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最近石鹸シャンプーを使い始めました。新しく行った美容院で「髪がかなり痛んでますね」と言われたのがきっかけです。自分では調子はまあまあだし(手触りの感じだけですけど)よく「ツヤツヤしてて綺麗」などと同僚からも言われてたから、ちょっとショックだったのです・・美容師さんが「市販のシャンプーとかで痛む場合もあるし・・界面活性剤が入ってるから・・」と。勿論そこのシャンプーも薦められましたが、かなり高いし・・そこで少し調べて、石鹸シャンプーを使ってみたんです。リンスも専用のを使っています。二週間位たっていますが・・髪の状態が善くなってるかどうか、イマイチわかりません(笑)やっぱり、ごわ付気味だし・・石鹸シャンプーについて詳しい方、石鹸シャンプーってホントは髪にいいのかどうか教えてくださいませんか??(ちなみに、美容師さんに高いシャンプーを無理に売りつけられたりはしてません)

A 回答 (4件)

20年来、髪のことで悩んだ私は、髪について、いろいろな知識を習得したと、自負しています。



私の手元に7年程前に購入した「せっけんシャンプー快髪(かいはつ)読本」という本があります。著者は、石井妙子先生という消費生活アドバイザーをされている方です。三五館(三つの大洋、五つの大陸という意味)から出版されたものです。なかなか、奥の深い本です。

ちょっと、紹介させてもらいます。(抜粋は違法に当たりますかね。すみません。人助けですので)

まず、普通市販されていて手に入れやすいものに合成シャンプーと石けんシャンプーがあります。
●合成シャンプーは、洗浄力も強く、泡立ちもいい、洗い上がりもいい(ように見える)、香りもいい。でも、抜け毛や薄毛、白髪の原因となり、体内に侵入して肝臓や腎臓などの細胞を破壊するなど、不安要素があまりに多い。
●石けんシャンプーは、最初の内、使いづらいし、洗い上がりもよくない。でも、髪や地肌、環境を損なわない。使っている内に、髪自身がもつ自然治癒力で髪に健康がもどり、きれいになる。

現在、市場には、ノーマルヘア用、ダメージヘア用、オイリーヘア用、フケ・かゆみ止め成分配合と、あらゆる髪質、悩みに対応したかのようなシャンプー、リンスが出回っているが、スーパーやコンビニに並ぶシャンプーは例え原料が100パーセント植物と書かれていても、全て合成シャンプーと考えてよいとのことです。美容室で勧められた海藻シャンプーでさえ、合成シャンプーと変わらないものであったと、調べてわかったそうです。
合成シャンプー、つまりは、洗濯用、台所用合成洗剤と同じ成分というのです。

ちょっと難しい話になりますが、石けんや合成洗剤が汚れを落とすのは、界面活性剤が働くからです。2、3000種類ある界面活性剤の中で、脂肪酸ナトリウムと脂肪酸カリウムを「石けん」と呼び、それ以外の界面活性剤を成分とする洗剤を全て「合成洗剤」と呼ぶそうです。

この石けんの界面活性剤と、合成界面活性剤の性質は、大きく違います。
●合成界面活性剤は、非常に脱脂力が強いのが特徴。普通、人間の皮膚は、細胞が隙間なくびっちり並び、その上を皮脂膜という保護膜がおおっているが、そこに、合成界面活性剤が付着すると、強い脱脂作用のため、保護膜がなくなってしまいます。そのため、容赦なく皮膚内部に浸透していきます。その上、分解性が悪く、長期間、界面活性作用を失いません。タンパク質変性作用も強力なため、指紋が消えたり、ひび割れたり、肝臓や腎臓に至るまで、細胞レベルで障害を起こすことが、実験データで明らかになっています。
●石けんの界面活性剤はというと、確かに石けんの浸透力も大きく、ある濃度までは、洗浄力も非常に高くて合成洗剤にも負けていません。ところが、ある濃度以上に薄くなると、急に洗浄力を失うのです。つまり、界面活性作用をなくしてしまいます。はかない命なのです。

あと、興味深いのは、原料が天然の植物であっても、主成分となる洗剤は、合成洗剤だというのです。難しい話なので、説明は省きますが。

ともかく、合成洗剤がもたらす害は、薄毛、抜け毛、若白髪、皮膚障害、肝臓障害、催奇性、カルシウムの減少のほか、体質の酸性化(体液が酸性に傾くと、糖尿病のように病気にかかりやすい体質になる)、溶血作用(貧血症状をもたらす)、酵素作用の乱れ、コレステロールの増加(血管に脂肪が蓄積して、心筋梗塞などの原因となる動脈硬化を引き起こす)があります。

では、石けんについての説明です。
石けんの成分は、2種類に分かれます。動植物油脂にナトリウムを化合させてできたものが脂肪酸ナトリウムで、固形石けんと粉石けんになります。また、カリウムとの化合物は、脂肪酸カリで液体石けんになります。石けんシャンプーは後者に当たります。

