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住所で大字っていたるところにあり、
大体、僻地のように思いますが、
日本の歴史で、僻地の住所にわざわざ大字とつけた経緯を、教えてください。
「おおあざ」は訓読みなので、その概念は、日本に古くからあるものだろうと思いますが・・。

A 回答 (3件)

 本来、日本の基本的な住所表示は、


 「○○国××郡△△村字▲▲」というものです。

 明治維新により、「県」の表示ができました。
 その後、明治22年に市町村制が実施され、大規模な村の合併が進みました。
 その際、「○○県××郡△△村字▲▲」は、近隣の村との合併により、「○○県××郡▼▼村大字△△字▲▲」となりました。

 要するに、「大字」というものはもともと、村名だった地名のことです。
 現在では、合併がさらに進み▼▼村が、▼▼町や▼▼市になり、都市部では特に、「大字」は省略されることが多くなり、△△町と表記されることが多くなっています。
 ですから基本的には「僻地の住所にわざわざ大字とつけた」のではなく、「僻地以外では大字が消えてしまった」が正しいのです。
 
 
 
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この回答へのお礼

目からうろこでした。ありがとうございました。

お礼日時:2004/03/27 21:31

No.2のご回答で正解は出ています。



大字は市では、町に当たり、字は丁目に当たります。
大字と字・町と丁目は地方自治法290条で「町又は字の区域」として規定されています。

明治21年に市町村大合併をしたときに、内務省訓令として、旧町村名を大字と表記すると規定されました。
(それ以前は大字と言う表記はありませんでした)

なお、番地は大字ごとに付けられる場合と、字ごとに付けられる場合があります。

大字ごとに番地が付けられている場合、字の地名は省略して表記されることが多いです。

また、大字の無い地名もあり、その場合は
○○郡××町1234番地みたいな土地もあります。
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この回答へのお礼

明治とは、意外に新しいと思いました。ありがとうございました。

お礼日時:2004/03/27 21:32

字に地域とか土地の区画の意味があって、一番小さい単位が小字(こあざ)でそれをいくつか集めたものが大字です。


特に僻地とは限らず、市区町村制度になる前には普通に使っていたようですよ。
◎県◎郡大字xx字xxx△番地のように。
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この回答へのお礼

単位だったのですね。ありがとうございました。

お礼日時:2004/03/27 21:30

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