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今日、空手関連で2回目の質問です。申し訳ありません。何回やっても、手刀受けの受ける手の、ひじから先が、まっすぐになりません。また、手のひらなどは、まっすぐにしようとすると、かえって真ん中あたりがへこんでしまいます。同じような経験をされた方、何かコツのようなものを教えていただけないでしょうか?よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

アメリカで使える伝統空手と護身術を教えている者です。



私の流派では、手刀受けと手刀打ちを区別しております. 受けは小指の下の肉の部分で受け、打ちはその下の手首の出っ張った骨で打つようにしています. 非常に実践的なものといえると思います.

また、指をまっすぐにすると「きれい」と言えるかもしれませんが、打撃の反動から(ぶつけてと言う意味ではなく)小指などを折らないように少し曲げています.

打ちは手首の骨を露出する事になるため、腕と角度を付けて曲げている事になります. 逆に受けの場合は腕とほぼ直線的になります. 型でもそのようにして受けているのか打っているのかを区別しているわけです.

「かえって真ん中あたりがへこんでしまいます」の所が良く分からないのですが、両手で水をすくうように凹んでいると言う意味でしょうか. もしそうであれば、一旦手刀を作ってから、どの筋肉を使えばその凹みが治るかじっくりやる必要があります.

つまり、他の「技」と同じように、自然にできるものではないからこそ、わざと言う物が空手で教えるのです. そのままでは決して使えないにもかかわらず名前がついていると言う事は、それを出来るようになってから、使える物にしていくために、筋肉や関節の使い方を自分のものにしていくのが武道の物理的訓練であるわけです.

それをやらないで、形だけを鶴来るン連をするから、使えないもの隣、実践にはつかえないということになります.

お分かりでしょうか. 一つの例でいえば、たち方を見てください. 10以上もありますね. その中で実際に使うものはいくつあるでしょうか. どっしりさせた低い重心の、また、幅の長い前屈立ちや騎馬立ち・しこ立ち等決して使える物ではありませんね. しかし、基本中の基本です. なぜかと言うと、それらから、自分の体をいかに自由に動かすことができるかと言う100以上の「要素」を習うからなんですね.

正拳はいかがでしょうか. 打つ手とは逆の手を体の横に(高さは流派によって変わりますね)引いていますね. 実戦でこんな事はなるはずはないですね. 組み手でどれだけの人が手刀を使いこなせる人がいるでしょうか.

もろ手受けは? 貫き手は? 名前のついた全ての技は使うために習うのではなく、それらを使って他の事を習えるようになるためにまず習うと言う事に過ぎないのです.

ですから、手刀が上手く作れない、と言うことは、どうしたら「作られた基本」どおりに自分の手を微妙に動かす事ができるようになるかを真剣に考えれば、肘のしたから指先までにある小さな筋肉を微妙に動かし、流派として正しい形の手刀を作る「努力」をしなくてはならないと言う事になるわけです. そのための先輩・指導員そして師範がいるのです. 自分が出来るから指導員の資格があるのではなく、指導できるから指導員なのだということを忘れてしまっている道場があるようで大変残念に思っているところでもあります.

長くなりましたが、大切な事でありながら今日の日本での空手が使い物にならなくなってしまっていると言う考えから、アドバイスさせてもらいました. (本題から外れてしまった、と言うことでもあります。 その理由がわかっていただけることを祈っています.)

これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
確かに、途中から本題から外れてしまいましたが、
とても勉強になりました。
私のようなものに、ご教唆いただき、感謝しております。
Ganbatteruyoさんは、とても熱意をお持ちの方ですね。
憧れてしまいます。

本当にありがとうございました。

お礼日時:2004/08/17 20:40

手刀での指は、ピーンとは伸ばさず軽く曲げアーチを作ります。


手首が曲がってしまうとしたら、おそらく、小指の下の手刀で当てる部分に意識がいっているのではないかと思います。
肩の力を抜き、手の平の中心に意識を持っていくようにしてやってみてください。わりとうまくいくと思います。あと、脇を締めるのも大事です。
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この回答へのお礼

適切なアドバイスありがとうございました。
次の稽古では、手のひらに意識をもって行くようにしてみます。

ありがとうございました。

お礼日時:2004/08/17 20:35

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