユーザーとコミュニケーションが中々とれなくて苦労しますよ。

私は会社で経理部門にいますが、簿記３級を持ち就職しましたが、あまり簿記３級というものへこだわる必要はないと思います。

伝票を起票する部門なんかは仕訳の勉強や、損益計算書と貸借対照表については少しは役立つかもしれませんが、ＢＳ・ＰＬから企業の財務状態を知るとかいう視点ならば、むしろ、　そういう本「ＢＳ・ＰＬが良く解る本」とかその手のを読んだ方が全然、有効だと思います。あとはキャッシュフローに関する本とか。

経理部門でないなら、簿記３級なんて大して意味ないですよ（経理でも３級程度なんて意味を成しませんね。）