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 大学の「社会学概説」という講義で「時間」について考察を加えるというレポートを書かなければなりません。しかし、何を書いたらいいのか全く思い浮かびません。「時間」に関して面白い考察が出来る人は教えて下さい。 
 また、「時間」について考えているようなホームページがありましたら教えて下さい。

A 回答 (4件)

時間に関して簡単に整理してみました。



A 哲学・宗教領域 
 a.世界の特性のひとつで自明なもの
  1.円環型(東洋的)
  2.直線型(西洋的)終末思想を持つ
   キリスト教・北欧神話等に顕著
   仏教はaを基本とするが末法思想を含む
  
 b.意識の流れ
  1.近代哲学
   ハイデガー・ベルグソン等
  2.心理学
 
B 科学領域
 a.絶対時間(古典物理学)ニュートン物理学
 b.相対時間(現代物理学)
   1.次元座標のひとつ (アインシュタイン)
   2.時空連続体    (量子力学)
   3.エントロピーの矢 
   (現在の主流・ホーキングなど・物理法則の対象性と、時間の非対称性が焦点)

C 歴史学・民俗学的考察

 a.Aと重なるが各民族や文化圏による時間意識の違い
 b.近代的時間意識の発生
   
などに分類できると思います。社会学概説のための考察ならCの観点がいいのでは?
 Bは難解すぎますし、Aの哲学的考察はすでにBの知的水準に太刀打ちできていないですから。

日本に代表されるように、夏と冬の日照時間が異なった時にはことなる1時間の長さを設定していた、前近代。
そこから、ヨーロッパにおいては宗教儀式のために絶対時間が必要となり、協会は尖塔と鐘により、共同体の時間を支配し、コスモスの中心となります。
そして、大航海時代、航海における位置座標を天文観測によって決定するためには、絶対時間を必要としましたので、機械式時計が急速な進歩をとげ、それが産業革命後の労働環境にフィードバックされ、時間に支配される労働者が誕生する・・・といった
時間と社会の歴史的考察が面白いのでは?このあたりのことはアイザック・アジモフが詳しいです。 
なお、余談ですが時間の最小単位はプランク定数と光速度によって決定できると思います。これ以下は時間が成立しないはずです。
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以前宇宙の始まりビックバンの説明で、「ビックバンの起こる前はどんな世界だったのか?」に対し、


「ビックバン以前の世界は無い。物質が何も変化しないから時間自体か存在しない」と聞きました。
と言うことは、時間とは物事が変化する事により生じ、変化の最小単位が時間の最小単位ではないでしょうか。
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時間といえば地球の公転/自転から割り出された公的な時間(365日、一日24時間)


以外に各民族、時代、個人(年令差)、個人でもその時の精神状態によって変る時間が考えられます。

西洋人は時間を直線的に捉え、東洋人は循環(円)するものとして捉える(生まれ変わりや還暦の考え方に見られる)といわれます。新大陸(米州)の先住民も時間を円として捉えていたようです。

文学的な表現に見られるように、個人が感じる時間の長さは一定ではなく、その人の精神状態(心のあり方)によって長く感じたり、短く感じたりします。誰かの詩で次のように歌われています。

時は待つものにとってはとても遅い、
恐れるものにとってはとても早い、
苦しむものにとってはとても長い、
楽しんでいるものにとってはとても短い、
だが、愛するものにとっては時は永遠だ。

生きるもの全てに平等な公的時間が、心のもちようでこんなに変るわけです。
あなたは時間をどう捉え、どのように過ごしてきたか、自分の考えを述べれば
いいのでは?
社会学概説の時間考察としては、もっと数学的、哲学的、歴史的な分析が必要かも
知れませんが、それは受講生であるあなたが一番分かっていると思います。
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 mikegoさん、こんにちは。


 参考URLに挙げたサイトなどはレポートを書かれる上での何かのヒントにはならないでしょうか。
 古代から続く日本人の時間意識、西欧におけるキリスト教前後の時間意識などについて触れられています。よかったら御覧になってみて下さい。
 では、失礼いたします。

参考URL:http://www5b.biglobe.ne.jp/~k-net/down5.htm
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