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先日、父親の前立腺がんの件で相談させて戴いた者です。
ネットや本などでも色々調べた結果、心臓の悪い父親のことなので、摘除手術はやめることとして、先週からホルモン療法としてLH-RHアナログ注射を4週に1回ということで開始しました。
年明け早々に2回目の注射をするのですが、このままホルモン療法で様子を見ながら放射線治療を行うかどうか考えるとしました。
担当の先生曰く、手術しないのなら放射線治療がよい(ステージBでグリソンスコアは3+4です)、外照射はおすすめできない、組織内照射が良い、と言われ小線源療法を考えています。
小線源療法には線源を抜去するものと永久留置するものがあるようですが、どちらが良いのでしょうか。
また、永久留置する密封~の方は東京以外では実施機関が少ないようですが、私の父親は兵庫県在住であり、関西近辺では無いでしょうか。四国がんセンターが最短?なのでしょうか。
どなたかご存知であれば、教えて下さい。

A 回答 (3件)

前回の質問を見ていないので、何ともいえませんが、病巣摘出手術を避けた理由が今ひとつ理解できません。


心臓が悪い、とはどの程度の症状なのでしょうか。ご高齢なのですか。現在はカテーテルによる手術ですので、侵襲性も低く、ステージもBでグリソンスコアも合計7なら普通は迷わず摘出しますが。密封小線源療法は根治には至りませんから、症状を今の状態に止めるということです。いずれ他の療法との併用が必要になります。前立腺がんは比較的進行が遅いものが多いのですが、この療法ではリンパや骨転移のリスクは残ります。
暫定か永久留置かは病巣次第でしょう。
とにかく、お尋ねの放射線治療を行う病院は、関西にもたくさんあると思います。それほど困難な手技を要するものでもないですから。
大阪府立成人病センターでは放射線治療科でイリジウム192による小線源治療を実施しています。兵庫県立成人病センターは明石市にありますが、実施しているかどうかは確認していません。そのほか各大学・医大付属病院でも行えると思いますのでそれぞれ聞いてみるといいでしょう。

参考URL:http://www.mc.pref.osaka.jp/

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。
父が心臓が悪いのは4年前くらいからで、かかりつけの先生からは「狭心症の気がある」と言われており毎日点摘(めまいを防ぐ)と飲み薬を服用しています。時々苦しくなったときはニトロという舌下薬を服用しています。
今回心筋シンチを行った結果、やはり血の巡りが悪い個所があるようで、狭心症か否かを真に見極めるべく、来年早々にカテーテルによる検査を行う予定です。
父は74歳で高齢でこういった心臓病を患っているので手術を今回見送ると言う判断をしました。
ヨード125などのシード線源を密封する永久留置型の小線源療法は、やはり関西では少ないのではないでしょうか。。

補足日時:2004/12/17 19:39
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手術では前立線の全摘出になるので合併症、後遺症を抱えることになります。



小線源治療の一時刺入と永久刺入はそれぞれに長所・短所があり前立線の大きさによる向き・不向きがあるため患者さん個人個人によって選択は違ってくるそうです。

放射線治療で尿漏れ、排尿困難、性機能低下、直腸出血などの副作用や後遺症があげられます。全摘出術や外照射に比べれば多少低いかもしれませんし外照射にしてもピンポイント照射で毎日移動する前立線の位置を確実に捉えて行なえる病院、実績のある腕のいい医師と技師によって副作用などの出方に大きい差が出ます。

私も前立線ではないですが放射線治療を関東で受けたことがありますがそこには前立腺ガンの放射線治療に全国から集まって来ていました。近い方がいいですが安全で確実な「質の高い治療」は
少し遠くても絶対あとの結果が違います。

地元や他県の患者の会に相談して小線源治療のこと、いい医師について情報をもらいましょう。親身に教えてくれます。いろいろ探してみて下さい。

いい医師は電話でも丁寧にたくさんの情報を提供してくれます。ただしこれは私の実体験ですが紹介された地元の医師が本人にとって相性がいいか、希望する治療を快く受けてくれるかは別なので病院選びは本当に難しいのは事実です。

初回治療はその先を大きく左右する大事な治療ですので焦らず本人が納得出来る医師のもと希望する治療を受けることが大きな満足感になり、いい結果を生みます。万が一いい結果が出なかった場合でも自分できちんと納得と責任が持てます。

