プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

次の文章はスーパーで万引きしようとしていた客を店内巡視員が引き止める場面です。

巡視員:Excuse me sir, I'm afraid I'll have to ask you to accompany me to the manager's office.
万引き客:What? The manager's office? What are you talking about?
巡視員:I'm talking about the items in your pocket which you've neglected to pay for.
万引き客:What? Oh good heavens! I quite forget about them. Let me explain. I didn't take a basket because I only came in for a pint of milk. Then I saw a couple of other things I needed and I just put them in my pocket because it was easier to carry them that way,but it was just an oversight. I'll pay for them now.


そこで質問なんですが、巡視員が万引き客に尋ねた文で which you've neglectedのところだけが現在完了になっていて それに答えた万引き客は すべて過去形で言っています。多分 巡視員の現在完了の文は まだ会計が済んでいないという意味で用いたと思うんですが、この部分も現在完了ではなく過去形にしたら どういうニュアンスの差が出るでしょうか?

A 回答 (2件)

Gです。

 こんにちは! こんばんは! おはようございます! hcerry77さん!

私なりに書かせてくださいね。

ここアメリカでは、万引きは、店内では捕まえる事が出来ません. たとえ、パンツの下に入れている最中でもです.まだ、払う意志がある、とみなすからなんですね. ですから、このお客も、ミルクを買うだけのために来たのであえてバスケットを使わなかったので、ポケットに一時入れたんですよ、 それをてっきり忘れていました、と言い訳をしているわけですね.

しかし、店を出てしまえば、払う意志はなかったとみなす事ができ、よって、万引きshipliftingで、店は客を警察に引き渡す準備をすることができるわけです.

ですから、have neglectedと完了形にして、払う意志は全くなかったではないか、と完了形にしているわけです.

ここを単なる過去形にすると、払うのを忘れてしまったね、というくらいに、軽い意味になってしまうんですね. 払う意志がなかったですね、というのとは、被疑者と重要参考人との違いがあるくらい違ってくるわけです.

この会話が店の中で、しかも、レジで払う前にやってしまったら、店としても大きな問題を抱える事になります.

これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

日本では夜なんですがアメリカでは朝なんですね。時差では14時間位違うんですよね。Did you sleep well?
この文も現在完了にするとニュアンスが違ってくると思うんですが、私が引用した文章は場面がイギリスですので Good heavens! というのもアメリカでは Oh my god!という表現の方が好まれるとは思うんですが、、、。万引きを捕まえる基準は 日本もイギリスも
アメリカも同じだとは思いますがね。そして 捕まえられた客の反応も大して変わりはないようですね。

>店は客を警察に引き渡す準備をすることができるわけです.
この文章の続きで 巡視員のセリフに We always prosecute.というのがあるんです。向こうでは 裁判にまで発展するケースって多いんでしょうかね?

>ここを単なる過去形にすると、払うのを忘れてしまったね、というくらいに、軽い意味になってしまうんですね.
この文章はスラスラ読めるし うっかりすると 現在完了も見落としがちですが 深い意味があったんですね。私の場合、原文を知らずに 日本語訳から英文に還元しろと言われたら あっさり過去形を使っちゃいそうです。

お礼日時:2003/11/19 19:56

Gです。



これは、完了形を使って過去に起こったことを強調する言い方のいい礼だと思います.

ちゃんとやったのかい? といわれた子供が、もうやった事を強調する為に、Yes, dad, I've (already) finished it!といって、Yes, dad, I finished it.よりも反抗期が言わせる言い方になるわけですね.<g>

prosecution for shiplisting には刑事criminalと民事civilがあります.刑事の方とは違い、民事は店が万引きに対して損害賠償をさせるということですので、実際的には訴訟にかかる経費の方が高くついてしまいますので、訴訟までしないのが普通になりがちなんですね.

よって、criminal prosecution for shopliftingへ持っていくしかないわけなんですね. しかしこれまた、警察の方も、minor crimeとして、un-prosecutableとしてしまう事も、特に大きな都市では、起ってしまいます.

しかしrepeat offenderであれば、prosecutable に持っていけるわけです.

よって、万引きでつかまっても一晩寝心地の悪いところで寝ればいい、というくらいに軽く思われがちなんですね. だから、店としては、ここで万引きをしたら、何が何でもprosecutableにしてやるからな、といきがるわけです.一種の脅しですね.

という事で、民事での裁判には行かない事が多いですが、刑事としての裁判は毎日でもあります.

また、使わなくともナイフや拳銃を所持していれば、felonyに持っていくことが出来ますので、楽にはなります.
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この回答へのお礼

再度回答ありがとうございます。

私も We always prosecute.というのは一種の脅しだと
思ったんですが、アメリカって ちょっとしたことでも
訴訟を起こすので 万引きで裁判沙汰になるのも珍しく
ないと思ったわけです。

お礼日時:2003/11/20 17:00

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