プロが教えるわが家の防犯対策術!

 私は自称発明家なのですが、特許を出願したくても、
その金額の高さから、出願ができない状態です。

アイデア(現実的に商品化可能)だけには自分自身では
、自信があるのですが、特許等出願以前に、周りに採用
を呼びかけるわけにもいかないと思います。

それで、このような場合、アイデアの権利を保護しながら、発明の採用を呼びかけることはできないでしょうか?
(過去ログを拝見しますと、秘密保持契約というのが、
キーポイントのようですが…)

出願資金が無い場合の、アイデアからロイヤリティ取得
への経路へのモデル等を示して頂けないものでしょうか。
(少なくとも、アイデアだけは商品として通用すると推定
してください。)

ご教授よろしくお願いします。

A 回答 (9件)

 アイデアや発明の売り込みに関しては門外漢なのですが、出願に関しては多少の知識はありますので、その観点からのアドバイスです。



>実施例に十分な記述があれば、後で、請求項は幾らでも直すことが可能です。

 非常に不正確な表現です。
 平成6(1992)年1月1日以降に出願された特許出願では、「いくらでも直すことが可能」なのは、最後の拒絶理由通知を受ける前に限られます。
 最後の拒絶理由通知を受けた場合、特許請求の範囲の補正は、「請求項の削除」、「特許請求の範囲の減縮」、「誤記の訂正」、「明瞭でない記載の釈明」以外の目的ですることはできません(特許法第17条の2第4項各号)。

 拒絶査定の不服審判(特許法第121条)を請求する際においても同様ですし、特許権を獲得した後に訂正をする場合もほぼ同様です(特許法第126条、特に第3項)。

 例えば、最後の拒絶理由通知で「Aと、Bと、Cと、Dとを有する装置」とする請求項に拒絶理由が発せられている場合、これを「Aと、Bと、Cとを有する装置」とする補正は認められません。

 更に言えば、審査請求をする前であればともかく、審査請求をした後に拒絶理由通知を受けた場合には、補正ができる時期にも制限があります(特許法第17条の2第1項但し書き)。

 仮に、拒絶理由が発せされることなく特許査定となった場合、特許請求の範囲を拡大することは最早不可能となります。

 以上のことに全く触れず、「後で、請求項は幾らでも直すことが可能です。」と断言してしまうのは、失礼ながら、特許出願の経験がなく、また、特許法に関する知識を持ち合わせていらっしゃるとは思えない方に対する説明としては、不親切すぎます。

 特許出願の経験がない方が特許出願を希望されるのであれば、弁理士に依頼なさるのが賢明です。特許明細書は、単なる技術説明書ではありません。れっきとした法律文書です。このことを全く理解していない個人発明家が自力出願した明細書など、私どもからすれば抜け穴だらけです。

 この点、下記URLのQ&Aもご参照下さい。

■実用新案を申請したい。申請書の書き方を教えてください。
 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=295354

 なお、この中のご回答に、「思いつく改良案はすべて書くことです。適切な上位概念にはかないませんが、それでもかなり回避しにくい権利になるはずです。」とありますが、明細書にどのような素晴らしい技術を記載していたとしても、ある場所(本年(2003年)7月1日の出願から別文書になりますが)に記載しない限りは、特許権としては成立しません。

 その「ある場所」がどこなのか分からない、ということであれば、ますますもって自力出願は勧められません。

 「国内優先」とのアドバイスもありますが、国内優先で出願日が遡及されるのは、あくまで「優先権を主張した元の出願に記載されていた事項」であり、国内優先で追加された事項にまで遡及効果は及びません。

 新規事項の追加が認められない現在、権利範囲を解釈する際にものをいうのは、「明細書と図面に何が記載されているか」、「審査過程で拒絶理由を克服するためにどのような主張をしたか」です。拒絶理由通知に下手な応答をすると、自分自身の首を絞めることになりかねませんよ。

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=295354
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この回答へのお礼

