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先ほど、ガンダムの話で友人と口論になってしまいました。

モビルスーツのデザインの話でしたが、ジオンにはツィマッド社・ジオニック社・MIP社という3つの軍事会社があり、各モビルスーツの形態や機能をみると、どこの会社で製造したか、提携先はどこか、を判断できるのだ、と友人は主張します。

私は、初代ガンダムのモビルスーツデザインは基本が富野監督のラフスケッチで、大河原先生が仕上げていたものが多く、そんな細かい点まで設定はなかった。企業名が作品上に登場したのはゼータの「アナハイム・エレクトロニクス」くらいしか認識がないぞ。
と言ったら、

「お前は真のガンダムファンではない。」と怒りまくって帰ってしまいました。

いったいいつから後付けの裏設定が定着したのでしょうか。実際の話ではないのですから、ドイツの試作機のような展開を付けて疑似的な軍事資料を作っている事に疑問を抱きます。そのあたりの初めの展開をご存じの方、是非、私を納得させてください。お願いします。

A 回答 (5件)

ミノフスキー粒子とか後付け設定ですね。


「ガンダムセンチュリー」(復刻版は、宇宙を翔ける戦士達)がガンダムに関わった製作者達が関わった伝説の同人誌です。
全てはここから始まる。
といっても、この頃は製作者のお遊びみたな感じだったけど、その後のはファンの暴走に近いものがあります。
バンダイが玩具を売る為に作った後付MSVシリーズ。
オフィシャル論争で激震が走った模型誌発の同人企画「ガンダムセンチネル」のオフィシャル化…
バンダイが商品的価値があるものを公式としてオフィシャル化した頃からガンダムの血塗られた歴史が始まります。
ちなみにこのOUT増刊復刻版(宇宙を翔ける戦士達)は現在でも手に入ります。4千円もしますが…

別に設定なんて”ガンダム”を楽しむ為の道具に過ぎないから、私からしたらハッキリ言ってどうでも良い事です。
それにガンダムのファンに真もへったくれも無いです。
単に知識が多くて頭でっかちなだけ。ある意味可愛そうな人たちです。
設定オタクとかMSオタクとか色々存在しますけどね。
最近では、もっと複雑化していますが…

ガンダムの知識オタクになりたいのか、ガンダムを楽しみたいのか、それが重要な事だと思いますよ。
しょうもない事まで知っていても知らなくても、楽しめたらそれで良いんですかね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
よくアニメのカテゴリでは明快なご回答をされている方ですね。とてもわかりやすいご回答でした。

この内容を友人に読ませて、少し気持ちを落ち着けて貰おうと思います。

ご回答くださったみなさまに点数を差し上げたいのですが、それは叶いません。参考になった、のボタンを押しますので、他のみなさまはこれでご理解していただきたくお願いします。

お礼日時:2004/12/15 23:45

 おそらくはガンプラからの流れではないかと思います。



 いわゆるヒーローロボットと違い兵器と設定されたMSは、実在の兵器を参考にバリエーションをつくることが不自然ではなくなりました。実際に模型雑誌でも作者の解釈による様々な作例が発表されています。

 それをもっともらしく見せるための設定づけの一部は、やがてバンダイのMSV(モビルスーツ・バリエーション)にも取り入れられました。ファーストからZまでの間、ガンダム人気を支えていたのは、これらのガンプラ人気であったといえるでしょう。

 この流れを無視することは出来ずにZやZZにもプラモ先行のMSが登場することとなり、その設定はアニメでも公式のものとなったといえるでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

プラモデルの流れから来た、という解説には、とても説得力がありました。アニメ作品だけではなく、ガンダムのプラモデルの歴史も把握しないと話にもならなかった訳ですね。

私はいわゆるガンプラも買いましたが、ファーストの300円シリーズ程度でしたので、深く知ることはありませんでした。

そこから旧ドイツ軍の試作機開発を模倣した裏設定がうまれ、もっともらしくなるように時代とともに設定が増えて行ったのですね。(私はスケールモデルは作るので、この考えは理解できなくもないです。)

それにしても、「真のファンではない」と断定された事が悔しく思います。アニメとして好きな作品なので、好きならいいではないか、と思います。

お礼日時:2004/12/15 23:31

ホワイトベースの飛行原理(ミノフスキークラフト)、形式番号RX-78あたり実は後付けです。



後付けの設定が生まれまくったのは、放送終了直後あたりの最初のブームの頃でしょうか。
ガンダムの「リアルさ」の穴を埋めようとしたファンたちの想いが様々な設定を生み、
それを製作側が公式なものとして取り入れていった(同人として作っていた人が公式設定を手がけるようになった)という背景があります。
(そして伝説の書物「ガンダムセンチュリー」に集約する)
そして後の作品にそれが活用される。
ガンダムが深い設定を持つと言われるのには、そうしたファンの熱意があったわけですから…
それを否定するのであれば、真のガンダムファンではないといわれる気持ちも判らなくはないです。

まぁ、あれでガンダム結構矛盾点ある作品ですから。
(すっかり忘れてたけど、ジオングってコクピットハッチ胸部にあるんですよね…)
私個人としては、裏設定を作りこむことで世界観に深みが出て作品中の矛盾点が少なくなるなら大いに歓迎です。
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この回答へのお礼

有り難う御座います。
私はファーストからガンダムシードディスティニーまで、すべてのガンダムをリアルタイムで視聴しています。ファースト本放送時にはアニメ誌の「アウト」「アニメック」などで何回かこの作品について投稿が掲載された事もあり、同人誌でも執筆したことがあります。

まったくの無知、ではないのですが、当時の私が生で知り得た知識、情報と、今溢れている情報があまりにも違っているので、この質問を立ち上げてみました。
当然、ガンダムセンチュリーは知っています。

ファンの熱意を否定することはありません。これは理解して頂きたいと思います。私は「アニメ作品」としてガンダムを見ています。

それよりも、ここまで過剰な裏設定がついて、それを知らないと「ファン」とは言えないと断定された事に憤りを感じます。空想世界が一人歩きを始めたような気持ちです。

お礼日時:2004/12/15 23:17

MSの歴史はこれが詳しいです



参考URL:http://www.kiwi-us.com/~amigo/1000MS/index.htm
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この回答へのお礼

ありがとうございます。参考になりました。個人が作り上げた内容とは思えないほど詳細でした。公式ではない、と断り書きがありますが、多分今のガンダムファンは、この内容を常識として話を展開しているんだろうな、と驚愕しました。私の知っているガンダムとは別世界のようです。本当にこんな兵器があるのか、と錯覚を起こしそうでした。

お礼日時:2004/12/15 23:04

ざーっと検索した感じではここに乗ってる攻略本あたりが発端みたいです。


『GUNDAM TACTICS-MOBILITY FLEET 0079-公式ガイドブック』(勁文社 1997)
http://www.infosakyu.ne.jp/~sekkan/remix/ma_05.htm
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この回答へのお礼

早速のご回答、ありがとうございます。これでも私はファーストから現代まで、すべてリアルタイムで視聴していますので、全く無知、では無いのですが、「アニメ作品」としてのガンダムが好きであり、擬似的な兵器としてに認識を持つまでには至りません。

1997年といえば、ゲーム世界でガンダムの別世界が動き出した頃ですね。参考になりました。

お礼日時:2004/12/15 22:59

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