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僕は今高3で進路が決まらなくて悩んでいます。漠然と社会の仕組みが知りたいと思っていて、大学に入ったら授業以外でもたくさん本を読んで学びたいと思っています。でもそれがどの学部に行ったらできるか、またどのような職業に結びつくのかもわかりません。
 
 それに加えて悩みの種なのが、僕は現在学校で理系のコースをとっているので文転する必要があるということです。おまけに自分が文転することに迷いがあります。というのも、科学技術の発展で理系の人材はこれから色々な分野で必要とされますが、文系の職業は不要とされるものが増えていく気がするのです。
 
 多分自分が好きなことをするのが一番なのでしょうが、弁護士のような専門家を目指しているわけでもないですし、理系に比べて専門性の低い文系では将来が不安なのです。それに、自分がもっている文系科目に対する知的好奇心も本を読むだけで事足りるような気もして、とりあえず理系で手に職をつけようという妥協案もあります。ちなみに理系科目が不得意であったり、嫌いなわけではありません。

 この悩みも自分が目指す職業が明確になればすべて解決するのですが、なかなか自分が望むような職が見つからないでいます。このように受験生にもなって文理選択さえも優柔不断でなかなか決断できずにいる僕に、なにかアドバイスを下さい。

A 回答 (8件)

 文系のわたくしが言うのもへんですが、ひとくちに「理系」といってもたいへんに広い領域です。

受験生のなかには、情報不足のために、「理系」の範囲を狭くとらえ、あるいは誤解し、自分の志望とは合致しない進路選択をしてしまっているひとも数多くいます。
 まずは、「理系」の世界がどのようなものか、そこから調べることをおすすめします。インターネットだけではなく、図書館などで文献に目を通したり、博物館等も利用して、幅広く調べてみてください。自分の問題関心や将来像とかさなりあうような分野が、あるかもしれません。そこから、大学での研究と自分自身の卒業後の職業とのむすびつきについて、具体的なイメージを持つことができるのではないか、と思われます。
 negoti56さんの文面からすると、将来はなんらかの専門家として活躍したい、という希望を持っているとみうけられます。そのためには、学部だけではなく、修士課程(博士前期課程)に進学して修士号をとる、さらには博士後期課程を修了して博士号を取得する、といった進路選択も考えられます。ただし、理系でも今後、米国同様に、博士号をとっても就職がない、といった状況を予想している論者も多いようです。

 No.1のsmthyさんが言う「大学にあまり期待しない方がいいと思います」という意見には、反対です。大学に期待しない人には、大学はなにも与えません。また、「大学では専門的な事はあまり深くは学べません」という指摘は、学部であまり深くは学べず、専門の研究は大学院へ進学してから、ということであるなら、事実に即した指摘と言えなくはありませんが、一般論としてならば間違っています。とくに理系の学問は、大学・大学院以外で専門的なことを学ぶことは不可能です。企業に就職して研究・開発部門に勤務すれば、そこで研究を続けることも可能ですが、その場合でも、大学・大学院で専門家としての訓練を受けていることが前提です。

 また、経験的な事実として言えば、理系の大学(学部)を卒業後、文系の大学院(前期)に進学したり、文系の専門的職業に就いたりと、理系から文系に転じることは、それなりの努力をすれば十分可能ですが、文系の大学を卒業後に、理系の大学院へ進学して、文系から理系に転じることは、まずほとんど不可能であり、大学(学部)受験からやりなおさなければならないことを附言しておきます。学部を卒業してある程度の年齢になると、理系から文系への転向はできても、文系から理系へ転じることは、事実上できなくなる、というのが、現実だと思われます。
 理系から文系に転じるのは、たとえば解剖学者の養老孟司氏が理系で培った見識を活かして文系の評論活動へと転じて活躍しているように、また、原子力工学の専門家であった大前研一氏が経営コンサルタントや国際政治・経済の評論家として活躍しているように、数多くの事例がみられます。

 下記の二つのウェッブ・サイトは、受験情報を得るためのほか、大学でどのような研究がおこなわれているのかを知る手がかりとしても便利なサイトです。

 Kei-Net
 http://www.keinet.ne.jp/keinet

 52school.com
 https://www.52school.com/infsr/servlet/g9.is.top …
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この回答へのお礼

reindeerさん丁寧なご回答ありがとうございます!
おっしゃるように理系に進んだ場合には専門家を目指したいと思っていますが、何をやるかも決まってないのに専門家だなんておこがましい気もしています。やはり情報不足な感じもあるので、紹介していただいたサイトも参考にして色々調べてみようと思います。
 養老孟司氏や大前研一氏の例には励まされますが、自分にそこまでの才能があるとは思えないで、二兎を追うもの一兎をも得ずにならないようによく考えてみます。

