アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

 卒論で桜について書く予定です。それにつきまして、桜をモチーフにした小説を
探しているのですが、現代小説になるとまるで見つからず困っています。渡辺淳一「桜の樹の下で」以降で桜を扱った小説があったらお教えください。タイトルになっていなくても、桜が印象的な使われ方をしているもの、なにか象徴的な言及のあるものなどでしたら結構です(「ノルウェイの森」に一節あった…など)。反対に、タイトルにはなっているもののあまり関係がない(単に季節的な連想など)の
場合はタイトルだけお教えいただけるとうれしいです。よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

すごく短い短編ですが、五木寛之氏の「赤い桜の森」という話が、「奇妙な味の物語」(集英社文庫)のなかに入っています。


上空から見つけた、赤い色をめざして村に入ったカメラマンの話です。数分で立ち読みできるような長さですが、桜のシーンはとても印象的でした。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 貴重な情報をありがとうございます! 長編はタイトルで探すことができるのですが、なかなか短編を見つけることは難しく迷走していたところだったのでとてもうれしいです。卒論の提出もいよいよ間近に迫り(これから長編を読むとなると大変な時期でもありますね…)、いよいよ持論のまとめに入る時期ですので、教えていただいた作品で持論を補強・または新しい発見ができるといいなと思います★
 ありがとうございました!

お礼日時:2001/12/09 20:43

 推理小説でしたら京極夏彦さんの「絡新婦の理」で、冒頭、および結末が見事な一面の桜、という情景でした。

1996年発行、講談社ノベルスです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

なるほど、京極夏彦さん…盲点でした。あれだけ美にこだわる作家さんなのですから、あたってみるべきでした。みなさんにも推理小説を多く紹介していただきましたが、ハマってしまわないかが心配です…。ともあれ、貴重な情報をありがとうございました。これからもなにとぞお教えくださいね。よろしくお願いいたします。

お礼日時:2001/09/23 00:43

推理小説でもよろしいですか?確かトクマノベルズから1999年3月に発行された吉村達也さんの『「吉野の花」殺人事件』が奈良県の吉野という地方が舞台で(吉野は桜で有名な場所です)そこにある桜の木が事件に関わっていたように記憶します。


他にも吉村さんの著書(多分、徳間文庫から出ている朝比奈耕作の惨劇シリーズの5冊の中)で桜の木があったようにも思うんですが、今手元に本がないので確実なことが言えずにすみません・・・。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

こうしてみると、現代小説で桜が使われるのは推理小説に多いようですね。確かにどことなく似合う気がします。吉野の桜は色が薄いらしいですね。はなかさを漂わせて、小説のモチーフとしてはぴったりなのかもしれません。吉村さんの作品中には2作も該当する作品があると言う事で、大収穫です。ありがとうございました!
また何かありましたらよろしくお願いいたします。

お礼日時:2001/09/23 00:39

最近読んだ本ですが竹内真「風に桜の舞う道で」。

今年の6月頃に出たばかりです。内容は高校卒業後とその10年後の主人公の青春を交互に描いたもの。
 たしか中央公論社からハードカバーで出てたはずです。

 作者のホームページは参考URLに書いておきますね。

参考URL:http://www.asahi-net.or.jp/~hi3m-tkuc/index.html
    • good
    • 0
この回答へのお礼

さっそくホームページに行ってまいりました。短編を一作読みましたが、とても
視覚的で素敵な作品だったので、紹介していただいた作品もかなり期待しています。個人的に中央公論社の出す本も好きなので…。
ホームページの紹介までしていただいて、ありがとうございました。また何かあり
ましたらよろしくお願いいたします。

お礼日時:2001/09/23 00:35

うろ覚えですが、江戸川乱歩賞をとった「花園の迷宮」(山崎洋子)。


小説の舞台だった遊郭(?)の中庭に、たしか大きな桜の木があって
後半、主人公がその桜を見ながら想いをはせていたような気がします。

あと今邑彩の短編だったのは覚えているのだけど、タイトルが思い出せない・・。
たしか「挟みの記憶」という短編集の中にあったような気がするのだけど。

母親が蒸発した時に桜吹雪が舞っていたことしか覚えていない主人公が、記憶を辿って行くと、過去に起きたと思われる犯罪が見えてしまう・・って感じで、年に2度花を咲かせる返り花が印象的に使われていたような気がします。

あんまり自信ないけど。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

早いお返事ありがとうございました
今邑彩さんという方は始めて聞きました。あらすじから察するに、推理小説を
書かれる方なんでしょうか? ぜひ読んで見たいと思います。ありがとうございま
した。もし短編の名前をふと思い出したりされたときは、またよろしくお願い
いたします!

お礼日時:2001/09/23 00:26

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!