こんばんは。

> 平成6(1992)年1月1日以降に出願された特許出願では、「いくらでも直すことが可能」なのは、最後の拒絶理由通知を受ける前に限られます。・・・・・・
> 例えば、最後の拒絶理由通知で「Aと、Bと、Cと、Dとを有する装置」とする請求項に拒絶理由が発せられている場合、これを「Aと、Bと、Cとを有する装置」とする補正は認められません。

最後の拒絶理由通知というのは怖いものなのですね。
何回目にくるのかは分かりませんが、最後の拒絶が来たとしたらとても怖いですね。

> 新規事項の追加が認められない現在、権利範囲を解釈する際にものをいうのは、「明細書と図面に何が記載されているか」、「審査過程で拒絶理由を克服するためにどのような主張をしたか」です。拒絶理由通知に下手な応答をすると、自分自身の首を絞めることになりかねませんよ

やはり、自分で出願するのはかなりリスクが高そうです。
自分の首を絞めそうです。

大事な発明であれば、お金を稼いでから出願したほうが
よさそうです。

アドバイスありがとうございました。

お礼日時:2003/05/16 22:06

#8です。

補足をいただきましたので、再登場させていただいただきました。
あまり建前論は好きではないのですが。


>文化の進歩と、技術の進歩とは、リンクする
>ものではないと思います

私は人類は「発明」によって文明を持ち、発明の積み重ねで文明を築いて来たと思っています。火を起こす方法を考え、石を削って矢尻をつくり、皆が幸福に暮らせる社会のしくみ(今ならビジネスモデルの特許がとれるかも)を工夫してきました。工業所有権法が施行される数千年も前から発明は行われていたのです。
明治18年の専売特許条例の公布に際しても、「されば、発明者は取りもなおさず第ニの造物主なり。若し夫れ此造物主なきときは、世は幾千年を経るとも決して開けゆく能はず、依然として太古草昧のままなること明けし。」
と書かれていたことに、発明者の末席を汚す私も、文明の担い手としての自負をちょっぴり感じたりもしています。
そんなことから、純粋な部分で、文明と技術はリンクしていると思うのです。(「文化」ではありません)

>お金を備えて、商品化する実力のある人。
>でないと、特許は認めない。

お金のない人は特許が認められないということでは決してありません。努力して自分で明細書が書ければ、21000円ちょっとで出願は可能です。もちろん特許の勉強は必要になりますし、失敗も何度も経験しなければなりませんが。お金がある人は、それが不要だというだけの話です。
要はお金のない人にも選択肢は残されているのです。
でも、これは、超建前論ですね。決して自前出願をおすすめしているわけではありませんので誤解のなきよう。
それに、依頼費用自体、事の重要性を考えれば、当然の額であり、また絶対に無理だという金額でもありませんし・・・。

このテーマでの回答を以前にもしたことがあります。
そちらが本音ですので、ご参考になさってください。
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=448212

この回答への補足

 こんにちは。
恐らく、このテーマにたいしては平行線をたどりそうなので、また、ここではそういったテーマの論議をする場ではないので、短く意見させていただきます。

大辞泉辞典によると文明というのは、”人知が進んで世の中が開け、精神的、物質的に生活が豊かになった状態。特に、宗教・道徳・学問・芸術などの精神的な文化に対して、技術・機械の発達や社会制度の整備などによる経済的・物質的文化をさす。”
であり、確かに、”精神的な文化に対して、技術・機械の発達や社会制度の整備などによる経済的・物質的文化をさす”ことを言うのであれば、文明と技術はリンクしているという、ejison16さんの主張は正しいと思います。
ただ、文明という言葉の中に”精神的文化”を少しでも含めるのであれば、同意できません。
技術の進歩というものは、軍事技術が最大の核(コア)であり、果たしてこれが発達しつづけていることで、”精神的文化”の発達がリンクしているか?
わたしは、前のコメントで述べさせていただきましたように、リンクしていないと思います。(軍事技術が不要である、という主張ではありません)。
この点に関しては、意見が平行線をたどることになるかも知れませんので、私はこれ以上意見するのは止めますが、私はそう思います。

