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父は82歳。6年前に脳出血のため歩行・言語・食事が困難。介護認定3。在宅での介護とデイケアを利用しています。介護は、母一人でやってます。先日、誤嚥性肺炎を起こし、緊急入院しましたが、現在は退院しています。誤嚥を防ぐため、食事は母が、ミキサーにかけトロミをつけて食べさせています。水分もすべてトロミが必要です。そういう状況なので、医師からは、胃ろうの手術を受けてみてはと言われ悩んでいます。体力があるうちに手術を受けた方がよいらしいのですが、ネットで調べるとリスクもありそうなので迷っています。母や私は、そこまでしなくてもいいのでは?、人間として自然な形でまっとうさせてやったほうがいいのでは?と思うのですが、医師からは、このまま食事を口から摂れなくなったらどうするつもりですか?とか殺す気ですか?的なニアンスを言われると辛いです。胃ろうの栄養摂取には、時間がかかるとか介護施設が入所や通所を嫌がるという話を聞くと母一人で介護しなければならないので、母の負担を考えると非常に私としても混乱しています。皆さんのご意見お聞かせください。悩むかもしれませんが、いろんな意見を聞きたいです。

A 回答 (6件)

母は胃ろうにせざるをえなかったので回答に


なるかどうかはわかりませんが・・・。

母も脳内出血で倒れ、介護認定5、障害一級になりました。
寝たきりで、今は娘である私の声を解っているのかいないのかさえ
こちらにはわからない状態です。
生まれたばかりの赤ちゃんのようだと考えていただけたら解り易いと思います。

母の場合、胃ろう食には一回二時間掛かります。
栄養のバランスが良いので、食が細くなりがちなお年寄りには
あながち悪いとは言えないと思います。
ただ、「食べる」という生きていくうえで大切な行為をしないことで、
ボケが進んでしまうという話を聞いたことがあります。
また、母の場合は寝たきりで栄養満点の食事をしていることになるので、
血液内の血糖値・ナトリウム値が異様に上がり、その為に
今年の初めにはこん睡状態になりました。
医師からは「血液内の水分がほとんどない状態だ」と言われました。
胃ろう食のあとに毎回200ccの白湯を流してもらっていたのですが
それでも足りなかったようです。
水分補給にはかなり気をつけておかないといけないようです。
今は月に一度、医師に往診に来てもらって血液検査を受けています。

現在は介護施設に入所しているのですが、やはり胃ろうの者を
受け入れてくれる施設探しは一苦労しました。
20軒ほど問い合わせたり見学したり、その中で胃ろうOKは
三軒だけでした。
他は最初から胃ろうを開けての入所は困るという施設が多かったですね。
入所している間に胃ろうにすることになった・・・という場合は
退去しなくてはいけないのですか?と聞くと、「いえ、その場合は対処します。」と
胃ろう=絶対にダメという話では無かったです。

お節介なことだとは思いますが・・・今後施設への入所もお考えに
なられるのなら、なるべく早いうちから資料集めや見学をされた方が
良いと思います。胃ろうも大丈夫かという点と、すぐに入所する予定が無いときは
順番をキャンセルという形ではなく、後回しにしてもらえるような
施設を探されれば良いと思います。
母は一軒目の施設で失敗(お風呂にさえ充分に入れてくれないなど、
本当に対応が悪かったんです)したので二軒目の施設の開所を待つと同時にもう一軒、
入居の順番待ちを出しました。
三軒目の施設には「一軒目で失敗しているので二軒目の対応にも
不安があるときには入れて欲しい」と正直に話し、二軒目に入所して
少し経った時に三軒目から空きが出ましたと連絡があったのですが、
その時は「二軒目はなかなか良いようなのでもう少し様子を見たいのですが・・・」と
言って順番を繰り下げてもらいました。二軒目が本当に良い施設だと
判断出来た時に三軒目の施設に正式にお断りを申し出ました。
今はどこでもこういう施設は順番待ちなのであまり嫌な顔もされずに
「では、順番は取り消しますね。」と暖かく受理していただきました。