石けんの原料の油脂は、脂肪酸とグリセリンで構成されます。固形石けんの場合、製造時にグリセリンが除去されるのに対して、液体石けんには、グリセリンが残ります。グリセリンには、湿潤作用があるため、液体石けん(せっけんシャンプー)で洗うと、固形石けんで洗髪したときのようにパサパサせず、しっとり洗い上がります。また、液体石けんは、水に溶けやすいので、固形石けんより、石けん分を落としやすく、すすぎが楽という利点をもっています。

※いいことづくめのようですが、せっけんシャンプーにも泣きどころがあります。それは、合成シャンプーから切り替えたときの一時期、洗いづらく、石けんカスが髪に残ったり、フケ状のものが出やすいということです。一時期なのですが、やはりかなり辛いものがあります。

しかし、ここでくじけてはいけません。個人差はありますが、3ヶ月から半年の辛抱です。この間は、合成洗剤のしみこんだ頭皮や髪から化学物質が抜け、細胞が賦活(ふかつ)する時に起きる好転反応の一種です。

著者の石井先生自身、長年使い続けた合成シャンプーからせっけんシャンプーに替えられた当初は、洗っても洗っても、すすいでもすすいでも、石けんカスのようなものが髪にこびりつき、白いフケ状のものが取れないし、きれいに洗ったつもりでも、髪をとかすと、グレーの垢状のものがブラシやクシについたそうです。当然、髪にツヤはなく、ゴワゴワでした。と、述べられています。これでは困るという日は、割り切って、合成シャンプーを使われたそうですよ。そして、とうとう、半年を過ぎたころには、石けんカスにも、フケにも悩まされなくなったそうです。

赤ちゃんのときからせっけんシャンプーを使ってこられた先生の息子さんは、学校で、「石井君だけ天使の輪がある」と言われたそうです。実は、それと同じ体験を私もしました。私の息子も幼少のころからせっけんシャンプーを使っております。小学校の入学式だったと思うのですが、子供たちの後ろ姿を眺めていて、ふと気づいたのです。うちの子だけ他の子と髪の色が違うのです。黒々として、そして、一人だけしっかり天使の輪ができていました。そのとき、この本を読んだ後だったので、本当なんだと、実感しました。

坂下先生という医学博士が、合成シャンプー派とせっけんシャンプー派の毛の太さを比べたところ、前者の平均的な太さは、0.08~0.09mmで、最も細いものは、0.06mm。後者は、0.10~0.11mmで、一番細いものでも0.10mm、一番太いものは、0.135mmもあったそうです。

せっけんシャンプー体験者談として、「54才で黒髪フサフサ」「アトピー、主婦湿疹がきれいに」「赤茶けた髪が今では真っ黒に」「抜け毛にさよなら」等。
やはり、だいたいが「使い始めはかゆみがひどく、かいて何カ所もかさぶた状態になり、それが取れるときに一緒に毛が抜け、何度もやめようと思った」とか、「2、3ヶ月はフケ、せっけんカスがひどかった」とか。やめたくなったけど、やめなかったのは、合成シャンプーのこわさを知っているからと、何人もの人がおっしゃってますね。

余談ではありますが、実は、私もせっけんシャンプーを使いはじめの頃は、ゆすいだあと、キシキシ感が残って、クシ通りも悪く、イライラしました。で、私は続けなかったんです。それは何故かと申しますと、丁度その頃、リーブ21に通い始めたものですから。リーブのシャンプーもよかったですよ。漢方配合で刺激の少ないものです。お陰様で、3年ほどかかりましたが、生まれもった本来の髪にもどりました。私以外の家族は、せっけんシャンプーで黒々、ツヤツヤ、抜け毛もなく、非常に理想的な髪を保っています。

最後に。
せっけんシャンプーを選ぶときは、表示をよくチェックしてください。界面活性剤がせっけんであるのか、それとも、合成であるのかを。せっけんと書いてあっても、合成界面活性剤が含まれた複合石けんタイプのものもあるので、表示をよく見て下さいとのことです。
よく見かけるのが、植物油脂を原料にしたもので、洗浄成分はアミノ酸系の界面活性剤というシャンプーらしいです。これは、石けんではなく、両性イオン系の合成界面活性剤なので注意なさって下さいとのことです。
シャンプーやリンス類は、アレルギーなどを起こしやすい指定成分以外は表示義務がないので、界面活性剤の種類すら明記されていないものが少なくないそうです。表示の仕方がメーカーごとにバラバラで統一されていないため、わかりづらいですが、商品の表示の中に「せっけんシャンプー」と明記しているものであれば、まず間違いないとのことです。

長々と読んでいただき、ありがとうございました。しばらくは「?」と思われるかもしれませんが、がんばってつづけられたらきっと、良い結果が現れるのではないでしょうか。

本文中で石井先生が紹介されているせっけんシャンプー取り扱いの美容室と、製造しているメーカーを明記しておきます。
※1997年の時点のものです。

美容室「パーマイン美貴」Tel03-3650-2200
美容室「ビューティ・ジョイジョイ」Tel0427-25-3254
エスケー石鹸(株)Tel0482-22-4141
太陽油脂(株)Tel045-441-4953
シャボン玉石けん(株)Tel093-791-4800