テーマがずれてしまって、その他の方には申し訳ありません。

補足日時:2003/05/18 09:49
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私は発明家の立場ですが、この種の問題について過去に解答させていただいたことがあります。


「資金がなくても、権利を得るには」というテーマです。

今回顔を出させていただいた理由は、過去の私の回答を、全く訂正させていただきたいことが、ひとつにあります。
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=460358

このときに、資金のない個人発明家でも、容易に権利が保護される仕組みを、という願望を申し上げたのですが、最近ではこれは間違っていると思っています。

もし、このような仕組みができたときに、起こりうる状況は、世の中のアイデアマンが、ちょっとした思いつきも、すべて自分の権利にしてしまうということです。しかし実際には商品化をする実力もないため、有用なアイデアが世の中の役に立つことなく、お蔵入りしてしまうでしょう。

出願に要する(ある程度高額な)費用というのは、本気で商品を世に出したい、という人(企業)の、気持ちを代弁するものとも捉えられます。
安価(安易)に権利が保護されることは、そういう意味で、かえって文明の進化を阻害することにもなると言えるのではないでしょうか。

前回と全く逆のことを申し上げることは、まことに恐縮きわまりないのですが、このテーマのご質問が出るのを、実は待っておりました。

商品化を考えられている人は、おそらく数百万~数千万円、ひょっとしたら数億円の儲けも頭にちらほらしているのではないでしょうか?(一般論ですよ)
そのような「勝負」に対する投資として、弁理士費用は、きわめてローリスクの分野に入ると思います。

電話帳で特許事務所を捜し、電話で大まかな出願費用を聞けば、このご時世ですので、安くやってくれるところも見つかるのではないでしょうか。いずれにしろ、専門家におまかせする以外、手はないと思います。

この回答への補足

ちょっと補足させてください。
コメント有難うございます。
気持ちはなんとなくわかりますが、ただこの理屈だと、
お金を備えて、商品化する実力のある人。でないと、特
許は認めない。ということになりませんか?
別に発明をすることと、商品化することにそれほどの接点はないと思いますが…。例えば、安く特許を取得した人、100万円で弁理士に依頼して特許を取得した人でも、個人であるならば、その後の企業への売り込みの力量(世に出るか)は、同じ指標ではないのではないでしょうか?
仮に、大量の商品化力のない発明家がいたとしても、
それは公開されているのですから、発見して、商品につなげて、発明家にも利益を分ければすむことではないでしょうか?
現に日本は(うわべだけでも)知的財産立国になろうとしているのですから、もっと開かれた特許制度であっても、アイデアを保護してもいいのかもしれないと思ったりもします…。

>安価(安易)に権利が保護されることは、そういう意味で、かえって文明の
>進化を阻害することにもなると言えるのではないでしょうか。

これはどうしようもなく、個人的見解ですが、
文明の進歩というのは、技術の進歩と一体ではないと思います。
たとえるなら、世界の覇権国を考えてください。
この国は、国際司法裁判所で、テロをしたという判決を受けています。(ニカラグアの問題に対して1986年だったかな?もちろん日本では話題になっていませんが)。
安保理議の”拒否権の行使”が最近話題になりましたが、もっとも拒否権を発動しているのは、(テロ行為をしたと覇権国への判決が認定されたとき、安保理で”世界の国は決議に遵守する”という採択にたいし、二ヶ国のみが反対し、その後、拒否権を発動したのは、ほかでもない覇権国です。
また、9.11テロに関しては、タリバンに対し、主犯格と目される人物を求めて?戦争を仕掛けました(タリバンは
それを引き渡す用意もしていたらしいのに)。
実は、反対のことはいくらでもあるんです。反対とは、
ある国でテロを起こして、その犯人がアメリカに逃げ込むという…
でも、この場合、テロの主犯がいるとしてもこの国に
戦争は仕掛けられません。また、良く言われますが、人権に非常に抑圧的な政権でもアメリカは支援してきたし、し続けているという、事実が存在します。また、最近では政治に宗教を持ち込んであります。

