おすすめ戦争映画

　戦争物はどうしても時代が第二次大戦にかたよってしまいます。

申し訳ありませんが、その中で私が秀作と感じる作品を挙げさせてもらいます。


「史上最大の作戦」
Ｔｈｅ　Ｌｏｎｇｅｓｔ　Ｄａｙ　が原題です。
ノルマンジー上陸作戦を描いた映画です。豪華キャスト競演で見ごたえたっぷり。

「バルジ大作戦」
ノルマンジー後のドイツ軍による起死回生の反撃。

「ナバロンの要塞」
ドイツ軍の砲台破壊を任務とする連合軍兵士たち、
小気味良いテンポでスリル満点。

「カサブランカ」
イングリッド・バーグマン主演、反ナチ抵抗組織に属する彼女の悲恋。

「愛の嵐」
ナチ物。これはちょっと特殊です・・・。舞台はむしろ戦後になります。

「シンドラーのリスト」
これも重いテーマですがラストが考えさせられます。

「トラ！トラ！トラ！」
黒沢明監督の日米合作。真珠湾奇襲攻撃。スカッとします。

「七人の侍」
時代はずうっと前です。黒沢作品の代表格。村人が盗賊対策に雇った七人が繰り広げるクライマックスは圧巻。

　「大脱走」、「ライフイズビューティフル」など他にもありますが、前の回答者さんたちとダブるのでこの辺にしておきます。

最近見た映画ですが・・・

『ロング　エンゲージメント』です。
アメリ・デリカテッセンの監督ジャン　ピエール　ジュネの作品です。

他の戦争映画よりか些か美化された描写ですが、
私はあんまり生々しいのが怖くて見れないので丁度良い感じでした。
あ、でも戦争映画というよりは、戦争時代の恋愛模様ってかんじですね。

＃６の方と趣味が一致！「戦メリ」は良いですね！

フルメタルジャケット、良いです。
あと、長たらしいけど、ベトナム戦争を描いた、ちょっと異色の「ディア・ハンター」

「地獄の黙示録」。やっぱりあのワーグナーと、ナパーム弾に照らし出されるヤシの木。

「キリング・フィールド」わたしが思うに一番ヒューマンな戦争映画。カンボジアの内戦。実話をもとにしています。

渋めのラインアップ。

アメリカ映画
『最前線』『突撃隊』『硫黄島の砂』『コレヒドール戦記』
日本映画
『独立愚連隊』『雲ながるる果てに』『太平洋の嵐』
フランス映画
『ダンケルク』『大いなる幻影』『地獄の決死隊』
旧ソ連
『壮絶！敵中突破』『鬼戦車T34』『僕の村は戦場だった』
イタリア映画
『無防備都市』『ブーベの恋人』『国境は燃えている』
ドイツ映画
『橋』『撃墜王アフリカの星』『Uボート』
イギリス映画
『戦艦シュペー号の最後』『ズール戦争』『マルタ島攻防戦』
その他
『地下水道』ポーランド

出てない物から…

「荒鷲の要塞」（ブライアンＧハットン監督・クリント・イースト・ウッド主演）
ナチの要塞に潜入するイギリスの部隊に、同盟国アメリカから一人の兵士が参加し活躍…結構スリリングで面白かったですよ～。
「グッドモーニングベトナム」（バリー・レビンソン監督・ロビンウイリアムズ主演）
戦争物というよりも、ベトナムに駐留する部隊の日常を、着任したばかりの真面目な広報担当（部隊内ラジオＤＪのような物）兵の目で観た物語。明るい人気者の前任者との軋轢や、主人公が人間的に成長する様には感動しました。

●ベトナム戦争

「地獄の黙示録」フランシス・Ｆコッポラ
戦争映画の、というより、20世紀を総括できる現在No.1の映画です。

「カジュアリティーズ」ブライアン・デ・パルマ
行軍中にある村人一家を襲撃し、娘をさらって暴行を続ける小隊長を告発しようとする一兵卒の葛藤を描いた物で、ラスト近くでの主人公と被害者女性の未来へ向かう生き様の対比が印象的な佳作です。

