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松の雌花が後に松かさになるそうですが、それって果実といいますか?

松の雄花に花粉のできるところがありますが、それの名前は、〔やく〕ですか?〔花粉袋〕ですか?

松の雄花、雌花などについて調べています。松について、詳しい方、教えてください。

A 回答 (4件)

こんにちは


中学理科の範囲でマツについて考えていくなら・・・・
マツは花の咲く植物の中でも、胚珠が子房につつまれていない(むきだしになっている)裸子植物です。裸子植物には子房がないわけですから、種子はできますが、果実はできません。
まつかさというのは、雄花のりん片のやくからでた花粉と雌花のりん片の胚珠とが受精して、胚珠が種子となったものです。
したがって、まつかさは果実ではなく、種子の集まりだと考えられます。
マツやスギなどの裸子植物は基本的に風によって種子が飛ばされる風媒花です。したがって、花粉には風に飛ばされやすい工夫がしてあります。これが空気袋と呼ばれているものです。春になると花粉症に我々が悩まされるのは花粉がこのようなつくりになっており、ふわふわと風船のように小さい花粉が空気中を飛んでいるからです。
花粉ができるところは裸子植物でも被子植物でもやくです。被子植物ではおしべの先のすこしふくらんだところがやくですね。
専門的なことを言えばきりがありませんが、こんなところでいかがでしょうか?
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この回答へのお礼

とっても解りやすい、お答えをありがとうございました。

お礼日時:2001/09/27 11:33

追伸、参考にURLをお知らせします。

拡大写真で説明されています。

参考URL:http://www.fukuoka-edu.ac.jp/~fukuhara/keitai/ra …
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。

拡大写真でみると、参考書の挿絵は、なんかへんですね。

中学校理科の範囲で松のことを調べているのですが、裸子植物は、とても奥が深そうです。

お礼日時:2001/09/26 23:47

果実の定義は分野別に異なります。

一般的には液果(多肉)の中で食用となるものを指します。その点からすると、中の種子は食べられますが、乾果(果皮が固く乾燥)なので果実とは言いません。でも、植物学からすると、受精後雌ずいの子房が発達して果実になるので果実です。しかし、花托、萼、花軸等の発達したものもあり、これを偽果(イチゴ状果、イチジク状果、殻斗果、球果、仮種皮果等)と言います。(松はこの中の球果)比較形態学の立場では「種子植物の子房が発達した器官のみを狭義の果実と定義し、これを真果といいます。ということで、立場立場で果実と言うかどうかが決まります。葯とは種子植物の雄ずいの一部で花粉を作る花粉嚢(これを簡単に花粉袋という)を言います。普通に見られる被子植物では花糸の先端に葯ができますが、裸子植物では小胞子葉の面上に直接できます。どのようにしてできるかは、言葉の説明だけでは専門用語の羅列で分かりませんので、植物学の本で調べていただきたいと思います。
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こんにちは。

itsu-kaと申す者でございます。
はっきり言って、松に関してはド素人でございます。
・・・が、調べてみました。役に立たないと判断された場合は無視して下さい。

まつかさ 【松笠・松毬】
松の実。種子は鱗片(りんぺん)の内側にある。まつぼっくり。まつふぐり。

クロマツ(マツ科)
マツは日本特産の常緑針葉樹で、伊豆海岸の景観を作る主木で、松崎町と賀茂村の町の木です。松は陽光を好み、やせ地のパイオニア植物です。
花言葉は「不老長寿」、門松の風習は遠く平安時代に遡ります。
松の先端の枝を切り取らない状態では、車輪状に枝分かれして一年に一節ずつ成長するので、枝の節を数えると、その木の年齢が分かります。
風によって運ばれた雄花の花粉を雌花が受け止めても、受精は一年後、球花(松かさ)を実らせるのは開花の一年半後、翼のついた種子が熟すのは開花の二年後となれます。
また、松かさは雨が降ると閉じ、晴れると開いて種子を飛ばします。

マツ(松) Pine ほとんどが常緑で北半球の温帯地域にひろく分布しているマツ科と、代表的なマツ属(→ 針葉樹)の総称。マツ科には10属約210種がふくまれ、とくに木材やパルプ材の原料として重要である。
マツ科
マツ科の仲間には束になってつく針状葉と、松かさ、松ぼっくりとよばれる種子を生じる球果がある。雌雄別々の球花をつけ、雌球花には種子が、雄球花には花粉ができる。種子を生じる球果は成熟すると木質になる。種子には翼がついている。この科のモミと中国南部および東南アジアのみに分布する1属以外の、すべての種は球果がたれさがる。マツ科の仲間はイヌカラマツとカラマツをのぞき、すべてが常緑性である。また、トガサクラ、ツガ、トウヒ、ヒマラヤスギなどもマツ科である。
クロマツ
本州~九州までの海岸沿いから標高1000mぐらいまでを中心に自生する常緑針葉高木。樹皮は黒っぽい。アカマツより葉が太くてかたいことから、オマツ(雄松)ともよばれる。葉は2本ずつ束になってつき、長さ5~15cm。針状でかたく、先がとがる。球果は長さ4~6cmで、翌年の秋に熟すと下をむく。

針葉樹は雌しべが子房に包まれていない裸子植物で恐竜時代の2.5億年前に
出来た古い種。新陳代謝はゆくっりしており、寿命は長いため種の総数は少なく
約4,000種。


すみません・・・大変な量になってしまいました・・・。以上です。
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この回答へのお礼

さっそく調べてくださって、ありがとうございます。松に関する、ページはあるようで、ないので困っています。

お礼日時:2001/09/25 15:39

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