お礼日時:2005/05/03 16:30

こんにちわ^^


私は文系の経済学部を出てから社会人になり、それから大学に入りなおして、現在は理系の医療系学部に在籍しています。

 当時の教授が「文系の勉強はやろうと思えば自分でできます。」と仰っていたのを覚えています。研究者になろうとするのでなければ、文系の教育の殆どは教養を身につけるためだけのものです。文系の学部、特にnegoti56さんの志望されるであろう人文科学系では、殆どの人は学問とは直接には関係ないところに就職するわけですから、勉強は要領よくやって資格や社会的スキルを学校内外の活動を通して獲得していく人が社会に出て行く段階では有利になります。実際のところ学部レベルで文系のための実践教育というものは存在しないと思いますのでそうならざるを得ない状況です。(一部の大学院などでMBAコースなどで勉強すれば別だと思いますが・・)

 私も昔、negoti56さんと同じように社会の仕組みに興味を持ち、政治、経済、法律、歴史、哲学、などを勉強してより多くの知識をもって体系的にこの社会や自分を観察できるようになりたいなー・・と思っていました。というか今も思っています^^; しかし今の大学での学問は細分化されていて、先に進めば進むほど私の望むような方向性とはずれて、その学問領域のための学問のような感じになっていくように思われました。国際関係学部とか社会学部などは学際的な内容を扱っている学部ですが、大学での学問は本質的にそのような方向性を持たざるを得ないもののように私は感じます。
 社会の仕組みを知りたい・・という知的好奇心はとても素晴らしいものだと思います。しかし、研究者になりたいという程の具体性が現在ないならば、理系に一旦進んでみてから考える、あるいは極端な方法としては大学に入ってから、一年休学して自分の興味を突き詰めてみるという考えもありだと思います。但し、休学する場合、私立だと授業料の一部をとられます。しかし国立なら取られない(これからは違うかも・・^^;)そうです。  最後に、迷ってその上で自分に対して責任ある決断を下して欲しいので矛盾したことを言いますが、
理系の勉強は恐らくどこの学部でも大変厳しく、いい加減な覚悟では留年必至です。文系の興味も同時に追求するためには要領も含めた能力が要求されます。
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こんにちは。



ご参考になるかわかりませんが、書き込みます。

2005年3月(つい2ヶ月前です)に
大学を卒業した者です。
文学部所属でした。

私は あなたが理系に進学されることをおすすめします。

というのも
私は文学部で 英語が得意だったので、
TOEIC という英語の検定試験で900点までとりましたが、
なかなか就職が決まりませんでした。
幸い 大学卒業直前になって就職先が決まったので、
今はそこでお仕事をしています。
生物の抗体メーカーで事務職をしてます。

文系で 生物の会社?とお思いになられたかもしれません。
私は大学在学中に 同じ大学で開講されている一般教養の
数学の授業をとって、その先生の考え方にとても魅了されて、
(自分は理科を勉強できないが) 将来は科学者と一緒に
仕事がしたい、と思っていました。その先生は
科学者としても 倫理や教養をわきまえたすばらしい先生で、
小説なんかの本も読むし、一流の科学者でした。

科学者は倫理を考えて行動している方も多く、社会の仕組み、
(特にバイオ系の研究者や医師)なんかは 文系の人間なんかよりも
モラルがあり、対人関係がしっかりしている方が多いような気がします。

文系の人間は「就職のために大学に来た」的な人間が
多く、授業もなんでも 適当な人間がおおいです。
それに理系の方は雑学にも精通していたり、小説をお読みになる方が
多いけれど、 文系の人間は文系のスコープを超える者があんまりいません。 つまり 文系の人間は 理系のことに興味の
ない人間が多く、視野が逆に理系よりも圧倒的に
狭い人間が多いような気がします。

私は就職活動で、いろいろな業界を回りましたが、
いろいろ不採用になりました。現在の抗体の研究所に
採用になった理由は 「(私が)こてこての文学部
っぽくなかった」所にあるそうです(人事談)