十分に検討して医師と納得のいくまで話して決めて下さい。

http://wwww.yomiuri.co.jp/iryou/saisin/sa391601. …

参考URL:http://www.yomiuri.co.jp/iryou/saisin/sa3a1401.htm
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この回答へのお礼

お礼遅くなりました。すみません、ありがとうございます。もうすぐ2回目のホルモン注射です。いまだ放射線治療を始めるかどうかの結論は出せていません。しかし、PSA値が改善されていれば、放射線療法(小線源療法)の合併症のリスクが何%かわかりませんが、父としては年齢(74歳)を考えると、放射線治療はしないという判断をするに至ると思います。

お礼日時:2005/01/01 14:32

補足説明していただき、小線源治療を選択した理由はわかりました。


あとは通常、前立腺がんの診断がでた時点で担当医から治療法の選択肢が提示されたはずですが、ご自分で探されているということは診断を受けた施設にはこれ以上頼らない、ということなのでしょうか。そうすると心臓を診ている「かかりつけの先生」はまた別の施設の医師と理解していいのでしょうか。
というのは、放射線治療は前にも書いたとおり、根治療法ではないので、他の療法と組み合わせる集学的治療という形をとります。それが他の疾患(狭心症治療)に影響しますから、治療上患者に対する統合的管理の点で、心臓疾患治療を他の病院に残し、並行してがん治療を行うというのは受入先の病院にとってかなり難しいと思います。両方全てを任せることを前提に転院先を探されると考えていいですか。そういうおつもりなのでしょうか。そしてどの病院も患者さんの治療全体に責任を負う立場にありますから、貴方ががん治療の専門医か、少なくとも医師でない限り、患者側で療法を特定して施術要求されても、(検討の範囲に入れはしますが)受けられないと思います。それに、病院ごと違いがあるので一概にはいえませんが、多くの病院ではまず泌尿器科で診断し、その結果放射線治療が選択されたら、放射線科と合同で治療にあたるのが一般的ですから、診断の時点で小線源療法が排除されたら、この話は根底からなくなってしまいますが、いかがですか。
また、小線源療法の実施施設を探すことも「ヨード125などのシード線源を密封する永久留置型の小線源療法」と言うところまで具体的に絞り込むと、泌尿器科の専門医でなければ例えば関西方面全体の各病院ごとの治療の実態や特定の療法の動向を知る立場の人は少ないと思います。とても私には一概に関西では多いか少ないかなど言えません。こうしたサイトではたまたま経験者がいて、回答してくれればいいですが、それ以上は個々の病院をあたるしかないでしょう。関西の医療現場に精通した医療ジャーナリストでもなければ、それもかなり困難と言わざるをえません。
否定的な見解が続いて恐縮ですが、家族として最善の医療を臨むのは当然のことです。ですが、特定の治療法の実施機関を見つけだしたとしても、治療法の選択は最終的に診断医の権限の範囲です。診断の結果、最善を尽くすために医師は専門知識と経験を持ってあたっているわけですから、意見は大いに言うべきですし、病院側に説明責任がありますが、治療の最終判断は医師に任せるしかない、そこのところはご理解いただけたでしょうか。
昔、未承認薬「丸山ワクチン」を求めて、丸山医師の門をたたいた患者・家族の方々が大勢いらっしゃいましたが、あのときは近代医学では治療が限界とされた症状の、いわば見放された患者さんが少ない可能性を求めて遠路きたわけです。通常の場合、患者サイドに治療法の選択肢は示されてもその決定は医師の専門的判断で行われるもので、そうでなければ医師も治療の全責任を負うことはできないのです。
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この回答へのお礼

お礼遅く申し訳ございません。丁寧過ぎるほどの回答をありがとうございます。
先日、カテーテル検査の結果、「狭心症ではない」との診断になりました。かかりつけの先生(心臓のほう、外科胃腸科の先生)は父の自宅から歩いて数分の近所であり、そちらでもらう薬も減らしていくことになりました。
前立腺がんのほうは、もうすぐ2回目のホルモン注射ですが、放射線療法は外照射がおすすめできない、手術しないならそりゃもう組織内照射型の放射線療法をしたほうがよいとは、担当医の意見です。残念ながらその担当医の病院では外照射しか行っていないのです。
永久留置が良いかそれとも抜去が良いのかは実はよくわかっておりませんが。。。
そしてこの放射線療法を始めるかどうかすらいまだ結論は出せていません。

お礼日時:2005/01/01 14:21

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