上野のバイクショップについて

　常磐線の沿線に住んでいた頃、月に一度は見に行きましたが、そのうちヤミ市のようなムードを感じて足が遠のいてしまいました。

理由
１．定価が表示されず、客の足元を見て価格を言う。
２．カモを狙うような従業員の目つき。
３．店舗前の高架下の道路は試乗が出来る環境でない。
４．車道や歩道を商品(バイク）で不法占拠する店に商業道徳を期待できない。
５．毅然と断らないと、押し売りする。

　上野の用品店には良い店が多いと思いますが、バイクは近所で買うに限ります。

要するに、「上野のバッタヤ」と言う言葉（死語）もあるように、とにかく安く売ろうって了見があるような地域ですから、骨董品を買うようなもので、自分の目利きに自信がなければ止めておいたほうがよいと思います。

逆に目利きに自信が有れば掘り出し物も見つかるかもと言った具合ですかね。

以前、上野のとあるバイクショップで初めてバイクを購入しました。

数ヵ月後、世田谷のバイク店にバイク用品を見に行ったついでにちょっと見てもらったら、『もしかして上野で買った？』と言われ、聞くとタイヤやフレーム等様々な不具合が発見されました。
どうやら販売時のメンテナンスに問題があったようです。

自分に中古購入時の心得のようなものがあればよかったのですが、なにぶん初めての単車購入で、分からない事ばかりだったので自分の無知を痛感しました。

私は中古で買ったのですが、上野で中古を買うのはあまりオススメしません。もし買うのであればしっかりとした知識を身につけておかなければいけないと、今回の件で思い知らされました。

バイク屋で値段を考えるなら、レッドバロンが規格を統一してるので安心できると思います。

私は北関東に住んでいますが、バイク屋は買うときの値段だけで考えてはおりません。タイヤ交換や修理などを考えると、お客とお店の関係を良好に保つために価格だけで店を選ぶと修理で金がかかることがあるので、お客がお店を育てる気持ちで付き合わないと結果的に損になることがあると思っています。

私が付き合うバイク屋は、亡父の代からの付き合いで、お客である自分とお店の主も代変わりしましたが付き合いは良好です。常に私の車種の部品はストックを切らさないように考慮してもらってます。

上野のバイク屋うんぬん、というよりも、自分の生活に密着していて、技術的にも信用できるお店を探したほうが遥かに得策ですよ。