随分と話が逸れてしまいましたが・・・
胃ろうにするかどうかは何とも申し上げ難いです。
少しでも人間らしい生活を・・・と考えるならやはり口からの
食事が何よりと思いますが、肺炎のこととかお母様のことを考えると・・・。
今はワンルームマンション型の施設もあります。夫婦での入所も可能、
ミニキッチン付きで料理も作れて食堂もあるのでそこでの
食事も可能・・・という施設がありました。そういう施設にご夫婦で入所されて
お母様もたまには食事作りから解放されて・・・という生活を
されるのも一つの手段かもしれません。

胃ろうそのものの回答になってなくてごめんなさい。
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はじめまして。


先日誤嚥が原因の肺炎になられたようですが、とろみ食でもムセたりする事はあるのでしょうか?差し迫った危険(誤嚥が続くとか、栄養的に、急激な体重減少がみられるとか)が無いのであれば、急いで「胃ろう造設」する必要は無いと思います。

また急に経管栄養が必要となったときでも、お父様の場合ですと、N-Gチューブを食事の度 鼻から入れて栄養することも可能です。この方法ですと、経管栄養の利用者を嫌がる施設でも利用可能です。(老健のくせに胃ろうを嫌がるところもあるのですから困ったものです。)

TPNやIVHなど腎臓・肝臓等に負担をかける栄養法を取っていると言う現状なのであれば「胃ろうのほうが生理的に自然な 腸からの吸収なので良いですよ」とお勧めしますが、お父様は違いますものね。

胃ろうについてですが、管理し易いPEGの事を言っていると推察します。これは内視鏡的手術なので簡単です。数ヶ月毎に交換が必要となりますが、おうちでの交換も出来ます。ですので「逆流リスクが高いのであれば」是非視野に入れてみてください。ちなみにムセが無くても語嚥している場合も多いので、ビデオフルオログラフィーVF(とかビデオエンドスコーピーVE)という検査をお受けになられると喉の状態をしっかり把握できますので、リスク管理・胃ろうが必要かどうかの判定に有用です。

>人間として自然な形でまっとうさせてやったほうがいいのでは?と思う…

どのような治療を受けるとかどのように生きていく という判断は、ご本人や御家族が決定する事です。医師が決める事ではありません。ただ…

栄養が充分取れなくなって最後を迎えるというのは「餓死」するという事です。普通の人でしたら見ていて耐えられない状況になります。
もし実際にそういった超低栄養状態になった時には、点滴または経管的に栄養してあげたくなるのが「自然な感情」です。貴方など御家族がきっと思うであろう 「そんな自然な気持ち」を否定する必要はありません。
このままですと予後がそうなる可能性が高く、それを予防する必要性があるというのであれば、PEGは有効な手段です。

口からゴハンを食べる事は、「人生最大の楽しみ」ではないでしょうか。食事の際の介護力の問題がないのであれば、その楽しみは可能な限り守ってあげたいですよね。

胃ろう造設の必要性・長短を考えるよりも先ずは、きちんと「栄養評価」をするべきかな?と思います。

正しい答はひとつではありません。御家族でよく考えた上での解答であれば、それが「正しい選択」という事になります。何故今の時期に胃ろうなのか?他の方法では何故いけないのか?Dr.と納得出来るまで何回も何十回も話し合ってみて下さい。
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NO.1の者ですが付け加えさせてくださいね。



現在入院中の病室の他の患者さん達を見ていますと、胃ろうの方達はそれに加えての口からの摂取は全くしていませんよ。病状等、詳しく知った上での事ではないので、あくまでも「印象」ですが、施設なり、病院では、併用は人手がかかるから、無理だからなのでしょうか?地域、施設により違いは確かに有りますが、6ヶ月の入院期間での観察では胃ろうの方達は家族が来ていない時は、まるで眠ているばかりです。 お父様は認定3との事ですが、ご自分の希望は表現できるのでしょうか?お尋ねになるのも一案かと。

これも素人の観察で恐縮なんですが、お父様は「痰」は自力でだせますか? 父は時々看護士さんに痰をひかれるのですが、たいそう苦痛で(実は私も経験していますがのどが敏感でつらかったです。)本気で怒るそうです。でも、夕食の介助に隔日に行くのですが、ベッドを起こして食べ、食後のコーヒ後、私が肩もみをするのですが、その時、充分に水分を摂って、かつ、ゆうに1時間以上体を起こしていますと、毎日ではないのですが、大量の痰を自力で出します。すごい量が出ますのでびっくりですが・・。おそらく上半身が起きていることで自然な姿勢に近くなり、機能が働きやすいという事と、食べることで口、のどと、体の機能を使い、結果、良い刺激を与えていることになっているからでしょう。胃ろうの方達は「お食事時間」でも頭部が30度位高くなる程度にしかベッドを起こしてもらっていません。そして食後は「痰」ひきタイムです。