枚挙に暇がありませんが、これが、世界の覇権国の実態であり、すなわち世界の中心国であり、人類の文明を体現しています。
そしてこの国はなお、日々たゆまず、軍拡をしております。

したがって、文化の進歩と、技術の進歩とは、リンクするものではないと思います。
政治的な話になりましたが、個人的な意見ですのでご了承ください。

補足日時:2003/05/17 19:35
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この回答へのお礼

コメント有難うございます。
気持ちはなんとなくわかりますが、ただこの理屈だと、
お金を備えて、商品化する実力のある人。でないと、特
許は認めない。ということになりませんか?
別に発明をすることと、商品化することにそれほどの接点はないと思いますが…。例えば、安く特許を取得した人、100万円で弁理士に依頼して特許を取得した人でも、個人であるならば、その後の企業への売り込みの力量(世に出るか)は、同じ指標ではないのではないでしょうか?
仮に、大量の商品化力のない発明家がいたとしても、
それは公開されているのですから、発見して、商品につなげて、発明家にも利益を分ければすむことではないでしょうか?
現に日本は(うわべだけでも)知的財産立国になろうとしているのですから、もっと開かれた特許制度であっても、アイデアを保護してもいいのかもしれないと思ったりもします…。

お礼日時:2003/05/17 19:35

すみません、kawarivさんが適切なご回答をされていたので私は様子を窺っていたんですけど、専門家としてちょっと見過ごすことができないことが書かれているので私にも回答させて下さい。



> 参考URLの弁理士さんのチェックを受けて、”セカンドベスト”を目指すのがとてもよさそうです。

あんまり質問と関係なくて申し訳ないんですけど、HAL911さんが紹介されている弁理士さんの名前で過去の特許公開公報を検索したら、たった1件しかヒットしませんでした。実用新案や商標は0です。何をやって食べてる方なのか極めて疑問です。(???)

発明家に自力出願を勧めるなんてことは、弁理士さんにとっては飯の種を放棄するのと同じです。まともな話ではありません。何か裏があると考えた方がよろしいかと思いますよ。

出願手続のアドバイスだけして、それなりの報酬をもらい、依頼者の名義だけで出願させ(つまり代理人にならない)、後は一切面倒を見ないということでしょうか。

弁理士(特許事務所)にとって、出願手続だけ世話するというのは、とってもオイシイ仕事です。厄介なのは拒絶理由通知が来てからの中間手続なんです。従って、上に書いたやり方は非常に効率よくお金を稼げる手間のかからない方法と言えます。

または逆に、正式な代理人にはならずに、中間手続で発明家(出願人)がどうにも手に負えなくなったときに手助けをして、名前を出さずに高いお金を取っているということも考えられないわけではありません。(税金対策?)

どうも胡散臭いという気がして仕方がありません。そういう疑わしい方のサイトを安易に紹介してもいいものなのでしょうか? 

この質問に回答しようと思ったら、回答書き込み欄の上に
「他のサイトを検索して知った程度の生半可な知識だけで回答したり、無批判に他のサイトを紹介することは、質問者にとって大きな不利益を生むこともありえますので、お控えください。」
という注意書きが出てきましたよ。どういうことかおわかりですよね?

