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小泉首相が憲法改正することを目指しています。憲法的には日本は軍隊なるものがないのですが、実際のところは「自衛隊」という名称の軍隊があって特に日本は島国ということもあって海軍国らしいです。日本は同規模の他国から見ても世界的にも有数の軍隊を持つ軍事大国でもあります。
世界中で政府として軍隊を持たない国は、永世中立国であるスイスとオーストリアであるときいたことありますが、政府ではない国民としての軍隊があります。しかし純粋に軍隊の無い国なんてあるのでしょうか?警察位は当然あると思いますが、ヨーロッパや太平洋上離島の非常に小さな国家にも軍隊はあるのでしょうか?

A 回答 (6件)

ええと、「現代用語の基礎知識・2000年版」の付録についてた「世界事典」によりますと、(ですから1999年秋ごろの時点です。


「モーリシャス共和国」が警察の別働隊である特別機動隊と湾岸警備隊だけ。
「リヒテンシュタイン公国」はスイス連邦が代行。
「モナコ公国」「アンドラ公国」が、外交と軍事をフランス共和国に委託してる形になっています。
「アイスランド共和国」は完全非武装だけど米軍とオランダ海軍が駐留。
「ハイチ共和国」が暫定治安部隊・沿岸警備隊・国家警察部隊だけ。
「プエルトリコ」は米軍が駐留。しかも男子は合衆国軍の兵役義務あり。
「アンティグア・バーブーダ」は米軍の基地があるだけ。
「セントクリストファー・ネイビス」「セントルシア」「セントビンセント・グレナディーン」は単に軍隊は無いとあるけど、どうしてるんだろう?アメリカの庭先だから必要ないのかな?
「ドミニカ国」は無しで、アメリカが後援する地域安全保障体制に参加してる。
「グレナダ」は警察隊が軍を兼ねてるらしい。
「コスタリカ共和国」は国家警備隊と地方警備隊だけ。
「ソロモン諸島」「バヌアツ共和国」は無し。
「サモア独立国」は無しで有事の際はニュージーランドが支援。
「ツバル」「キリバス共和国」は不明。
「ナウル共和国」は無しでオーストラリアが安全保障を。
「マーシャル諸島共和国」「ミクロネシア連邦」は財政援助と引き換えに米が軍事権を。
「パラオ共和国」はアメリカに委任。
また、厳密に国家と云えるかどうかは疑問ですが、「バチカン市国」「マカオ」もありません。ただし、バチカンにはスイス兵が駐留し、マカオには治安部隊があります。
やはり小さい国は警察程度か、他国に肩代わりしてもらう場合が多いようです。
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この回答へのお礼

非常に参考になりました。やはり小さな国家は業務委託してるんですね。軍隊が無いのは国家にあらずという見方もあるのですが、小国では人員的にも予算的にもどうにもならないのでしょう。佐渡島や淡路島に独自の軍を配備するようで笑える話です。
しかし軍隊の無い国なんて国家といえるのだろうか?政府として警察と同等の絶対の必需品なのに。

お礼日時:2001/05/01 00:28

参考文献を御紹介します。


草の根出版界「 母と子で見る-軍隊のない国コスタリカ」早乙女勝元著
中学生ぐらいから読めるように書いてあります。
 中米諸国は中東に匹敵するくらい政治的、軍事的な衝突の激しい地域だと思いますが、そのまっただ中にあるこの国が、軍隊を持たないことを憲法で定め、守り抜いていることは本当に驚きです。
 そして周辺諸国が軍事抗争や軍事費による財政的な圧迫で社会の荒廃を招いている中、コスタリカは比較的豊かで安全な社会を築き上げていることが、彼等の選んだ道の正しさを示していると思います。
 searchingboyさんのいうとおり、コスタリカがこうした道を選択する上で、日本国憲法が大きな影響を与えています。アメリカ国内にも、「アメリカにも日本のような戦争放棄の憲法をつくろう」という目的で、「憲法9条の会」というのがつくられているというのを、聞いたことがあります。
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この回答へのお礼

<アメリカにも日本のような戦争放棄の憲法をつくろう」という目的で、「憲法9条の会」というのが

戦争放棄なんていざというときは不可能な行動だと思いますよ。生きるのが人として生物としての権利なのですから。
戦争も単なる外交の一種であって、平和のための人道的な戦争なら間違った行動だとは思えません。

お礼日時:2001/05/01 00:19

僕の記憶違いかも知れませんが、スイスは中立国ですが非武装国ではなく、徴兵制であったと思うのですが・・・

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この回答へのお礼

そうです。徴兵制ですね。日本や大体の国は志願兵制ですが、日本も不景気で職が見つからない時代に職が見つかるまでの間、徴兵制にして金を稼がせてやるのもいいかもしれません。金は稼げる、国や公共心の向上につながるいい機会だと思います。

お礼日時:2001/05/01 00:23

中南米にコスタリカという小国がありますが、ここは本当に警察だけのはずです。


始めから無いのではなく、クーデターか何かを機に解体されたはずですが。

あとは大体あるようですねー。
アンドラには十数人の軍隊があるそうですし、バチカンの傭兵は有名です。
またサンマリノは戦時には国民皆兵だと聞いたことがあります。
南の方の島国でも結構軍隊があって内戦やクーデターまでやったりしてますね。
何かの本で読んだ話ですが、
「個人は本来暴力を行使する権利を持っている→国家を作る時にその個人の暴力を軍隊と警察に統合する」
というのが社会契約論に基づく軍隊の解釈だと聞いたことがあります。
つまり”本来あるもの”だと言う理屈ですね。フム…。

蛇足ですが、一般にはどこの軍隊も何らかの形で政府というより”国民の軍隊”という位置付けをされていると思います(共産圏では党の軍隊というのもありますが)。時々軍部が文民政権を倒して軍政を敷くという例がありますが、これも単なる権力闘争とばかりは言いきれず、主権者(国民や王室)の直接の代理として腐敗した政府と対決する、という構図が多少なりともあるようです。(トルコやタイなどがよく話題になりますね。その是非はまた別の話でしょうが)

日本では軍隊が”ない”だけにこの辺の市民と軍隊の関係というのは逆につかみにくいですが、このあたりも調べてみると面白いのでは?
私自身門外漢ですし、これは全くの余談ですが。
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この回答へのお礼

大抵の民主国家のように日本の自衛隊もシビリアンコントロールによる国民の軍隊という位置付けではないでしょうか。市民と軍隊の関係といっても、自衛隊は職業軍人であってサラリーマンなのだから特別な関係とは思えません。

お礼日時:2001/05/01 00:39

中米の国コスタリカは日本の憲法の影響を受けて,軍隊をを廃止しています。


下記参照

参考URL:http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/costarica/data. …
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この回答へのお礼

アメリカ押し付けの矛盾した憲法を参考にしたのでしょうかね。大きな間違いをしてると思います。

お礼日時:2001/05/01 00:42

少なくとも「コスタリカ」は半世紀以上


非武装・中立を継続している様子です。

参考URL:http://www1.ocn.ne.jp/~mourima/kosutarika7.html
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この回答へのお礼

非武装なら警察も銃を持つな、というところですがそこまでは無理でしょう。

お礼日時:2001/05/01 00:41

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