こんな感じの本、ありませんか？

Question

泣ける本を探しています。
・恋愛モノじゃないモノ
・できれば遠藤周作の「沈黙」みたいな暗い感じのも　の
・やりきれない感じのもの
・悲しくて涙が出るもの
・動物モノ

どれか一つにでもあてはまっていたら結構です。
ちなみに私は今まで「かわいそうな象」・「ごんぎつね」・遠藤周作の「沈黙」で泣きました。

あと谷崎潤一郎の「春琴抄」のような小説を探しています。耽美的っていうのでしょうか・・・。雰囲気が官能的な感じです。これも探しているので教えてください。
お願いします。

gammo194 · Accepted Answer

「沈まぬ太陽」山崎豊子／著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101104263/ref=pd_bxgy_text_1/250-4950994-1056216
ベストセラーなのでもうご存知かもしれませんが…。
あの、1985年の御巣鷹山墜落事故を元に書かれた本です。
「やりきれない」ということでは、本を読んでこれほど「やりきれない…」と思った小説は他にありません。
私の中では「やりきれない小説BEST1」です。
悲しく、悔しく、ページをくる指に力が入るほど没頭して読んだ覚えがあります。

「女盗賊プーラン」プーラン・デヴィ／著
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794207468/qid=1110975917/sr=1-2/ref=sr_1_10_2/250-4950994-1056216
こちらもノンフィクション本です。
著者はインドのカースト制度の最下層に生まれた、字を書くこともできない女性です。
完膚なきまでに虐げられ、投獄され、辱め続けられた少女時代。
その後、「盗賊の女王」と呼ばれ民衆の英雄となり、政治家へと転身し…
しかし、壮絶かつ過酷な日々を戦い、逃げ、生き抜いた彼女も
2001年、ついに死神に追い付かれてしまいました。
…やりきれないです。

参考URL：http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4101104263/ref=pd_bxgy_text_1/250-4950994-1056216

happy923 · Answer

「やるせない感じ」とはちょっと違うかもしれませんが、泣けるものなら、浅田次郎！
　時代物は「壬生義士伝」とかありますが、私は、時代物はあまり好みじゃないので、短編をおすすめします。
　「鉄道員（ぽっぽや）」ほかがおさめられていて、「ラブレター」と「角筈にて」だったかな・・。じんわり泣けて、電車の中でうろたえたのを覚えています。いかがでしょうか？

yellowbutterfly · Answer

映画化もされてますし、結構有名かとは思いますが、ジョージ・オーウェルの『１９８４年』などはいかがでしょうか？未来の管理社会をテーマに書かれたＳＦ小説です、これはかなりやりきれない小説かと思います。

lia15 · Answer

耽美的で官能的というのなら、小川洋子さんの幻冬社文庫の「ホテルアイリス」はいかがでしょうか？
救いのない恋愛で話もやりきれないですし。でも何かが残るんです。
小川洋子さんの作品の中でも名作と言われてますよ。
今度フランスで映画化される同じ小川洋子さんの新潮社文庫の「薬指の標本」もおすすめです。耽美と官能的な作品が好きなフランス人のお眼鏡にかかったのですからこれもおすすめですよ。

bubibabe · Answer

恋愛物でなく、泣けて、やや動物物(かな？)ということで乙一の「しあわせは子猫のかたち」なんてどうでしょう？
ライトノベルなんですが、角川スニーカーの乙一作品は泣けるものが多いと思います。
角川スニーカー文庫「失踪HOLYDAY」と角川のハードカバーの「失はれる物語」に収録されています。

同じく乙一の「SEVEN ROOMS」がものすごくやりきれない感満点でした。
あまり泣ける感じではないかもしれませんが…。
こっちは角川スニーカー文庫の「殺人鬼の放課後」というアンソロジー本か集英社のハードカバーの「ZOO」に収録されています。

お口に合えばどうぞ。

zareko86 · Answer

好みかどうかわかりませんし泣けるかどうかも人によりますが
「アヒルと鴨のコインロッカー」伊坂幸太郎氏、は
ミステリですがペット殺し犯罪に巻き込まれる
ペットショップ店員の話が中心になっています。
動物園やレッサーパンダも出てきます。黒柴も。
けっこうやりきれないです。
動物つながりでひとつ挙げてみました。失礼しました。

参考URL：http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4488017002/zaregoto00-22/249-4334136-6085912

walk-hawk · Answer

こんばんは。
動物ものがお好きでしたら、ちと古いですが戸川幸夫ものをお勧めします。高安犬物語、秋田犬物語（だったかな？）、泣けます。文章も古雅。
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4092510055.html
耽美的なものをお探しなら、洋物ですがマゾッホの「残酷な女たち」「毛皮を着たヴィーナス」などいかが？マゾだから変態的？と思わないでください（後にも先にもたった一つ、「鞭打つ」しか見当たりませんからね）。官能的で詩的なこと、驚くばかりです（特に後者）。翻訳が素晴らしいのでしょうね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309462448/249-6765276-9409107

anzkko77 · Answer

こんばんは。

『春琴抄』以外の谷崎も良いですよ。

やり切れない感じのもの
・金城一紀さんの『ＧＯ』
・天童荒太さんの『家族狩り』シリーズ。
・岩井俊二さんの『リリィ・シュシュのすべて』

みんながやりきれないと感じるかはわかりませんが・・。

あとは、嶽本野ばらさんとかどうでしょう。『下妻物語』は恋愛じゃなく、おもしろかったし、『デウスの棄て児』は切支丹の悲劇・・・『沈黙』系かな・・。あと、『ミシン』なんかは耽美的？
どれもお勧めです。

ちなみに、私は今『陰陽師』と遅まきながら『ダ・ヴィンチ・コード』を読んでます。

gingitune · Answer

やりきれない作品をひとつ。
貴志祐介作、「青の炎」です。数年前に映画化もされた貴志祐介の代表作です。小説があまりに好きで、映画は結局見てないのですが、この小説はせつなすぎですね。自分の大切な家族のために、完全犯罪に挑む主人公の心の機微をリアルに描いた貴志祐介には驚かされました。この心の描写のリアルさにすっかり感情移入してしまい、何回も読み返してしまいましたね。

参考URL：http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4041979064/249-1457627-1416352

funesann · Answer

遠藤周作「おばかさん」。
外国人が出てくるのですが、感動します。熱中してしまい、２日で読破しました。動物ものではないのが条件外ですが。

こんな感じの本、ありませんか？

「沈まぬ太陽」山崎豊子／著

「やるせない感じ」とはちょっと違うかもしれませんが、泣けるものなら、浅田次郎！

映画化もされてますし、結構有名かとは思いますが、ジョージ・オーウェルの『１９８４年』などはいかがでしょうか？未来の管理社会をテーマに書かれたＳＦ小説です、これはかなりやりきれない小説かと思います。

耽美的で官能的というのなら、小川洋子さんの幻冬社文庫の「ホテルアイリス」はいかがでしょうか？

恋愛物でなく、泣けて、やや動物物(かな？)ということで乙一の「しあわせは子猫のかたち」なんてどうでしょう？

好みかどうかわかりませんし泣けるかどうかも人によりますが

こんばんは。

こんばんは。

やりきれない作品をひとつ。

遠藤周作「おばかさん」。

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　映画化もされてますし、結構有名かとは思いますが、ジョージ・オーウェルの『１９８４年』などはいかがでしょうか？未来の管理社会をテーマに書かれたＳＦ小説です、これはかなりやりきれない小説かと思います。