プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

くだらない質問だと思うのですが、ずっと気になってたもので。。

ざるそばって、かけそばと同じ材料を使って、
作る手間も同じくらいだと思います。
でも、なぜ店で食べると、値段が倍近くするのでしょう??
冷たい食べ物って、他にもありますが 冷やし中華も同じ事が言えると思います。
コーヒーもアイスの方が少し高い上、お代わりもできないし・・^^;
これって、どういった理由からなんでしょう??

A 回答 (11件中1~10件)

ざる蕎麦にたいする誤解については以前にもお答えしていますが、正統派の蕎麦について多少付け加えてご説明します。



一つには戦争中の統制の影響があり、戦後解禁になってもいい加減な蕎麦が出回る原因となっているかも知れません。

日本橋室町の「砂場」は、発祥の地は大阪にあると店の歴史にもあり、同系統の「砂場」の中でも東京でも一二を争う名店です。

ここのお蕎麦は・・・ザルは一番粉、モリは二番粉であって、「ザル」は丸い器の上にのせて、「モリ」は長方形の器の上に

のせられて出てきますが、「ザル」には「海苔」をのせません!

違いというのは「蕎麦」の「品質」が違うのであって、巷の駅前にある「~~庵」のように、カレーの匂いのするものと一緒くたに「蕎麦」を

出す店と同じものだと考えられるのは「ソバ」のファンとしては堪えがたい誤解と言えるでしょう。

●決して「モリ」に「海苔」をのせただけの物は「ザル」蕎麦ではありません!

例の「海苔」の話ですが、砂場ではザル蕎麦にも海苔は使わないので・・・もし欲しければ「海苔かけ」と注文すれば出てきます。

なお、値段にふれておきますが美味い蕎麦屋は、蕎麦を味わう所で、親子丼、天丼などというご飯物を扱う駅前蕎麦屋ではないので、

あくまでも「蕎麦料理」というジャンルの食べ物と考えれば、少々値段が高い目でも納得がいくと思います。

だからこそ、目白(東長崎)にあった「翁」という名店は、山梨に移転して自分で蕎麦を植えて手作りの真の意味での「蕎麦屋」が

蕎麦ファンの支援で成り立っているので、現在本格的な蕎麦屋はおかげさまで都内で20軒ぐらいには増えていると思います。

・・・どうぞ皆さん、「モリ」に海苔をかけた詐欺的な「ソバ」のことは忘れて、「蕎麦料理」と言うジャンルの「ソバ」をご賞味下さい。

*(我が家では家内が洋食かぶれ?で・・・蕎麦が高いといって私を困らすのです!)
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ごめんなさい・・だいぶ盛り上がってるようですが


一言よろしいでしょうか・・

私、信州の本場のそばの産地におりまして
しかも、自家製の蕎麦を栽培しています。

おまけに、蕎麦が死ぬほど好きでして、そういう立場から一言・・・

・・・・

多分、廉価版のそば粉は国内産ではないはずです・・
いわゆる、国産蕎麦、しかも更科粉とよばれるものは全国をあつめても限られた量になる為、全て(殆ど)が輸入に頼っている小麦粉に比べ割高になる事は確かです。
(国内人件費が海外人件費に比べ割高な事に起因)

実は蕎麦というのは香りを楽しむ食材で製粉してから通常1週間程度しか香りがもちません。
いわゆる輸入物でも製粉後直後は香りが良いのですがやはり、国産物にはかないません。

しっかりとした蕎麦やさんではやはり、国産そば粉の比率が高まる為コストを逼迫している事は事実でしょう・・・

・・だからといって、うどんやそうめんと一緒にして比較してもらうのは心外です。(別に抗議しているわけではないのでその辺を了解下さい。)

私自身、蕎麦は高い物と思ってます。
また、もりそばや掛蕎麦に比べざるそばが妙に割高感がある事も同感です。

個人的な意見ですが

先の通り、本来そば粉自身が割高な事が前提ですが

蕎麦本来を味を(香り)を楽しめるのは、やはりざるそばですとか、もりそば・・
(もり蕎麦が本来の食べ方という意見は真っ向から否定しますが・・)
であろうかと思います。こういう場合、味や香りを知る人が多い為、やはりごまかしが利きませんので、どうしてもそば粉の質を高める為高い物にならざるを得なかったのでしょう・・

この辺の考え方がいわゆる廉価店にもうけつがれ、たいしたそば粉をつかっていなくとも“ざるそば”は高い物になってしまうのではないのでしょうか??