文系の方がかえって視野の狭いつまらない人間が
おおいかもしれませんよ。
社会の仕組み、という事ですが、
新聞や 大学1/2年時の一般教養で
文系の科目もおとりになるくらいで 十分
ではないかな、と思います。

最後に、技術を生み出す技術者がいなければ、
物が生産されません。
人が病んでいる時に 治すのは医学という技術です。
電気が止まってしまった時に 配線をなおすのは
電気のテクニシャンです。

上記の場合、文系の人間は何もできません。
理系があってからこそ世の中が発展する
のだと(私は)思うのです。

がんばってね☆
応援してます。
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この回答へのお礼

やはり文系は就職が厳しいようですね。自分は文系だったとしたら独立できるような職が望ましいと思っています・・・甘い考えだと思いますが。
教養を備えた科学者なんてすばらしいですね!僕もそんな先生に出会ってみたいです。
文系に対して否定的な意見もでているので、NO.5のgogokurono2003さんの回答と照らし合わせて悩み悶えています。

お礼日時:2005/05/04 23:32

>>とりあえず理系で手に職をつけよう


僕の周りだけかもしれないですが、そんな感じで理系の学部に入った友達の半数はとても後悔してるといっています。
興味のある分野ならいいですが、そうでもないのに毎週毎週レポートレポートレポート・・・しかもゼミに入って徹夜徹夜徹夜・・・
文系の友達が遊んでいる間せっせと研究研究

「とりあえず」ではいった人にはきついでしょうね。
もちろん自分のやりたい分野の学部にいった人は別です。

文系はレジャーランドですけどね。逆にいえば時間があるから資格なんて取り放題なんですけど。

大学は4年間ありますから。出たあとのことばかりだけでなく出るまでのことも考えて選んだほうがいいと思います。

>>科学技術の発展で理系の人材はこれから色々な分野で必要とされますが、文系の職業は不要とされるものが増えていく気がするのです。

僕もそこの辺の専門家じゃないですからわかりませんが、科学技術の研究をしてできた研究の成果を、最終的に何に役立てるのかといったらやはり最終的には一般の人々の生活に向きますよね?
そのとき、まぁ仮に万能薬を開発したとしましょう。
もちろん開発したのは理系のスペシャリストです。
まずその薬(=製品)を開発するのは製薬会社でしょう。会社が成り立つにはただ研究者がいるだけではダメです。経営者が必要です。経営のスペシャリスト(=文系)ですね?
作った薬をどうしますか?ただ作っておいとくだけじゃ何の意味もありません、売らなくては。
売るのはその製品を開発した製薬会社ということになるでしょうが、その段階でパッケージ・商品名・広告の出し方・・・etc
たくさんのことが絡んできますね?
ここで商売のスペシャリスト(=文系)がからんできます。
そしてこの商品をぜひともお店に置いてほしいと小売店に営業に行ったりもするでしょう。営業マンも文系(実際には理系文系の差はないと思いますが)です。

科学技術の発展が著しくとも物の流通の過程で文系の人間のニーズも必ず生まれます。少なくとも理系の専門職としてのニーズに勝るとも劣らないと思います。


それもこれも要は大学出るまでに自分は何をしたか、何を身に付けたかだと思います。
文系でも手に職なんてものはいくらでもつけられますよ。

まぁ、自分も学生なんでえらいこといえないですけどね。
自分的には迷ってるなら文系にいっといたほうが無難かなと
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この回答へのお礼

gogokurono2003さん文系の立場からの意見ありがとうございます。
>>とりあえず理系で手に職をつけよう
僕の周りだけかもしれないですが、そんな感じで理系の学部に入った友達の半数はとても後悔してるといっています。
 ドキッとさせられました。自分が今一番恐れているのがこのような状況なのです。大体そんな目的で入ったら純粋にその分野を極めようとしている人に敵うはずないですよね。
 文系職のニーズもあることだし文転も前向きに考慮してみます。
 

お礼日時:2005/05/04 23:28

NO.1の者です。


文系といっても教育学部や芸術学部もあるので、どの学部に進んでも変わらないというわけではありません。
現に、英語が嫌いなのに英文科や、金融や経営に興味がないのに経済学部や経営学部、商学部に進学しても、
講義が退屈に感じるだけだと思います。
それにレポートをやるのも苦痛かと・・・。
要は、教育学部に進学したからといって必ずしも教師になったりしないという面が言いたかったのです;
言葉不足ですみません。

