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東京弁は標準語と違うものなのでしょうか。
関東に住んでいる私には標準語と東京弁の区別が全くつきません。

「標準語では使わないが東京弁では使う言葉」というものがあるのでしょうか。
あるのなら具体的に教えて下さい。

A 回答 (11件中1~10件)

自信はないですが、私が「東京地方の方言ではないか」と思っている言葉、いくつかあげてみます。



こさえる、くっちゃべる、ひっぺがす
他の人も挙げてますが、「あるってく」とか、「まっつぐ」とかも、初めて聞いたときは「なんだそりゃ?」って思いましたよ。

もっとも、最近はテレビなんかの影響で、どの地方でも方言の影が薄くなっていってるみたいなので、ここに挙げた言葉も使う人はどんどん減っていっているのかもしれませんね。それと、日本人の10人に一人が「東京人」ですから、東京で使う言葉=どこでも通じる言葉、という図式ができても仕方がないかなとは思います。
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この回答へのお礼

みなさん、様々なご意見、ご回答ありがとうございます。

とても参考になりました。
この質問を通して言葉について考えさせられました。

ありがとうございました。

お礼日時:2001/09/13 16:24

わたしも昔自分の言葉=標準語 だと思っていましたが、友達に


「標準語とは敬語以外はありえない」と言われなるほどな~と
思いました。
その人に言われるまで”東京弁”という言葉もしりませんでした。
「ちっちゃい」(小さい)は方言だといわれました。
一番多いのはイントネーションでしょうか?標準語は発音辞典に載っている
イントネーションが標準語ってことですよね。
東京方言が共通語であると思ってしまう人東京育ちは多いと思います。
”おごりのような誤解”といわれると腹立たしいです。
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みなさんと同じ意見です。


東京弁=標準語ではありません。東京弁は自然発生的なもの。対して標準語は、東京弁をもとにはしていますが、人為的なものです。
ちなみに中国でも、北京語は普通話と呼ばれますが、やはりこれは本来別物で、普通語というのは政治的な呼称です。
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あなたのご質問は、そもそも東京で話されている言葉を「標準語」だと誤解されていることから起こるのでしょうね。



「標準語」は全国で通用する言葉でなければなりません。東京地方でしか通用しない言葉(単語および言い回し)は数え切れないくらいありますよ。

もうすでに他の皆さんからのご回答にもありますが、私がいつも気になるのは、次の例です。
「落ちる」を「落っこちる」と言い、「落とす」を「落っことす」と言う。
「読みにくい」を「読みづらい」と言う。

「まっすぐ」を「まっつぐ」と言われても意味は想像できますが、次のような東京地方の方言単語は、神戸では何のことかさっぱり分かりません。
「ものもらい」(初めてこの東京方言を聞いたとき、どうして急に「乞食(こじき)」のことを話し出すのかと不思議に思いました。)
食べ物では「しらす」「しらたき」「あげだま」(3つとも神戸では通じません)などが代表例ですが、「うどん」と「そば」に関する表現の違いには驚きます。「きつねそば」など神戸には存在し得ません。

東京の人が、東京地方の方言で話すのは、ごく当然のことだと思いますが、問題なのは、言葉のプロであるはずのマスコミが、全国向け放送や全国紙にこうした東京方言を使っていることです。

限が無いのでこのくらいにしておきますが、とにかく、「東京方言が標準語だ」などという「おごり」のような誤解は、この機会になくしてくださいね。
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「歩いていく」というようなとき、「あるってく」というようないい方を都内城北城東から埼玉群馬茨城方面ではしますね。


それと余談ですが、No.4の方のいう「じゃん」は湘南地方の方言が東京に広まったものです。
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最近はテレビやラジオのアナウンサーも多用していますが、「~づらい」と言うのは標準語ではありませんね。


以下はほんの一例ですが。
言いにくい  :  言いづらい
やりにくい  :  やりづらい
見えにくい  :  見づらい
考えにくい  :  考えづらい
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 江戸っ子です。


 「し」と「ひ」がごっちゃについて、付け加えるとすれば、江戸っ子は「さしすせそ」の発音がうまくありません。
 よって、そのような言葉になると思われます。
 私はそうです。
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「標準語」っていうのはNHKなんかのアナウンサーがしゃべる日本語です。


「東京弁」っていうのは、多分正確な定義はないけれど東京の人達が日常的に話す言葉っていうことです。

「~じゃん」とかいいますが、これは東京弁であって標準語ではない。
もっと昔の言葉ということなら、江戸っ子といえば「てやんでえ!」。
(これは「江戸弁」という方がいいのかもしれませんが)標準語でなくて、東京地方に伝わる言葉ですよね。

ドラマなどの会話はほとんど「標準語」ですが、あんな言い回しは東京の人間でもしませんよね?
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標準語は東京の言葉をもとに作られているので、殆ど同じですが、少しだけ違うそうです。

私が東京に住んでたときに気が付いたのは、「し」と「ひ」がごっちゃになってるような気がしたことです。7を「ひち」と言ったり、羊を「しつじ」と言ったり・・・。他にもあるんでしょうが、私は気づきませんでした。

ちなみにこれは1980年代前半の杉並区での話です。
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東京弁と一口にいっても、下町言葉と山の手言葉があり、とくに下町言葉(江戸語)は標準語とはかなり違います。


有名な話として「江戸っ子はヒがシになる」とよく言われますね。
ヒがうまく発音できなくて、たとえば「東」が「シガシ」になったりするというものです。
もっともこれは最近では少なくないましたが。
また、-oi音、-ai音が-e:音に転訛する傾向も強く見られます。
おもしろい→おもしれえ たかい→たけえ など。

以上は訛りの面ですが、語彙のレベルでも違いが見られます。
「落ちる」「落とす」が「落っこちる」「落っことす」になったりなどの促音化が顕著です。これらは標準語ではありません。

これに対して山の手言葉は比較的西日本の言葉づかいに近く、江戸下町を含めた関東他地域とは明確に違った言語圏になっています。
「しあさって」の使い方、「お暑うございます」などの敬語表現などは関西弁そのままですね。
これらは下町でも使わないし、関東弁でもありません。
実はこの東京山の手言葉が、いわゆる「標準語」と呼ばれる人工言語の母体になっているのですが、それはさておき。

関東他県から東京語に移入された言葉もあります。
語尾の「~じゃん」とか「~なのさ」「~よ」などは北関東方言から東京語への移入ですね。
これを標準語と言ってしまっていいのか…。少なくとも書き言葉では使いませんね。
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