蕎麦粉は本来白いものです・・よくある黒っぽい蕎麦麺の“黒い”部分は蕎麦の外側の殻の色です。
駅の立ち食い蕎麦なので売っているものは、“うどん粉”に上記のそば殻だけをまぜたものです。(このそば殻も良い香りがするのがくせものですが・・)

できれば強制はしませんが、白い蕎麦を一度お召し上がりになってください。
多分、目からウロコが落ちます・・
・・・
蛇足ですが江戸時代は、ざるそばと、温蕎麦は別々の店(当時は屋台売りが多いのですが)で売ってました。
ですから、この蕎麦屋同士はかなり仲が悪かったとかです・・・
*冷たい蕎麦を喰うと腹をこわすとか、温かい蕎麦は腐ってるとか中傷合戦だったとか。

・・・
書きついでに他の件にも一言

冷やし中華は具の量と手間を考えれば割高感は納得できます。
アイスコーヒーは店にもよりますが造りだめするケースが多いです。
逆に言い換えれば保存が利きます。
反面、ホットコーヒーは酸化の関係がある為、長時間の保存がきかず(通常90分以内)そういう意味では捨てるよりサービスに・・ということでしょう・・

以上長々とすいませんでした・・
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#8、9で私の話が取り上げられていますので、、、!



実はベスト5には無理かと思いますが、大阪宗右衛門町の名門うどんすき「みみ卯」は、新橋、京橋、赤坂に店を出していますが

あそこのお蕎麦はいわゆる「なんとか庵」なんかの蕎麦と違って「いい仕事」をしているんです。

残念ながら宗右衛門町のほうは何十年も前のことしか知らないので、蕎麦は東京だけかなとも思っているのです。

蕎麦猪口の汁も東京風にしっかりと仕上げてあり、決してどっぷり漬けるような安易な汁ではないのです。

もちろん「うどんすき」の方は関西風の色は薄口、しかしキチット塩分は聞いているあたりが憎いところなのです!

最近の蕎麦の美味しい店は、山梨に行ってしまった「翁」以後出来た店が多いので評価はまだ定まっていないと思います。

~で、戦前からの店でもう一軒だけ名前を挙げると、浅草の雷門から200mほどの所にある「並木」の藪そば、これこそは

江戸っ子の蕎麦と言って過言ではありません、ここの汁はほんの少しつけるか付けないかくらいでないと、口がひん曲がるほど

塩辛い付け汁なのです。落語で死ぬ前に一度たっぷり汁をつけて食べたかった奴...てぇ蕎麦が、まさに「並木」の蕎麦なのです。
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文化圏の違いが出ているのでしょう。


ご質問のtenchyuさんはどうも関西圏の方のようですね。
私も大阪ですが、蕎麦専門店大阪にはあまり無いです。
ほとんどが”うどん”屋さんで出す蕎麦です。
で、もり蕎麦なんか無いです、全部ざる蕎麦です(私の生活範囲で)。
以前東京へ出張し、東京の方が「この前大阪へいって蕎麦頼んだら食べられたものじゃなかった!!」と憤慨していました。
多分駅のたち食いだったのだと思います。
Eivisさんのご説明によるほどの蕎麦の歴史が大阪には多分ないと思います。
私もはじめて蕎麦を食べたのは33年ぐらい前です、それまで、そんなに大阪で蕎麦って無かったように思います。
大阪はまだ、うどんの文化圏でしょう。
だから、ざる蕎麦は高いと思います。
(駅蕎麦で1袋20円程度の蕎麦?を湯に通し、水かけて冷やしてざる蕎麦と言ってますもんね)
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#7です、すみません間違っていました。


Eivisさん勉強になりました。皆そう誤解してると思います。

じゃぁ、もともとその品質にこだわった末値段が高くなったことのなごりみたいなもんでどこもならって高いんでしょうね。

冷やし中華は自分で作ると分りますがかなり面倒臭いし材料費が結構かかります。
アイスコーヒーは豆からしてアイス用は高いし、抽出も面倒、冷ましたり氷を入れて冷やしたり、砂糖を溶かすかガムシロが必要、やはりずいぶん手間がかかります。
あと期間限定だし、頼む人が少ないので効率が悪いです。たくさん作るものは安くできるんです。

ちなみにそば屋は比較的値段と美味しさが比例していると思います。
確かにセットメニューなんかがあるそのへんの蕎麦屋は高くてまずい(まずすぎ)ですが、ちょっと美味しいもん食べたいなと思った時1000円出せば美味しい蕎麦が食べられるって意味では他の料理よりおてがるかも知れませんね。
でも、もともと江戸っ子の庶民の食べ物だったはずなのにこんなに高くなって悲しいです。

p.s. Eivisさんには今度その「そば名店20軒」を教えてほしいです。
関係ない話ですみません。
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確かに高いッすよね、今や「そば」は贅沢品、気軽に「ちょっとそばでも食べようか」なんて言う食べ物じゃ無いですね。