●太平洋戦争
「拝啓天皇陛下様」野村芳太郎
三度の食にありつけるという理由で入隊し、いじめられてもどんな目に遭わされても軍隊が天国のように思っている男が、どうか戦争を終わらせないでほしいと天皇陛下に宛てて手紙を書きます。戦中戦後を通じて貧しい庶民のしたたかで滑稽な生き様を描いた名作。渥美清の代表作です。

「兵隊やくざシリーズ」
勝新太郎と田村高広の組み合わせが絶妙な、軍隊という権力絶対主義の組織に刃向かう主人公の、戦争と言うより軍国主義批判のシリーズ。痛快です。

「人間の条件」小林正樹
戦前から終戦までの日本史。日本のアジア侵略や満州、ロシアのことがよくわかる。全六部の大河ドラマなので見応えはありますが、それなりの覚悟は必要です(長いです)。

●第二次世界大戦
「史上最大の作戦」ケン・アナキン/ベルンハルト・ヴィッキ/アンドリュー・マートン/エルモ・ウィリア
ムズ
原題"THE LONGEST DAY"。連合軍のノルマンディ上陸作戦を描いた米、仏、独合作で、オールスター超大作。3時間の長編で、ポール・アンカの主題歌も大ヒットしました。見応えはあります。

●朝鮮戦争
「M★A★S★H」ロバート・アルトマン
ベトナム戦争が拡大し、各地で反戦運動が繰り広げられていたときに作られたハードコアナンセンス反戦映画。ギャグをやればやるほど戦争の、軍隊の愚かさがあらわになってゆくという、反戦映画の傑作です。

「J・S・A」パク・チャヌク
現代の、停戦中の南北国境「板門店」が舞台の韓国映画です。
両国の国境警備兵がにらみ合いながらも次第にうち解けてゆき、同じ民族でなぜ敵同士なのかという普遍のテーマですが、我々外国人が見るには一番わかりやすく心に残る映画です。名優ソン・ガンホと人気俳優イ・ビョンホンの顔合わせも魅力的です。

私が好きな映画を上げてみました。
興味があれば是非ご覧ください。

日本映画から推薦させていただきます。

「連合艦隊」「二百三高地」です。この作品は邦画・洋画あわせても私のベスト10にはいります。

紹介されていないもので、面白いものとして

まずは、戦争アクションとも言うべき映画ですが、

「特攻大作戦」
死刑囚を集めて特殊部隊を組織して、ノルマンディ上陸作戦の前夜に向かう。
隊長は、リー・マービン、他はテリー・サバラス、アーネスト・ボーグナイン、チャールズ・ブロンソン、ジャン・カサベテス、ジョージ・ケネディ他濃いメンツです。

「戦略大作戦」
ならず者たちが戦争そっちのけで、ドイツ軍の金塊探しに奔走する。
クリント・イーストウッド主演、テリー・サバラス、ドナルド・サザーランド、やはり濃いメンツです。

単純な映画ではないですが、

「戦争のはらわた」
敗色濃厚な最前線で戦うドイツ軍の鉄十字勲章、それを欲するプロイセン貴族。
主役、シュタイナー少佐を演じるのはジェームズ・コバーン。

まだ名前の出ていない物を挙げておきます。

「西部戦線異状なし」リメイク版のほうが私は好きですが、レマルク原作の第一次大戦が舞台の作品です。
「博士の異常な愛情」近未来の核戦争を描いたキューブリックの名作。
あと、「突撃」とか「ズール戦争」辺りとかどうかしら。

「戦場のメリークリスマス」　坂本龍一の主題曲とビートたけしが最後に「Merry Christmas 、Mr. Lawrence」って言う顔がなんとも良かったです。

「ライフイズビューティフル」　私は戦闘シーンの多い戦争映画は好きではないですが、この映画は過酷な状況の中、息子を思う親の気持ちに泣かされました。