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ふとした疑問です。

東海道新幹線(JR東海)は山陽新幹線(JR西日本)の範囲にわたって
営業運転しているのに(東京発博多行き)
新大阪発仙台行きとかJR東日本への乗り入れは
しないのでしょうか?

物理的に線路が離れているのは解決できるはずだし
私が考えるにはやはりメリットが少ないからでしょうか?
それともJR東海と東は仲が悪いから
(そういえば東北新幹線は色が違うし型もちがう)

どうぞよろしくお願いします。

A 回答 (7件)

国鉄時代は直通を考慮した計画をし、それに基づいた


設計をしていました。が、その後JRに民営分割化され
元々直通していた東海道・山陽新幹線以外では直通
するかどうかはJR同士の思惑・駆引き等に左右され
る様になりました。

技術的には#1#2さんが書かれていることは正しいの
ですが、軌間が異なっているならいざしらず、周波数
の違いやATCなどの安全装置の違いなど、金額は小さく
ないにしろたいした問題ではありません。それでなけ
れば現在多くの都市で行われている異鉄道会社間の
相互乗入などできるはずはありません。つまり現状は
相互乗入れできないように作ってあるだけの話です。

本質問と直接関係はないですが、成田空港の成田新
幹線用の用地が未使用の状態で放置されていたとき、
有効利用しろ!との命令を下したのは当時の石原運輸
大臣です。JRと京成で軌間も異なるのに、単線×2とは
言え実現するためには権力者からの指示がもっとも
効果的です。これだけの事でも結構は費用がかかって
います。つまり現状は誰もこの話を進めようとする
力のある人間がいないだけの話なのです。

しかし費用対効果はとても厳しいものになると思い
ます。博多-盛岡間に大きな需要があるとは思えま
せんが、朝夕の出張族相手に大宮発の東海道新幹線。
小田原発の東北新幹線などはそれなりに需要があり
そうです。が、ペイするところまでは無理でしょう。
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この回答へのお礼

もしつながったとしてもそれだけの需要しか掘り起こせなさそうですね。長距離は航空のほうに分がありそうですしね。

お礼日時:2004/09/04 22:21

技術的な問題も大きいのですが、これについては皆さんが書かれているので省略します。



もう一つ大きな問題点があります。
それは、需要が見込めないということです。
東海道方面から上野や大宮まで、また東北・上越方面から品川・横浜ぐらいのお客さんはあるでしょう。しかし、大阪から仙台とか、名古屋から盛岡までなど、東京駅を挟んで双方を長距離乗り通す客は、ほとんど期待できないのです。

JR東海にしても、JR東にしても、技術的な問題をクリヤするために、大きなお金を遣っても、乗り越してくる客は自社線内をごく短い距離しか乗ってくれないのでは、投資した資金を回収できません。

誰が行ったのか忘れましたが、あるアンケート調査によると、東側も東海側も新幹線の利用客の最終目的地は、ほとんどが東京都内だったというデータもあります。

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もう一つの問題点は、ダイヤです。
たとえば、盛岡あたりで気象災害や車両故障があったとき、それによるダイヤの乱れが広島・博多まで影響します。もちろんその逆もあります。日本列島の大部分を混乱させることが明白な以上、どちらの JRも直通運転には、二の足を踏まざるを得ません。

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要するに、技術的、経済的、ダイヤ編成の三つ問題から、直通運転は期待できないようです。技術的な問題も大きいのですが、これについては皆さんが書かれているので省略します。

もう一つ大きな問題点があります。
それは、需要が見込めないということです。
東海道方面から上野や大宮まで、また東北・上越方面から品川・横浜ぐらいのお客さんはあるでしょう。しかし、大阪から仙台とか、名古屋から盛岡までなど、東京駅を挟んで双方を長距離乗り通す客は、ほとんど期待できないのです。

JR東海にしても、JR東にしても、技術的な問題をクリヤするために、大きなお金を遣っても、乗り越してくる客は自社線内をごく短い距離しか乗ってくれないのでは、投資した資金を回収できません。

誰が行ったのか忘れましたが、あるアンケート調査によると、東側も東海側も新幹線の利用客の最終目的地は、ほとんどが東京都内だったというデータもあります。

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もう一つの問題点は、ダイヤです。
たとえば、盛岡あたりで気象災害や車両故障があったとき、それによるダイヤの乱れが広島・博多まで影響します。もちろんその逆もあります。日本列島の大部分を混乱させることが明白な以上、どちらの JRも直通運転には、二の足を踏まざるを得ません。

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要するに、技術的、経済的、ダイヤ編成の三つ問題から、直通運転は期待できないようです。

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なお、#1さんへの補足欄ですが、
富士川以東は、周波数変換変電所で対応しています。横浜の綱島で東京電力の 50Hzを 60Hzに変換して供給しています。
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基本的には、#1#2の方がおっしゃったとおり、周波数の問題が一番大きいです。

また、
>JR東海と(JR)東(日本)は仲が悪いから
日テレYTV系列のスーパーテレビという番組で新幹線の特集を組むと、東海道新幹線では(JR西日本の)500系をほとんど写さない意図がある意味ではJR東海と他社は仲が悪いとも言えるでしょう。それ以上に、
経営に関する考え方が違うのは事実です。
JR東海がダイヤが乱れた時の回復の都合上、16両編成の総定員だけでなく号車ごとの定員まで統一する考え(300系と700系)は、日本の鉄道会社の中でも極端な車種の統一主義で(新車もそうなると思う)、
JR西日本が人気のある500系の製造を打ち切らざるを得ず(理由はそれだけではないですが)、多様な車種を持たざるを得ないJR東日本がついていけるわけがありません。
あと、関西の利用客が新幹線を利用しない理由のひとつに「山陽新幹線の始発列車が少ない」というものがあり、JR東海もJR東日本もその点でお金をかけてまで直通させる必要がないわけです。