でも、そばならやはりせいろ(もり、とかざるとか)です。第一あったかくっちゃ、麺のコシだの喉越しのつるっと感が分らないじゃ無いですか。
そばやに言わせると、特に「もりそば」はごまかしがきかないので難しいそうです。そういうそば屋はざるそばに機械で切った「刻みのり」なんて乗ってきません、「ちぎったのり」です。
「もり」は純粋にそばの香りだけが楽しみたい人が食べます。

ちなみに回答#5にありましたがその店だけではなく全国的に「もり」にのりがのったのが「ザル」です。

手間賃がたしかにかけより高い理由ですが、美味しい(高い)おそばやさんは暖かいそばも一回冷水でシメてこしを出してからもう一度お湯に付けますね。

ざるやもりがそのボリュームの無さに対して高いのは「贅沢代」でしょうか。
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話がずれますが。



わたしが昔バイトしていたそば屋では、
「もりそば」に海苔をかけたものを「ざるそば」
と言ってました。
つまり、海苔はいらない人が頼むのが「もりそば」
値段がほんの少し安い。
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先ほどの回答に書き忘れましたが、


冷やし中華の場合結構多くの店で具の飾り付けや先ほど書いた手間などの関係で忙しい昼時に余り出て欲しくないと言うことで高めの(昼飯にしては)値段設定にしていることがあるそうです。

それと、アイスコーヒーがお代わりできないのは一々氷を入れ替えたり足したりしなければならないのでコーヒーポットを持っていくだけのホットと違ってやはり出来ないのだそうです。
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私も「ざるそば」は高いと思ってました。


確かに手打ちや名そばの類でしたら食べてお金を支払っても満足しますが、
市販のそばやは・・・・・です。
料も少ない気がして満腹感がないまま食べ終わったりしてませんか?

値段が高いのは「手間賃」でしょうかねーー。
ざるそばや冷やし中華は普通のそばと違い、ゆでた麺を水で洗いながら冷やす訳ですから、手間と水道代がかかりますからねーー。

アイスコーヒーも湯を沸騰させるだけでなく、氷とミネラル水を使うからでしょうか? 以前コーヒーショップにいましたが、アイスコーヒーの場合は専用(業務用)の水で割るタイプのものを使用してました。

ともかく、ざるそばを手頃な値段で腹いっぱい食べたい今日この頃です。
回答になっておりますでしょうか? お邪魔いたしました。
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この回答へのお礼

ざるそば好きなんですねぇ。
僕は、そうめんの方が好きです。
なんでやねんっ!って声が聞こえてきそう・・^^;
あっ、そういえばそうめんも高いですね。
にゅうめんだと安いのかな??
確かに値段の割りに満腹感ないですよね。

アイスコーヒーはミネラル水を使っていたんですかぁ、
ホットは水道水なのかな?
なんだか、こんな事ばかり言ってると、
作ってる人に失礼な気がしてきました・・^^;
素朴な疑問にお答えありがとうございました。

お礼日時:2001/07/14 00:08

これは関西と関東では明確に「差」がでる話の1つですね。


なぜなら、関西には基本的に「ざるそば」しかなく、関東の
チェーン店でしか「もりそば」なるメニューは存在しないのです。

昔は「もり」しかなかったのですが、その後、打ちたての蕎麦をせいろで蒸して
すぐに出す「せいろそば」が出来、今の「ざる」が出来ました。

つまり、ちょっと前までは、この「手間のかかり具合」の差がハッキリ
していたので値段が違ったのです。

しかし、現在では上に海苔が「かかっているか」「かかっていないか」でしか
区別がつけられないので、この様な疑問が出てきて当然なのです。

店によっては「そばつゆ」の味に違いをつけたり、「そばの質」を変える
事で差別化を図ってられる所もあるそうです。

一度食べ比べてみてはいかがでしょうか?それでは。
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この回答へのお礼

「もりそば」って聞いた事はあるのですが、何なんでしょう?(笑)
こっち(関西)のお店のメニューには、ないと思いますよ。
「おでん」と「関東煮」みたいなもんでしょうね。
「ちくわぶ」って美味しいですかぁ?
関西人のほとんどが、味を知らないと思いますよ ^^;
あれぇ?話しそれちゃいましたね。。
どうも、ありがとうございました。

お礼日時:2001/07/13 23:43

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