No.1ベストアンサー
- 回答日時:
こんにちは。
>血液のDNAが変わってしまう・・・
確かにそうなります。
正確には、赤血球にはDNAは入ってないので、白血球、血小板などの血液細胞のDMAですね。
できるだけ困る事が起きないように、血液型やHLAという白血球の血液型等を合うような人を探して行います。
だから、誰でもその人の提供者にはなれないのです。
DNAその物が存在するだけなら特に困る事は起きませんが、そのDNAが細胞内に存在すると働き始めますね。
そうすると困る事が起きる場合があるわけです。
>白血球が他人の細胞と勘違いして・・・
こういう事は現実に起こります。
GVHD(移植片対宿主病)と言われる、骨髄移植で術後起こる恐い物の一つです。
移植された骨髄細胞から作られた白血球が、移植された人の血液細胞や白血球を攻撃してしまいます。
これの治療に放射線や免疫抑制剤、ステロイドを使います。
急性と言われる3か月程度までの症状とその後数年にわたる慢性の症状がありますが、やがて収まって来ます。
そうなれば薬はいらなくなります。
ですから、一生という事ではありません。
また、最近話台になる事が多い、臍帯血移植ではこれは起こりません。
参考URLは判りやすく書かれていると思います。
参考URL:http://www.eonet.ne.jp/~fujimo/isyoku.html
この回答へのお礼
お礼日時:2003/12/06 19:22
ありがとうございます。
赤血球にDNAが入っていないとは知りませんでした。
犯罪の鑑識で血液のDNAを調べるのがありますが、あれは白血球、血小板のDNAだったのですね。
GVHDが一生続くのではないと聞いて安心しました。
それにしても移植前に、放射線照射を受けて、骨髄を完全になくすというのはすさまじい治療法ですね。
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