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日本では、Nox,Soxなどの排気ガスを出す理由からディーゼル車は、あまり普及しておりませんが、ヨーロッパはなぜ普及しているのでしょうか。

ヨーロッパでも当然環境問題(公害)を考えていると思うのですが、背景分かる方教えていただけますか。

A 回答 (3件)

先の方と重複するかもしれませんが、ヨーロッパでディーゼル車が人気なのは、経済性の面が大きいです。


(もちろん環境もですが)
ご存知と思いますが、ディーゼルエンジンはガソリンエンジンに比べて熱効率が10%ほど高い為です。
燃費がよく、一回の給油で長距離移動できる利点があります。

公害に関する問題ですが、ヨーロッパで消費される石油に元々硫黄分が少ないもの(北海油田等)が主な為、硫黄分の除去のコストが軽微で済んだと思われます。
硫黄分が多いとPMが大量に発生し、又、SOxが新型触媒を痛めてしまうようです。
硫黄分が少ないと、触媒材料の選択肢が広がり、PMやNOx等の浄化がしやすいことがあります。
その為、ユーロ4までの規格は日本より厳しい場面がありますね。

日本の場合は中東産の石油が主ですから硫黄分の除去をしないと、ヨーロッパのようなレベルに達せず、ヨーロッパと同様の触媒が使えません。

最近(数千億と言われていたと思いますが)硫黄分除去プラントを新設し、日本の各石油メーカーが動き出しました。(硫黄分50ppm⇒10ppm⇒5ppm?)
石原都知事の問題提起とその後の政策によりメスが入り、国政等が動きだした感じがありますね。

2009年頃には、日本の(一番厳しいといわれている様ですが)ディーゼルエンジンの排出ガス規制に合致した車が出てくるようです。
こうなれば、元々燃費に優れていますから、CO2削減問題からも、普及してゆくものと思います。

ちなみに自分はディーゼル車暦20年です。
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地球環境への負荷という面では、ディーゼルの方が環境に優しいエンジンです。


日本では地球環境より沿道環境の改善が急がれているので、ディーゼルの規制が厳しくなっています。
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ヨーロッパでは温暖化に直結する二酸化炭素の排出量が重視されているようです。


ですので、燃費がよく二酸化炭素の排出量が少ない
ディーゼル車が普及しています。

また、ヨーロッパの軽油は硫黄成分が日本の経由よりも
厳格な基準で規制されており、軽油自体がキレイです。
そのため、Nox,Soxなどの排出量が少ないのです。
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