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実験で、水道水100mlに8MのNaOH8mlとNN指示薬を加え、1/50MのEDTA標準液で滴定したのですが,カルシウムイオンのみが滴定され、マグネシウムイオンが滴定されませんでした。なぜでしょうか?また、なぜNaOHを加えたのでしょうか?
あと、EDTA液の中にアンモニア緩衝液をいれて、亜鉛標準液で滴定したのですが、なぜアンモニア緩衝液を入れたのでしょうか?
お答えできる方いらっしゃいましたら、お返事お願いします。

A 回答 (3件)

>なぜNaOHを加えたのでしょうか?



pHを12~13にすると
Mg2+ + OH- →Mg(OH)2↓

となりMgイオンだけが沈殿して、カルシウムイオンのみが滴定されます。

おそらくそういう目的で入れたのではないかと思います


あとはpH10あたりで同様の滴定をすれば、カルシウムイオン、マグネシウムイオンともに沈殿しないので、上の実験との差からマグネシウムイオンの濃度が求まります。

No.1さんの疑問について
高純度、一定の化学組成をもつ、水分等を吸収せず安定、反応の定量的な進行
と言う観点からみて亜鉛の標準液は適当だとおもいます。
EDTAの一次標準試薬としては結構一般的に使われている気がします。
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この回答へのお礼

お返事有難うございます。沈殿は生じなかったので、pH10あたりで滴定したんだと思います。有難うございました。

お礼日時:2004/05/31 15:51

 #2さんへ


 亜鉛は、EDTA標定の標準物質としてJISに規定されています。 JIS K8005(容量分析 用標準物質)

 調製された亜鉛イオン標準液は、pH=5ででEDTA滴定するのが普通です。(指示薬:Cu-PAN)
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他の書き込みで、専門家としながら誤った回答して、自信をなくしていますが。




>また、なぜNaOHを加えたのでしょうか?
 アルカリ性にするため、かな。NNを溶かすのに必要かも。緩衝液を加えるなら、水道がよほど酸性であると推定しない限り不要ですが。

>あと、EDTA液の中にアンモニア緩衝液をいれて、亜鉛標準液で滴定したのですが、なぜアンモニア緩衝液を入れたのでしょうか?
多くの金属は、EDTAとアルカリ側で安定なキレートを生成します(上野影平「EDTA-コンプレキサンの化学-」、p44、南江堂、1977年)。CaとMgは、pHが11から12が最も安定のようです。
 水道水を測定するときにも、緩衝液を加えるハズです。これも、キレートが安定なpHで反応させるためです。

>カルシウムイオンのみが滴定され、マグネシウムイオンが滴定されませんでした。なぜでしょうか?
安定度定数は、Ca10.59、Mg8.69、とあります(上野影平「EDTA-コンプレキサンの化学-」、p60、南江堂、1977年)。約2違いますが、この値は常用対数で表しているので、10^2=100倍ほど差があります。
 従って、MgがCaの100倍あれば、数値は違ってくるでしょう。

>お答えできる方いらっしゃいましたら
自信を失っていながら、厚かましく書きますが、この表現はどことなくチョウセンテキデ、『カチン!』ときます。私を別にすれば、答えることができるから、書き込むわけですから。私の場合は、答えるではなく応える、ですが。といいながら、自信ありにしてあり、自己矛盾を・・・。
 また、実験、とありますが、なぜ教員に聞かないのか不思議です。もっとも、「自分で考えろ」、図書館で調べろ、という教員が多いかもしれませんが。

>亜鉛標準液
これが理解不能です。Caを使うのが普通でしょう。ぜひ教えて下さい。
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この回答へのお礼

お返事有難うございました。とても参考になりました。
質問の仕方に関して気分を害してしまったようですが、決して悪意をもってそのように質問したわけではないので、ご理解頂きたいと思います。

お礼日時:2004/05/31 15:49

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