No.1のお礼欄より…

> ただ、自分で出願するにも、出願書類を見たことがあるのですが、とても自分ではかけそうに無いようなもので…

> 例えば、不必要に範囲を限定すると、特許取得ができなくなるとか、意見書も専門的知識が無いと書けなさそう、というより書いても失敗しそうで…

No.2のお礼欄より…

> 明細書を書くのを試してみたんですが、これで通るのか、どうも自信が無くて…

> 私の場合、素直に弁理士に頼むのが最良かもしれません。

naniwanoakinndo-さんの方が回答者の方よりよっぽどよくおわかりのようですね。

電子出願が完全に普及した現在では、一発で特許されることはまずありません。必ず1回は拒絶理由通知が来ると考えてもいいです。拒絶理由通知に対応するのは法律的な知識及び実務経験の両方を兼ね備えていないと極めて困難です。無料相談では限界があります。審査官が常に正しいと思ったら大間違いです。時にはよくよく読んだら法律的に間違っていた/審査基準の例外規定を見落としていたというようなこともあります。無料相談ではそんなところまで親身に面倒見てくれませんよ。

そして、個人の出願人の場合、その段階で特許事務所に頼みに行っても、断られてしまうか、出願時からの費用まである程度加算されて請求されるか、又は場合によったら手抜きの対処(と言っても素人さんよりはましです)しかしてもらえないか、ということになってしまうでしょう。

(上に書いたように、出願時の対価/手間と比べて中間手続の対価/手間は格安になってしまいますので、その分のお金を上乗せするか労力を削るかのいずれかになるのは、事務所を経営していく(即ち所員の生活を保障する)上で当然のことです。)

最初に専門家に任せるお金をケチってせっかくの発明を棒に振るようなことは避けるのが、賢い人間の選択肢だと思いますよ。

出願資金(弁理士に依頼する費用)がないのなら、

1.どこかから借金してでもかき集めて(たかが20万円程度のお金です)専門家に依頼して出願し、その後企業に売り込み、審査請求以降の手続費用は企業にもってもらい、さらにできれば出願時の費用も出してもらうようにするか、

2.特許を受ける権利を企業に譲渡して代わりに出願してもらう(この場合には一定の報酬がもらえるだけで、将来いくらヒット商品になってもロイヤリティーはもらえないという恐れがあります)か、

又は

3.最初から諦めるか、

といういずれかの選択肢にならざるを得ないと思います。

ちなみに、法改正により7月から出願時に添付する書類及びそれらの書き方についてかなりの変更が為されます。従来通りの書き方をしていると、猶予期間後は電子出願ができなくなります。こういう最新情報は、そこらの素人さんにはなかなか気がつくことができないものです。また、書面出願すると出願料より高い電子化手数料を取られてしまいます。

さらに、来年も大きな法改正があります。ある時期から審査請求の費用が2倍になる予定です。無料相談に頼ってちんたらやってると大変なことになりますよ。

また、明細書を素人さんが自力で書いて特許事務所に校正をお願いするなどというやり方はしない方がいいです。ある程度できあがってしまっていると、それを簡単に手直しするだけで出願されてしまう恐れがあります。実際に明細書を書いている人間の立場から考えると、それは仕方のないことなんです。私だって、他人が書いた明細書の手直しをするのはかえって面倒で、最初から自分で書いた方がよっぽど良い明細書が書けます。専門家というのはそういうものなんですよ。

従って、むしろ、技術分野、従来技術の説明、発明の目的・構成・作用効果、好ましい具体例などの要点だけを説明し、必要に応じて実施例のデータを提供し、その後の明細書の作成は一から専門家に任せた方が、経験に基づいていろんな状況を想定しながら、より良い明細書を作成してもらえます。

No.5のお礼欄より…

> 大事な発明であれば、お金を稼いでから出願したほうがよさそうです。

特許は早い者勝ちです。それに、審査請求費用の値上げの問題もあります。そんな悠長なことを仰っていないで、naniwanoakinndo-さんにとって本当に大事な(お金が稼げそうな)発明だったら、借金してでもすぐに出願した方がいいですよ。

大至急先行技術の調査をし、特許になる可能性があるかな?と判断できたらすぐに弁理士会/特許事務所に行き、出願の依頼をして下さい。

どの弁理士さんが良いかという点については、弁理士会の方で相談にのってくれるはずです。

ちなみに、特許にならないという予測はできても、特許になるだろうという予測は誰にもできませんので、もし実際に具体的な発明の内容まで話して誰かに相談した時に、これは素晴らしい発明だからぜひ出願した方がいいとか言われても信用しないで下さいね。そんなことを言う人はむしろ胡散臭いですよ。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。

>あんまり質問と関係なくて申し訳ないんですけど、
>HAL911さんが紹介されている弁理士さんの名前で過去の
>特許公開公報を検索したら、たった1件しかヒットしま
>せんでした。実用新案や商標は0です。何をやって食べ
>てる方なのか極めて疑問です。(???)

