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洋画などを観ていて思うんですが…登場人物によってセリフの字幕が「俺」と訳されてたり「私」や「僕」と訳されてたりしてますよね。でも結局はどれも「I=アイ」って言ってるじゃないですかぁ~
日本語にはタイトルで書いたように自分を指す言葉がたくさんありますが、なんで英語は「I」だけなんですか?
同じ「I」なのに「俺」とか「僕」とか訳される違いは何???
まさか、ガラの悪そうな男が言った「I」は「俺」になって、気の弱そうな少年が言った「I」は「僕」になるとか?(苦笑)

A 回答 (5件)

民族の言葉や習慣は長い歴史と関係があり、「何故」と言い出したらキリがありません。



従って通訳や翻訳は外国語が出来るだけでは務まらないのです。その言葉の由来を知り、その国の文化を知り、同時に日本と日本語の知識が要求されます。両方の知識のバランスが取れてなければ単なる外国語かぶれになります。

我々は「雪のように白い」とか「海が荒れている」といいまが、イヌイットにとっては雪の色(状態)はいろいろな言葉で表現するので「雪が白い」では翻訳できないことになるそうです。同様に海洋民族にとっては「荒れた海」を表す言葉がたくさんあるので、このようなシンプルな日本語表現は翻訳できないことになります。

海外(外国人)向け日本語での「I」は「私」に統一される日がくるかも知れませんね。僕、君、俺、お前のニュアンス(つまり日本民族の歴史、習慣)が分からない外人には、「私」で十分だと思います。
100通りの意味(ニュアンス)があるI love youを
日本人は「愛しています、君が好きだ」と翻訳しても
不思議に思わないのと似ています。

以上、間接的な説明になりました。
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この回答へのお礼

逆に、英語圏の人が日本語を習うときに僕、私、俺…などたくさんあって戸惑っているかもしれませんね。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/04/06 15:50

良回答は出つくしている感はありますが、違う視点から参加させて下さい。



日本人が「I」 をつかいわけるのはアイデンティティーの欠如という側面があると思います。年長者には「I"」年少者には「I#」と使い分けるのは日本独特の風習と思います。

字幕等を訳す側は文脈で判断するわけです。スラングの使い方とか、階級の差とか。

日本でも最近は「俺オレ、オレ様」 などと連呼するのは女の子だったりしますから、No.3 の "「I」は「私」に統一される日がくるかも " に共感します。最近「小生」「我が輩」「あたい」 「俺」ってあまり使われてないと思います。

古期英語 thee (なんじを、なんじは )などは 結婚式などで使う宗派は未だにあります。

ちなみに
>英語圏の人が日本語を習うときに
これには「俺」はないはずです。

個人的には「僕」 は結構好きです。
年長の方でも学者肌の方は良くお使いのように思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/04/13 12:48

自分の事はすべてIになりますが、話し方やその後の文に違いがあります。


文だけを見てこれが「俺」になるか「僕」になるか十分判別可能です。

たとえば、
I don't careと、I ain't give a shit ではまったく同じ意味ですが、話してる人の性格は容易に区別できます。
よって「僕」か「俺」の区別ができるのです。

日本語には無い英語の言葉も沢山あります。
ちなみに日本語になくて一番困るのは、最上級の悪い言葉がないこと。
若い頃ずっと海外にいたので、友達から日本語の悪い言葉を教えてくれとせがまれいつも困ってました。

英語の表現力が乏しい、日本語は豊富と思うのであれば、それはそのまま貴方の英語と日本語の能力です。
逆に英語が豊富で日本語は乏しいと思っている人も沢山いますよ。

#3の方が言われているとおり、歴史や文化の違いから在る言葉や無い言葉はありますから、
言語の使い勝手を比べる事はできません。
海の近くの言語は海に関しての表現は豊富ですし、山の言語は山の表現は豊富なように。
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この回答へのお礼

>英語の表現力が乏しい、日本語は豊富と思うのであれば、それはそのまま貴方の英語と日本語の能力です。
逆に英語が豊富で日本語は乏しいと思っている人も沢山いますよ。

なるほど…。
僕は英語しゃべれないので、「英語表現が乏しい」という発言は撤回します。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/04/06 15:54

#1の方がおっしゃるように、「その登場人物の性格などを考慮して、どの日本語に振り分けるかを選択する」が正しいでしょう。


Iという単語を「俺」や「僕」と分けるハッキリとした理由や定義は無いと思いますよ。

同時通訳の場合、一番無難な「私」になるんでしょうね。
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この回答へのお礼

もともと向こうにはないのですから、こんなこと言ってもしょうがないのかなぁ~
…だったら、シンプルに「I」と「YOU」だけでいいのに「HE」や「SHE」があるのがどうも釈然としませんねぇ~

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2005/04/06 15:43

確かに英語には「I」しかないのは不思議ですね~。


でも、逆に、「自分」を表現するのに「俺」や「僕」「私」など…、複数ある方がむしろ不思議という風にも考えられると思います。

日本語には、「おっしゃる」(尊敬)や「申す」(謙譲)のように、相手と自分の立場から、動詞が変化したりしますが、これが名詞にも及んだことで、「小生」や「我輩」という言葉が出来たんじゃないかな~と思います。

「I」という一個の単語を、翻訳家が日本語に直す時、その登場人物の性格などを考慮して、どの日本語に振り分けるかを選択するのでしょうね。
「自分がその登場人物だったら、自分のことを何て呼ぶか」という感覚で訳しているのだと思います。
その点では、
>まさか、ガラの悪そうな男が言った「I」は「俺」になって、気の弱そうな少年が言った「I」は「僕」になるとか?
というのもあながち間違いではないと思います。
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この回答へのお礼

>「I」という一個の単語を、翻訳家が日本語に直す時、その登場人物の性格などを考慮して、どの日本語に振り分けるかを選択するのでしょうね。

じゃ、相手が見えない電話やラジオならどうなるんでしょうか?
それを同時通訳する場合、いちいち性格など考えて「僕」や「俺」の
振り分けしてる時間ないでしょう?

よく英語は世界で一番シンプルで合理的な言語といわれてますが、逆に表現力に乏しい言語とも受け取れますねぇ~

ご回答どうもありがとうございました。

お礼日時:2005/04/06 03:57

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