後、大学によっては大教室で大人数で授業を行う学校と、少人数クラスを実施している学校とがあります。
少人数制ならば、自分の発言の場が増えるし、独学とまでいかなくとも、レポートをやる時に授業では学ばない事を自分なりに本なりネットなりで学ぶという方法があります
それに大学は文理を問わず、3・4年次にはゼミに入ります。ゼミに入れば、自分のやる気さえあれば、専門的な部分も学べなくはにですよ!
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NO.1の者です。


文系といっても教育学部や芸術学部もあるので、どの学部に進んでも変わらないというわけではありません。
現に、英語が嫌いなのに英文科や、金融や経営に興味がないのに経済学部や経営学部、商学部に進学しても、
講義が退屈に感じるだけだと思います。
それにレポートをやるのも苦痛かと・・・。
要は、教育学部に進学したからといって必ずしも教師になったりしないという面が言いたかったのです;
言葉不足ですみません。

後、大学によっては大教室で大人数で授業を行う学校と、少人数クラスを実施している学校とがあります。
少人数制ならば、自分の発言の場が増えるし、独学とまでいかなくとも、レポートをやる時に授業では学ばない事を自分なりに本なりネットなりで学ぶという方法があります
それに大学は文理を問わず、3・4年次にはゼミに入ります。ゼミに入れば、自分のやる気さえあれば、専門的な部分も学べなくはないですよ!
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この回答へのお礼

smthyさん補足ありがとうございます。
文系の場合どの学部に行こうとあまり大差ないと大げさに書いてしまってすいませんでした。
自分もゼミや研究室には深く学べることを期待して、楽しみにしています。

お礼日時:2005/05/04 23:21

「科学技術の発展で理系の人材はこれから色々な分野で必要とされますが」


と考えているのは、今後、明確な目的意識になりえると思うので
「妥協案」とまでは言えないのではないでしょうか。

「理系は将来展望に期待が持てるだろうな」という意識に
率直に行動するの、決して悪くないのでは。
(文系の特定の分野に強く心惹かれているのなら、また話が別ですが・・・)

もちろん自分が好きな事をするのがベストなんですけど
今の、やや漠然とした気持ちのまま文系に代わることが
得策であるようには思えません。

個人的には、このまま理系を続けて
技術立国・日本の国際競争力が落ちないように
ある、特定の分野で尽力してほしいです。

「理系科目が不得意でも嫌いでもない」という長所は、
社会における、理系のあらゆる分野で生きるはずです。
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この回答へのお礼

thekeyさんご回答ありがとうございます!
確かに漠然とした気持ちのまま文転しようとしているのが今の状況です。
ただ、今のまま理系に進んでも後悔しないとは言い切れないので迷うところです。
社会が求める職業であり、かつ自分が希望するものが一番望ましいのですがなかなか探すのが難しいです。 
 

お礼日時:2005/05/03 16:22

社会の仕組みが知りたいのなら、文学部にも出来る事です。

はっきり言って、何学部に言ったからちいって、それに関連する職業に就く人はほんの一握りです。
逆に、理系の面からの意見ですが、
理系関連の職業につきたいのでしたら、大学院進学を考えた方がいいと思います。大半の人は大学院に進学するそうです。なんせ、研究とか開発分野になると専門知識や技術がある程度求められるので。

後は、大学にあまり期待しない方がいいと思います。
大学では専門的な事はあまり深くは学べません。
大学に期待して入った人の大半は、
「こんなんじゃなかった」とやめていきます。

厳しい意見に聞こえるかもしれませんが、
これは大学生である私の意見です。
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この回答へのお礼

早速ご回答ありがとうございます!
>はっきり言って、何学部に言ったからちいって、それに関連する職業に就く人はほんの一握りです。
 ほんの一握りしかいないということは驚きです。しかも、
>大学では専門的な事はあまり深くは学べません。
 ということは、文系の場合どの学部に行こうとあまり大差ないということでしょうか?自分の場合モラトリアムの時間も欲しいので望ましいかもしれませんが、やはり理系に専門性で負けてしまうのが否めない気がします。
 大学にあまり期待しないほうがいいというのは、独学で勉強しろということでしょうか?それなら大学に行く意味さえ疑わしいのですが。
 

お礼日時:2005/05/03 15:05

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