これは予想にすぎませんが、父の主治医はおそらく、口からの摂取では栄養補給が足りなくなった時には、点滴で補うと思います。私もそれを希望しています。

整理して書けず、わかりにくいかと思いますが、許して下さいネ。
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看護師で在宅介護のケアマネージャーです。



結局は誤嚥性肺炎再発の危険性とQOL(生きがいや生活の質)どちらを取るかだと思います。

最終的に経口摂取できなくなれば、胃ろうやIVH(高濃度の輸液を末梢ではない太い血管から行う方法です)等の栄養摂取を考えなければなりません。

rensiさんは今それをするべきか悩んでらっしゃるのですね。

胃ろうにするデメリットとしては・・

1.嚥下機能が失われる
胃ろうは抜管してしまえばすみやかに穴が閉じますが、一旦使わなくなった嚥下機能は回復しにくい(特に脳からくる嚥下障害の場合)と思います。
たぶん、口から食べ物をとることは生涯できなくなるでしょう。
2.一部の介護サービス利用への影響
訪問介護(ホームヘルパー)で食事の事をしてもらっていた場合は、胃ろうへの注入食となり、訪問看護(看護師)でしか対処できなくなります。
また、反対に胃ろうのカテーテル管理として、訪問看護サービスを導入する必要がでてきます。
訪問看護はわりと単価(単位)が高いですから、介護保険のサービスをギリギリまで使っている場合は他のサービスを減らす等考慮する必要がでてきます。
施設入所に関しては、いまどき胃ろう程度で嫌がるところがあるかは疑問ですが、地域差もあるかもしれません。

医師との関わりについては、他の方もおっしゃられているように、むにゃむにゃとしていたほうが良いかもしれません。まあ、その医師の性格を見て、率直に思いを伝えるか考えたら良いとおもいます。
医師が勧めていることは、ある意味安全に生活できる方法でもあります。

当面経口摂取でいくということなら、誤嚥性肺炎が再発する恐れもある事を含んで(ある意味割り切って)決断してください。
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胃瘻(胃ロウ)増設イコール延命手段との解釈は、ちょっと誤解のような気がしますね。

と言うのも他にも延命手段はあるからです。例えば中心静脈に点滴カテーテルを留置(IVH or TPN)して、高濃度の栄養剤を点滴するという方法でも延命は可能だからです。しかし安易にそういった方法をとらずに、胃瘻増設で対応しようとする、主治医の判断は賢明な判断だと思います。なぜなら消化器系に問題が無いのならば、胃から栄養を入れてあげれば、ちゃんと消化吸収できるからです。消化吸収能力があるにもかかわらず、他の方法で栄養を与えるのは賢明ではないですね。胃瘻増設をかなり大事と捉えられているように見受けられますが、はっきり言って耳にピアスの穴を開けるのと差ほど変わりありません。再び元気になって、経口摂取が可能になり、胃瘻が不要になれば、抜けばいいだけです。穴は自然に閉じます。ピアスの穴も放って置けば自然に閉じますよね。増設術も手術などと呼ぶほどのものではなく、ものの20分ほどで終わり、胃カメラ検査と差ほど変わりありません。麻酔も局所だけですし、身体に与えるダメージも極めて少ないので、高齢者でも比較的安全に行えるものです。参考にホームページを紹介しますので、もっときちんと正しい知識を身に付けてください。悩むのはそれからでも遅くはありません。 正しい知識がないからこそ、無用な不安をかかえるのです。

参考URL:http://www.peg.ne.jp/index.html
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大変ですね。

お察しします。長文になりますがご参考になれば、と、思います。

私の父は85歳なのですが、昨年、前立腺の手術をして退院後、すぐに、その年初めての猛暑にあい、水分補給に失敗して脳梗塞を起こしました。地域の救急病院で3ヶ月入院し、退院を迫られ、現在は違う病院でお世話になっています。

