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交流電力の問題で電圧降下法によるLおよびCの測定をする実験をおこなったのですが少しわからないことがあるので教えてください。実験は電流を0~1Aまで変えてI-V特性のグラフを描き、LとCの値を計算せよというものです。分からないところはコイルの測定の時なんですがI-Vグラフを描くとコンデンサの場合は直線(比例)になるのに対してコイルの場合はなぜ直線(比例)にならないんですか?(コイルの場合は電流をあげていくと電圧が上がらなくなってくるんですが)

A 回答 (2件)

> 誘導起電力が起きるからと言われたんですがどうなんですか?



誘導起電力が起きるからという理由では有りません。鉄心を入れると誘導起電力が電流に比例しないからです。

コイルに交流電流を流すとコイルの中に交流磁束が発生します。この交流磁束はコイルの電流を妨げる方向に誘導起電力(逆起電力ともいう)を発生し、これが釣り合うことによって、コイルに流れる電流が決まるのです。

> また鉄心の役目とは何なのですか?

次にコイルに鉄心を入れると磁束が強まって誘導起電力(逆起電力)が大きくなります。するとコイルに流れる電流は減ります。結局、鉄心はコイルに流れる電流を邪魔したことになります。(コイルのインダクタンスが大きくなった)

ところが、鉄心の中を通ることの出来る磁束の量には限りが有ります。
だから電圧を上げていく→磁束が増えない→誘導起電力(逆起電力)が増えない→電流がたくさん流れる。
ということになり、コイルのインダクタンスが小さくなっていきます。結局、逆に考えると、電流を増やしていっても電圧が増えないということですね。
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コイルには鉄心が入っているのですね。


すると電流値をあげると、鉄心に磁気飽和現象が起きてしまい、鉄心の役目をしなくなってしまいます。そのため、コイルのインダクタンスが下がって電圧が上がらなくなるのだと思います。

この回答への補足

誘導起電力が起きるからと言われたんですがどうなんですか?また鉄心の役目とは何なのですか?

補足日時:2001/05/28 10:28
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この回答へのお礼

どうもありがとうございました。

お礼日時:2001/05/24 10:00

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