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No.3
- 回答日時:
さきほどの回答に補足します。
回答を投稿してから、『松本恵子探偵小説選』(『論創ミステリ叢書』7、論創社、2004年5月)の横井司氏の「解題」を見ると、「遺稿『豊平川』より」および品川力氏の「松本恵子の思い出」についても触れていました。失礼しました。
No.2
- 回答日時:
松本恵子さんについては、株式会社弘隆社(現在は社名が変更して、株式会社彷徨舎)発行の雑誌『彷書月刊』に、「遺稿『豊平川』より」という標題で自叙伝がかなり長期にわたり連載されていました。
いま手許に連載第2回の「クラーク博士の聖書」がありますが、これは1988年5月発行の同誌第4巻第6号(通巻第33号)に載っているので、この前後の『彷書月刊』を調べてみるとよいかと思います(後述するように、連載第1回は、第4巻第5号〔通巻第32号〕から始まったようです)。この自伝は、「彼女の生い立ちとか、彼女の周囲にいた人たちのこと」を知るには、最適最高の資料です。1冊の本としてまとめられていないのが、なんとも残念です。
また、同じく『彷書月刊』に、品川力氏が「松本恵子の思い出」というエッセイを連載(4回)しています。手許には連載最終回の「かたみの万年筆」がありますが、これは同誌の第4巻第4号(通巻第31号)に載っており、発行は1988年3月です(このエッセイの末尾に編集部によると思われる「次号より松本恵子遺稿を連載。乞御期待」という註記が記されています)。
松本恵子さんには、猫を主題にしたエッセイ『随筆 猫』(東峰出版、1962年6月、333p.)という本がありますが、これは1978年9月に講談社から新装再刊されているようです。
以上、手許の資料で。整理が悪くて完全な回答ではなく恐縮です。
参考URL:http://www3.tky.3web.ne.jp/~honnoumi/
ご回答ありがとうございました。早速、『彷書月刊』をあたってみます。
函館出身の長谷川海太郎・シュン兄弟や水谷準などを調べていたら、同じ函館出身の松本恵子の名が出てきました。函館では、函館時代の松本恵子のことについてはほとんど知られていないので、調べてみようと思っています。
No.1
- 回答日時:
松本恵子さんの略年譜があります
1891.01. 函館で生まれで、1976.11. 逝去ですね。
http://homepage3.nifty.com/iwawi/dozou/kansou2/m …
参考URL:http://homepage3.nifty.com/iwawi/dozou/kansou2/m …
ご回答、ありがとうございました。hp参考にさせてもらいました。
まだまだ未知のところがありそうな感じです。松本については、函館でもほとんど知られていません。文学館にも展示されておらず、長谷川海太郎がらみで、もっと調べてゆく価値があると思っています。
また、なにか新しい事実、とくに長谷川や久生十蘭などとの交流などについての記述がありましたら教えて下さい。どうもありがとうございました。
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