私どもの初めの病院での経験から考えますと、お母様がまだ、刻み食を作り食事の介助もまだおできになる(体力・気力ともにあり)ようでしたら、胃ろうは先に延ばされてはいかがでしょうか? 父の場合、入院後、下痢があったので3週間の絶食後、いざ復食となっても、全く食欲が無くなりました。先生は理由が判らないといい、父が生きたくなくて食べないのではないかとまで、言われました。3週間もの絶食がどうして必要だったのか、(薬はビオフェルミン)また、通常は脳梗塞で入院すると、血液の流れをよくする点滴を受けますが、父は脳のむくみをとるだけの点滴を数日受けただけなので、この点質問しますと血管がもろいからできないとの事でした。(実は先日、脳梗塞を又、起こしたのですが、今の病院では血液を流れやすくする点滴をして下さいまして、元の程度まで回復しました!)栄養不足から体がむくみ、その時点で、胃ろうという話しが出ましたが、あいにく(実はこれが後で幸いするのですが)腹部がはれていて無理なため、肩の下あたりの胸から点滴で栄養を入れました。これだけでは栄養は不足するそうですが。質問者さんのお父様の場合、嚥下性肺炎になり、胃ろうを薦められたのでしょうが、召し上がる際、ベットは充分起こしていますね。あと、ゴックン、と、声かけしてみるのもいいかも。

点滴ですがそのたびごとに針を刺すのではなく、入り口として針はずっと入っています。清潔を保つ必要から、病室ではなく手術室で入れたようです。その部分の皮膚が痒くなる程度の負担ですみますから、患者には楽ですよね。それと口からの摂取も平行してできますし。なんといっても、口で食べるという事は刺激になりますし、本人の楽しみのひとつになります。質問者さんのご心配のとおり、胃ろうですと、いえ、その他ボケとか、ストマとか、経管栄養でも、入所の際のハードルになるんですよね。そのため順番が遅くなる事もあります。男性は女性に比べ遅くなりますし。ただ、食事の介助が必要である場合もネックにはなるので、なんとも悩ましい所ですが・・。でも患者本人の身になることが一番かと。(くどいようですがお母様の状態も勘案してくださいね。)

現在入院している病院へ移る際、家族としては治療に何を望むか院長先生から尋ねられました。口から食事が取れるようにお願いします、という、私たちの願いが、どうして、前の地域一番の先端治療ができる病院ではできなかったのに、小さな病院でできたか。ストマを作ったのです。劇的に体のむくみがひいて、おなかも戻り、現在、不自由な手ですが食事をしています。看護婦さんから聞いたのですが、お腹が膨れた患者さんがやはりストマで助かった例を以前の勤務先の病院でも幾例も見ているとのこと。素人考えなのですが、老人の事を良く知らない先生ですと、だめなのでは?医者も経験不足の人はネット検索に頼っているのでは?つまり、患者の事をよく見ていないのでは、ということでした。

父はストマから検査をしたところ大腸がんが見つかりました。このところ、食欲が落ちてきているものの、食後のお菓子もいただき、コーヒーを美味しそうに飲んでいます。これもあの時、胃ろうが作れなかったお陰です。

お父様の場合、介護認定3ですから、病人さんの日常生活の質も考えてさし上げる意味からも、お医者様のアドバイスはぼかして、決断できないフリをなさって、(実は作らないという決断をしていても、あからさまにださず)ぐずぐずしてみる事も一つの手ではないでしょうか。そのうち、病状が変わってくれば考えればよいですしね。

ついでですが水分補給には気をつけてくださいね。お風呂上りにも飲ませてさしあげてください。ちょっとのことで脳梗塞になります。どうぞ、おだいじに。

時間がなくて、見直しをしないでアップします。おかしなところ判断してくださいね。
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この回答へのお礼

詳しくお話を聞かせていただき、ありがとうございます。在宅介護をできるだけ望む母のことを考えると、母の負担にならない方法を考えてやりたく、子として あれこれ悩む毎日です。子も私しかいないため私自身も誰にも相談できず、苦しいのですが、同じ問題に立ち向かったいかれている方々のお話を聞けるということは、私自身の励みになります。本当に、ありがとうございました。

お礼日時:2005/02/28 19:18

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