最近、周波数の問題で興味深い報道があり、
東海道新幹線の現在の運転本数では、50Hzでは運行に支障が出るだろうということです。したがって、電力の周波数の変換の設備はものすごくお金がかかるのですが、富士川以東を50Hzにすることができないという報道を聞きました。したがって技術的には#4の回答のように車両はクリアできるのですが、電気の問題で予測不可能なトラブルが起きては、もう直通運転どころではなくなってしまいます。
#3#5の方の回答も一理あります。

こんなところでしょうか。
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この回答へのお礼

JR東海がキーポイントとなりそうですね。ありがとうございました。

お礼日時:2004/09/04 22:27

周波数が違う・・・。


確かにそうですが技術的な問題となることではありません。
JR長野行新幹線(長野県内は60)は現実にこれをクリアーしています。
東京駅に足を運んで見てください。
JR東日本新幹線のレールがJR東海の新幹線のレールに向かって伸びているのがおわかりになれるでしょう。
しかし、つながってはいません。

これはJR東海の社長が元トヨタ自動車の専務であることが原因です。
徹底的な合理化主義のトヨタ理念は新幹線にも持ち込まれ、500系の乗り入れに協力することなく700系を強引に売り出し、耐雪構造を持たないJR東海は東北、上越新幹線に乗り入れができません。
この構造装置のコストを大幅に削減、別の言い方をすれば「けちった」新幹線だからです。
冬になると関が原で遅延を出す新幹線。
倍の積雪があっても定時確保の東北・上越他各新幹線。
もうおわかりですね。
せっかく乗り入れしようと提案(線路を延伸)しても受け入れないJR東海・・・。
車両コストのほかにJR東日本のミニ新幹線がJR東海管内に乗り入れると、ホーム設備の改修、300系や700系の併結問題、信号システムの改修など難題が山積みとなり、合理化と逆行してしまいます。
またJR東海の車両がJR東日本に乗り入れ出来たとしても、逆行CTCに対応できないなどJR東海側の車両の改造のほうが大きく割合をとります。
JR東海の車両は徹底的な合理化が図られているため汎用性が全くありません。

では、JR西日本とはどうなんでしょうか・・・。
長野・北陸経由でJR西日本と直結する姿勢でいます。
線路使用料の高額なJR東海を経由しないで東京へ、大阪へ直行できるこのルートは、逆行CTC、耐雪構造装置、周波数切り替え、両社ともに技術的問題は全てクリアーされています。
常に新しい車両開発に余念がない両社はきっとすばらしい新幹線を作ってくれるでしょう。
ですから本格的な工事がはじまっているのです。
会社の理念がこんなところで現れるんですね。
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この回答へのお礼

お金の問題、企業の問題、いろいろあるんですね。
詳しい回答ありがとうございました。

お礼日時:2004/09/04 22:18

確かに周波数は違うのですが、


インバータ車が主流である現在では、
それほど問題となるとは思えません。

直通列車はないとしても
万が一のために線路くらいつなげておいてもいいのに、
それすらしていないというのは……
やはり仲の悪さではないでしょうか。

この仲の悪さのせいもあって、
過去に日本テレコム、Jフォンの経営権がJRグループから
最終的にボーダフォンに移るようなこともありました。

そういえば全然関係ないですが、
今日25年ぶりくらいに秋葉原の交通博物館に行って来ましたが、
鉄道模型運転で最後の締めに新幹線の運転をしていたのですが、
「はやて&こまち」「Maxやまびこ&つばさ」
「500系のぞみ」の運転はしたものの、
「700系のぞみ」は待避線に入ったままで
運転しませんでした。
運営している交通文化振興財団の役員に
JR東日本と西日本在籍の人間はいても、
東海の役員はいないという事情はあるにしても、
納得できないものはありました。
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この回答へのお礼

JR東海が各社と仲が悪いということなのでしょうか?
仲良くやってほしいものですね。

お礼日時:2004/09/04 22:09

#1の方の言うとおり、周波数が違います。


東海道・山陽新幹線は、25000V60Hz
東北・山形・秋田・上越新幹線は、25000V50Hz
長野新幹線は25000V50/60Hz
です。
また、ATC・CTCの方式が違いますし、現在の新幹線の線路を結ぼうとすると、膨大な費用負担が生じます。
それをどこが負担するかの問題もありますし、遠距離の列車の場合の列車障害が発生した場合の車両の扱いで問題が発生しますので、今後の相互乗り入れが出来るか難しいと思います。
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この回答へのお礼

なるほど
ありがとうございます。

お礼日時:2004/09/04 22:08

昔聴いた話ですが


「周波数が違うから」
だそうです、確か

東日本は50Hz東海は60Hzなので駄目って聞きました

この回答への補足

ありがとうございます。更なる疑問ですが、
ということは、周波数の境界から東京駅まで60Hzの架線を引っ張ってきているということでしょうか?

補足日時:2004/09/04 21:54
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