確かにこれは非常に怪しいですね。
名前だけは、出さないけれども、腕は一流、良心の弁理士。という確率は、ないとはいえませが、あやしいですね…。大事なアドバイス、ありがとうございます。

>拒絶理由通知に対応するのは法律的な知識及び実務経験
>の両方を兼ね備えていないと極めて困難です。無料相談
>では限界があります。審査官が常に正しいと思ったら大
>間違いです。時にはよくよく読んだら法律的に間違って
>いた/審査基準の例外規定を見落としていたというよう
>なこともあります。無料相談ではそんなところまで親身
>に面倒見てくれませんよ。

 確かに上記のような状況になったら、お手上げになりますね…審査官の誤り(だった場合)、それを覆すのは…

貴重なアドバイス、ありがとうございました。

お礼日時:2003/05/17 18:51

kawarivさん こんにちは



いつも、専門的な詳しいご回答を拝見して、参考にさ
せて頂いております。

請求項の補正の件、全く、kawarivさんのご指摘のとお
りで、舌足らずな表現でした。
また、弁理士に依頼すべき、というご指摘は、常々、
そうだと思っています。

私の場合は、友人との共願で出願した最初の特許は、私
が書いたままを、特許庁に出しました(それ以前に、私
の単独で、特許と実用新案を数件、出願していました)。
1年後には、PCT出願も自力でやりましたが、それ以降、
行き詰ってしまい、たまたま、新聞で見た弁理士さんに
依頼しました。
その方は、ソフト関係が専門ではなく、苦労しましたが、
請求項を全面的に補正して、米国と日本で成立しました。
また、最初の請求項は、誤りはありませんし、そのまま
で成立したと思います(実際に、米国では、拒絶理由通
知なしで成立しましたが、継続出願しました)が、大変
に範囲が狭くて、権利を主張するには不十分すぎるもの
でした。

そういう意味では、専門家の力を借りずに出願するのは
無謀です。

ただ、普通の素人(naniwanoakinndo-さんという意味
ではなく、私もそうでした。今も??)にとっては、
弁理士さんに依頼するにしても、どなたに依頼すれば
よいのかさえ分かりませんし、特許が高くつくために、
折角のアイデアがお蔵入りになってしまう、ということ
に繋がりかねません。

ベストは弁理士さんに依頼すべきですが、セカンドベス
トとして、あのような意見としたものです。

下のURLのような弁理士さん(私は何の繋がりもありま
せん)もいらっしゃるようです。

参考URL:http://www2s.biglobe.ne.jp/~alhad/pt-ofice.htm
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この回答へのお礼

こんばんは。アドバイスありがとうございます。

>そういう意味では、専門家の力を借りずに出願するのは
無謀です。

やはり専門家に頼んだほうが、しっかりとした範囲が、
主張できるんですね・・・

参考URLの弁理士さんのチェックを受けて、”セカンドベスト”を目指すのがとてもよさそうです。

現実的な?選択肢が見えてきました。


皆様いろいろなアドバイスありがとうございました。

お礼日時:2003/05/16 22:13

再度、#2です。

お礼を拝見しました。

明細書を書くのは、労力と技術が必要でかなり大変です。
でも、明細書の内の、従来技術や実施例、図面は何とか
書けるのではないかと思います。

特許で一番大切な部分は請求項ですが、これは、私にと
って未だに苦手な部分です。
しかしながら、実施例に十分な記述があれば、後で、請
求項は幾らでも直すことが可能です。