ちなみに、うちの家族は、太陽油脂(株)のせっけんシャンプーを使っています。東急ハンズで、ボトル1L980円で購入したはずです。お揃いのリンスもありますよ。うちは、リンスは使ってませんが。
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この回答へのお礼

くじけません!!何度も何度も読み返しました。半信半疑だった気持ちが自信へと変わりました(笑)「私は何ていい事し始めたんだろう!」とうれしくなりました。とても長い目で見て「本当によかった」と思える美しさを手に入れられる!というワクワクした気分です。色々教えていただいて本当にありがとうございました。頑張り続ける勇気も湧いてきました。髪も環境も大切にしたいです。

お礼日時:2005/02/18 19:33

石鹸シャンプーの後にクエン酸のリンスをしますが一滴、椿油などをリンスに垂らしいれ髪に掛けてなじませてあげてください。

しっとりしますよ。クエン酸は薬局で粉末状のものが売ってます。水で薄めてリンスを作るのですが、大きいのを買えば800円ぐらいで数ヶ月は持ちます。香りが欲しければお気に入りのアロマオイルを垂らせばいいのです。またリンスはお酢でもいいんですよ。お風呂の中では匂いますが、洗って乾かすと匂いはありません。クエン酸と同様、私は椿油を垂らし入れています。無添加と書いてあってもよく見ると違うものもあります。まがい物が多いのでご注意を。私はミヨシ石鹸の無添加シリーズをお勧めします。我が家はボディソープで頭の先から爪の先まで洗っていますよ。とても泡立ちがよくとってもクリーミーで大好きな石鹸です。400mlで安いお店では370円くらいで買えます。界面活性剤は石油系ですからつやつやしますが、そこから健康な髪に戻すまでにはリスクはあります。私も最初は髪がきしんで、ゴワゴワして、フケみたいのが出てきて一度はやめました。一ヶ月くらいはそんな状態が続きましたが今ではさらさらになっていますよ。界面活性剤は地球環境には全くよくないものです。海を汚しますし、魚のえらに詰まらせたり、ヘドロの原因にもなるようです。そおいうものを髪に顔に手に(シャンプー以外でも界面活性剤は台所洗剤や洗濯石鹸、化粧水などにも入っています)塗っているのですからいいわけはありません。
後は本人の好みですが、髪の健康と経済的なこと、そして地球環境のことを考えても石鹸シャンプーとリンスはお勧めです。
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この回答へのお礼

私もミヨシのを使っています!初めてだったので、オリーブ油配合とかっていうのにしてみました。ゴワつきはあるけど、パサつきはないかも・・と実は感じています。一ヶ月たてば、もっと効果がみえてくるかもしれませんよね。椿油も試してみます!顔や体と同様、頭皮や髪も毎日大切にしたいですもの。がんばります。ありがとうございました。

お礼日時:2005/02/18 01:30

基礎化粧品にもそれぞれ相性と好みがあるように、シャンプーやトリートメントにもそういうのはあると思います。


私も以前、「無添加」とか「純石鹸分」のシャンプー類を使った事がありましたが、スレ主さんのよりにゴワ付くし何だかきしむ感じもしました。
そこでシャンプーはそれを使い、トリートメントは一般的にドラッグストアで売られていて
CMでも見るような物を使うようにしたら平気でした。
シャンプーは汚れを落とすもの、トリートメントやリンスはいたわる物だから、いたわり系は納得行くものを選べばいいなと思いました。

ちなみに今は「無添加」や「純石鹸分」のシャンプーは使っていません。

髪が痛むのはシャンプー類よりもドライヤー、髪が濡れたまま寝る、カラーリングの方がウエイト大きいと思います。
「無添加」や「純石鹸分」のシャンプーは髪より何十年後かの地肌(頭皮)の為にはとてもいいのではないでしょうか?

ちなみにトリートメントは髪の芯へのケア、リンスは表面のコーティングなので、
トリートメントの後にリンスをするのはとても効果的のようです(^^)
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この回答へのお礼

カラーリングはしています(濡れたまま寝ることはまずないし、ドライヤーも気をつけてかけているつもりです)・・確かに髪より頭皮にいいのかもしれませんね。トリートメントは「無添加」というのを使っています。ホントに無添加なのかな?と半信半疑ではありましたが、おっしゃるとおり、トリートメント類はこだわりすぎる必要もないのかなとも思いました。アドバイスありがとうございました。

お礼日時:2005/02/18 01:20

 髪にはいいですよ ただ ウリがそれだけなので使用感も香りも何もかもイマイチなのは事実です。

マイクロスコープ等でどアップにする機会があればわかるんですけど(そんなもんないか)
 
 たぶんその高いシャンプーの品質はいいと思いますよ 美容師さんちゃんと界面活性剤の勉強してますから
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この回答へのお礼

ありがとうございます。「ホントに髪にいいことしてるんだろうか」と少し自信なくしてたとこだったので、簡潔に回答、断言していただいて、何だか続けていく気持ちになれました。

お礼日時:2005/02/18 01:09

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