容量の表示がまるで違うのは何故？

かなりアバウトかつ怪しげな説明です。

（なのに、なぜか「自信あり」）。

画像のデータって、無圧縮の場合は、左上の最初のピクセルが青（RGBならその数値）２番目も同じ青で、３番目は・・てな感じでそのピクセル数分全部書いてあるようなものです。
967*690のRGBならさらに*3の数値の羅列のような感じ・・。

可逆的な圧縮は、もし同じ数値のものがあったら、たとえば「上から３行は、同じ青です。」みたいな書き方をします。

jpgのような非可逆的圧縮は、適当にインチキをします。たとえば、青のとなりにほんのわずか明るめの青が一つだけあっても、ま、いいかみたいな感じです。（実際は、品位のレベルによってもっともっと極端なことをやってるはずです）。

ですから、同じ大きさの写真でも、上の方が雲一つない青空のやつと、森の木々の間から空がちらちら覗いてるみたいなものでは、かなりデータ量が違います。（うんと拡大すると、ほとんど同色に見える部分でも写真の場合はモザイクのようにいろんな色が混ざっていますが）。

あと圧縮とは別の問題ですが、メールに添付した場合、もとの画像データを文字（といっても訳の分からないやつ）に置き換えて送る（エンコード）ので、この時点でロスが出て、１，２割大きくなってしまいます。

アニメの画像は背景の上に透明な「セル画」を何枚か重ねて表現します。

レイヤーはセル画のようなものです。

Page Makerなどのイメージ処理可能なソフトでは1枚の画像を読み込んだあと、それに重ねてフォントやクリップアートを上に重ねることが出来ます。

これらは下の画像を残したまま編集、移動が可能です。
このときフォントやクリップアートは画像も上の透明なシートの上に乗ったような形になっています。

下の画像が1MBのサイズであれば、文字オブジェクトや画像オブジェクトを追加するたびに画像サイズは少しずつ大きくなっていきます。

Photoshop形式(PSDやEPS)形式のファイルはレイヤー情報をそのまま保存するのでレイヤーを追加するほどサイズが大きくなっていきます。
TIFFやJPEGはレイヤー情報をもたないので保存するとき1枚の画像といてすべてのレイヤーを結合したあと保存します。

Presto!PageManger 等でスキャナを呼び出したときの操作画面（Scan Gare等）でトリミング指定したときに表示されるサイズはメモリーの中での画像表示サイズになります。

たとえば縦1000ピクセル横1000ピクセルの画像サイズになった場合、各ピクセルに色を24ビットカラー（RGB各256階調の1670万色）に設定した場合
100万ピクセル×24ビット＝24メガビット＝8MBになります。
この画像をPage Makerが画面に読み込んで作業している間は１枚の画像で8MB、またレイヤーを追加する度にメモリ使用量が増えていきます。

メール送信をするときに使用するJPEGファイルは保存するときに画質とトレードオフでファイルサイズを1/30程度に圧縮します。
この場合、ファイルサイズは300KB弱程度になります。
JPEGでは画質をよくするほどファイルサイズが大きくなります。

圧縮しないファイル形式もあります。PageMangerで画像保存に使うTIFFやWindowsの壁紙に使うBMPがそれです。

ちょっと分かりづらいのですが、

４５ｋがメールで送るとき１Ｍになっているということでしょうか？
それとも逆ですか？

？念のため同寸法の写真を３枚スキャンしてみました。967*690ピクセルが３枚で、それぞれ118KB,89KB,147KBとなるのです。

これは写真が圧縮するときに圧縮しやすかった物は容量が少なくそうでなかったものは容量が増えます。
Jpegというのは圧縮形式ですのでどれでも同じサイズになるとは限りません。