また、最初の出願から1年以内であれば、国内優先制度
というものがあります。

従来技術や、実施例、図面を整えて、請求項は外れない
程度のことを書いて出願してはいかがですか。
そのアイデアの売込みが出来たら、相手先の負担で、弁
理士さんを雇ってもらい、国内優先出願や、請求項のブ
ラッシュアップを行う、ということが可能です。
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この回答へのお礼

こんばんは。

なるほど~。そう言う手もあるんですね。

>そのアイデアの売込みが出来たら、相手先の負担で、
>弁理士さんを雇ってもらい

この場合、出願から一年以内が肝心になりますね。
参考になりました。
ありがとうございます。

お礼日時:2003/05/15 22:25

弁理士会に出願の支援制度があります。



ただし、
この制度が利用されたという話は
聞いたことがないので
支援対象の制限が厳しいのかもしれません。

参考URL:http://www.jpaa.or.jp/center/syutsugan/index.html
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この回答へのお礼

参考URLを拝見しました。

>この制度が利用されたという話は
>聞いたことがないので
>支援対象の制限が厳しいのかもしれません。

多分、相当良い発明(社会に影響を与えるような)
ものでないと利用できないようですね…
さすがにそこまでの自信はないです…

アドバイスありがとうございました。

お礼日時:2003/05/15 22:20

特許は、他人に公開した時点で公知のものとされま


すので、例え数人の相手であっても、公開したと見
なされる可能性があります。
なので、機密保持契約を締結して、その内容を開示
するのですが、一般論として、どこの誰だか分から
ない人物が、良いアイデアがあるから聞いてくれ、
と言ってきたとして、99%の企業は門前払いでは
ないでしょうか。だって、どのようなアイデアか分
からないのに、時間を使うのは無駄だと。
そうかと言って、アイデアの具体的な内容を書いて
提示すれば、公開したと見なされるわけです。

仮に話を聞いてもらえることになったとしても、相
手の会社が不誠実であれば、その会社が勝手に特許
を出願してしまう可能性があります。

最も良いのは、jayさんが書かれているように、ご
自分で出願することでしょうが、

>出願書類を見たことがあるのですが、とても自分
>ではかけそうに無いようなもので…

という状態では、難しいですね。

私は個人発明家ですが、私の場合は、友人がソフト
ハウスの社長をやっており、費用は向こう持ちで、
権利は折半という契約で出願しています。
また、明細書はまず私が作成してから、弁理士さん
に校正をお願いしています。

仮に、相手の会社がアイデアを盗もうと思っても、
それが独創性が高く、一回盗むよりは、継続的に卵
を産んで欲しい、と思われれば、契約することも可
能だと思います。でも、こういった売り込みは、お
互いの信頼関係が無いと、まず無理です。

自分で明細書を書くか、信頼できるパートナーを探
すか、のどちからではないでしょうか。
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。

>自分で明細書を書くか、信頼できるパートナーを探
>すか、のどちからではないでしょうか。

明細書を書くのを試してみたんですが、これで通るのか、どうも自信が無くて…

私の場合、素直に弁理士に頼むのが最良かもしれません。

お礼日時:2003/05/14 21:52

>特許を出願したくても、その金額の高さから、出願ができない状態です。



出願の手続きをご自分でされれば、出願手数料は\21000ですよ(ただし審査請求は約10万円)。特許庁や発明協会で無料相談できます。
とりあえず出願だけは済ませてから、行動されるべきかと思います。

参考URL:http://www.ncipi.go.jp/qanda/beginner/index.html

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。

ただ、自分で出願するにも、出願書類を見たことがあるのですが、とても自分ではかけそうに無いようなもので…

例えば、不必要に範囲を限定すると、特許取得ができなくなるとか、意見書も専門的知識が無いと書けなさそう、というより書いても失敗しそうで…

自分で書いて出願するのはとてもリスクが高いような気がします…

補足日時:2003/05/12 15:12
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