白っぽいフローリング

ウチでは栗の無垢材に白っぽいオスモのワックスを塗っています。

白だけだと汚れが目立つので、グレーを少し混ぜた色ですが、白っぽく見えます。塗って、しみ込ませてから、ウエスで拭取り仕上にしているので、木目は生きています。オスモは木の呼吸を妨げないのに、液体をこぼした時も、油の特性ではじいてくれる優れものです。また、栗やナラはパインなどの針葉樹より硬いので、傷がつき難いですよ。
ただ、無垢材には防音性能は無いので、下地を工夫しても、数値通りの防音ができるなどというのは難しいかも知れませんね。

まず、無垢な材料を使うのであればキズが付くのはあきらめなければなりません。

例えワックスを塗ったとしてもキズは必ず付きますし、無垢な材料であれば尚更です。まぁキズが付くのも「味」だと思って我慢するかですね。白っぽく着色するのであれば、オスモのカントリーカラーの中にホワイトがあります。これなんかはお薦めなのですが、木目を塗りつぶすタイプなので、木の味わいが損なわれてしまうかもしれませんね。

参考URL：http://www.osmo.jp/

もしかしてマンションにお住まいでしょうか。

一戸建ての場合には問題ないですが、もしマンションであれば、カーペット→フローリングのリフォームは、下の階への騒音が酷くなるため、管理規約で禁止されているケースがありますから、管理組合に事前に相談してから工事した方が良いですよ。
また、管理規約で禁止されていなくても、フローリングにすることで騒音が発生し、下の階の住民とトラブルになるケースも多いですから、防音には十分注意して仕様を決めるべきです。普通は、防音ゴムなどを敷き詰め、その上からフローリング板を張ります。それでもカーペットよりは下の階に音が響きますよ。
ご質問については、
・表面の材料は、好みですから、実物のサンプルを見て研究してはいかがでしょうか。
例えば、パイン（松）は、柔らかくて傷が付きやすいという欠点はありますが、白っぽく明るい感じになりますし、比較的安いです。。さくら（カバ）の辺材もかなり白っぽいですよ。
・着色はしない方がいいです。木は生き物ですから、ワックスなどは塗ってもよいですが、ペイントや脱色をすると良さが死んでしまいます。はじめから白っぽい木を選んだ方が良いです。
・表面保護については、ウレタン系のワックスをするという手もありますが、無垢の木であれば、木の良さが死んでしまうため、しないほうが良いと思います。合板フローリングであれば、検討する価値があると思います。専門の業者に頼んでも、一部屋12畳くらいであれば、3、4万円で済むと思います。