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両者の違いが分からないので教えてください。

また、統合失調症に関する話ってほとんどが陽性についてのものばかりなので、陰性に関する情報を教えてください(病気に関する知識のほか、陰性の病状を詳しく書いてあるサイトや本のタイトルだけでも良いです)。

A 回答 (4件)

こんにちは。



専門家ではありませんが、関連サイトをご紹介します。
参考URLのサイトは、
「Dr. 林のこころと脳の相談室」といって、
精神科の病気全般に関するQ&Aがあります。

統合失調症の患者さんで、
陰性症状が主なため
家族に怠けと誤解されやすいケースなど
具体的な相談が載っているので、
理解しやすいと思います。
サイト内を「統合失調症」で検索してみてください。

参考になればうれしいです。

参考URL:http://www.so-net.ne.jp/vivre/kokoro/index.html
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この回答へのお礼

うつ病との違いは探せませんでしたが、面白いサイトを紹介していただきありがとうございました。

お礼日時:2004/07/18 21:46

専門家ではありませんが、勉強した範囲で申し述べます。


 ヒポクラテスの昔からうつ病(躁うつ病)という病気については、症状がわかりやすかったのでしょうか、記載があります。メランコリー(黒い胆汁)といって、当時は「黒い胆汁」という架空の体液のせいと考えられたようです。
 精神機能の知・情・意のそれぞれに、思考抑制(頭の回転が悪くなる、どうどう巡り)、抑うつ気分(落ち込む)、精神運動抑制(おっくうになる、やる気がでない)といった障害が現れるととらえるとわかりやすいと思います。
 一方、統合失調症につきましては、これがひとつの疾病単位として整理されたのが、19世紀後半のことでありまして、緊張病(急激な精神運動興奮、幻覚妄想)、妄想病、破瓜病(思春期青年期に発病し幻覚妄想等多彩な症状を呈しつつ徐々に人格が荒廃)など雑多な概念を「早発性痴呆」という疾病単位にまとめたのが、エミール・クレペリン(ドイツ人)です。
 20世紀に入りまして、スイスのオイゲン・ブロイラーという学者が、この疾病を精神機能が分裂する病気として「精神分裂病」と命名した次第です。
 ブロイラーは確か分裂病の4つのAということを言っておりまして、基本症状と位置づけております。
 アンビバレンツ(両価性):好きだけど嫌い、とか相反する感情が同時に出現
 アウティズム(自閉):閉じこもり、現実逃避
 アソシアチオンス・ロッケルング(連合弛緩):まとまりのない~支離滅裂な思考経路
 アフェクト・ストゥールング(感情障害):感情の平板化、自発性の低下
 以上の症状は、幻覚妄想興奮といった陽性症状よりも今日でいう陰性症状に近いように思われます。
 といったわけで、疾病概念の歴史的経過からみると両者の相違ははっきりしていると言えましょう。
 生物学的には、別の回答者様がおっしゃっているとおりであり、両者とも脳の機能障害(神経回路の故障)であります。 
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この回答へのお礼

ありがとうございました。よく勉強されたんですね。

お礼日時:2004/07/19 13:10

#1です。


すでに書きましたが、専門家ではありませんので、
そのことをふまえて本当に参考程度に読んでくださいね。
(専門家のかたがいらっしゃればご登場願いたいです(^-^;)

統合失調症の陰性症状とうつ病の症状は、
とても区別が難しいのではないかと思います。
「統合失調症のごく初期に、抑うつの症状が出る」
というケースは結構多いそうですが、
その時点で統合失調症とうつ病とを見分けることは
医師でも難しい場合が多いのではないでしょうか。
陽性症状が出るまで、統合失調症の診断は
つけられない場合もあるでしょう。

過去に陽性症状があったかどうかや、
もっと長期的な性格の変化や家族の病歴など、
いろいろなことを考え合わせて
ケースバイケースで診断するのが適切と思います。

なので、今回、どのような状況での区別を
お望みなのかはわからないのですが、
これら二つの病気の一般的な違いを
箇条書きのようにして書き出すということであれば、
やはり難しいのではないかと思います。

参考URL:http://www.so-net.ne.jp/vivre/kokoro/psyqa0244.h …
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この回答へのお礼

再度のご投稿ありがとうございました。やはり難しいですか。

お礼日時:2004/07/19 13:05

*あくまでも私の主観です一切無視してください。


*意にそぐわなければ無視して下さい。

通常脳内ではシナプス(脳神経細胞の継ぎ目のわずかな隙間)の
シナプス前部とシナプス後部間における
脳内物質(セロトニン・ドーパミン・アドレナリン・ギャバ・等)の伝達により
情報をやり取りしています。シナプス前部から放出された物質は
シナプス後部の受容体に取り込まれ取り込まれなかった物質は
シナプス前部のトランスポーターに再吸収されます。

統合失調症の陰性症状について。

脳内シナプスのセロトニン2A受容体が刺激され陰性症状が発現します。
そのためSDA(セロトニン・ドーパミン・アンタゴニスト)により
セロトニン2A受容体を遮断します。またセロトニン1A受容体というのもあり
それを刺激する事により陰性症状を改善するとも言われてます。
セロトニン2A受容体を遮断する事によりセロトニンが飽和状態になり
その結果セロトニン2A受容体に結合できなかったセロトニンが
セロトニン1A受容体を刺激する事により陰性症状を改善すると考えられます。

鬱病について。

脳内シナプスのトラスポーターにセロトニンがいつまでも滞っているため
鬱病が発現します。そのためSSRI(選択性セロトニン再取込阻害薬)により
トランスポーターにセロトニンが再吸収されるのを阻止し飽和状態になったセロトニンが
セロトニン受容体に送り込みまれ鬱病を改善します。
またセロトニン2C受容体が刺激されると鬱状態になる為
セロトニン2C受容体をダウンレギュレーション(にぶく)させる事により
抑鬱作用があると考えられます。

*但し詳細は不明です。詳しくは専門家にお願いします。
*又上記述べた事は私一個人の主観に過ぎません。
*最終的にはくれぐれも御自身でご判断下さい。
*意を害されたら陳謝致します。
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この回答へのお礼

む、むずかしい。。。詳細なご説明ありがとうございました。

お礼日時:2004/07/19 13:00

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