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 最近卒業研究(生化学)のテーマが決まったのですが、その中でガングリオシドという(複合糖鎖らしい)言葉が出てきてきます。これにはシアル酸が結合している
らしくこれを切り離す酵素があるそうです。(その酵素の構造解析をします。)
 質問です。ガングリオシドってなんですか?これは生体内でどのような働きをしているのですか?シアル酸と結合もしくはシアル酸が切れることで生体にどのように作用するのでしょうか?

A 回答 (4件)

MiJunです。


追加情報です。
以下の参考URLサイトは参考になりますでしょうか?
「新しいシアル酸転移酵素のクローニング」
さらに、
http://page.freett.com/kitayama/enq1_f.htm
(第2問)
http://altair.sci.hokudai.ac.jp/g4/research/gm3. …
(GM3)
http://www.rinshoken.or.jp/news/267.htm
(脳神経特異的に発現するガングリオシド GT1b 糖鎖結合膜蛋白質の解析)
http://www.saishin-igaku.co.jp/backnum/2000/y55- …
(GM1 ガングリオシド結合型アミロイドbetaタンパク)

ご参考まで。

参考URL:http://www.glycoforum.gr.jp/science/now/now1J.html
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直接的な回答ではありませんが、「糖脂質」以下の成書は参考になりますでしょうか?


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脳機能とガングリオシド/安藤進/共立出版/1997.3 
ガングリオシド研究法/2/鈴木康夫,安藤進/学会出版センター/1995.6 
ガングリオシド研究法/1/鈴木康夫,安藤進/学会出版センター/1995.4 
グリコパソロジー/箱守仙一郎∥〔ほか〕…/講談社/1993.10 
新生化学実験講座/4 〔3〕…/日本生化学会/東京化学同人/1990.7 
複合糖質の化学と応用/シーエムシー/1989.6 
続生化学実験講座/4 2/日本生化学会/東京化学同人/1986.1 
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ご参考まで。
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インフルエンザウイルスなんかにもシアリダーゼがありますね。

インフルエンザウイルスはしある酸に結合して細胞に感染し、そのあと増殖して出ていくときにシアル酸をちょんぎって出ていくそうです。
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 「糖鎖生物学-糖鎖情報発信から受信のメカニズムまで」蛋白質核酸酵素 1998年12月号増刊 (共立出版社)



 この本をお薦めします。ちょっと、専門的ですが、一冊もっていて損はないです。5700円とお手ごろ価格なので買ってしまいましょう。

 まず、「ガングリオシド」ですが、P 2637 に簡単に解説されています。セラミドを脂質とする糖脂質の一種で、脳の神経細胞に多いことが知られています。(他の細胞にもあります。)数多くの種類があり、生体内では他の細胞との情報伝達に用いられています。ほとんどの場合ここにシアル酸が結合しています。

 また、p2295-2302 の「ガングリオシド欠損マウスが明らかにするガングリオシドの機能」もいいですね。

 酵素は「シアリダーゼ」ですね。これは、p 2358-2365 「シアリダーゼ研究の新展開」がいいでしょう。短くレビューされています。シアル酸は細胞分化増殖。癌化とも関係があると言われてます。

 糖鎖の時代と言われて(勝手に言いはじめて??)10年近くがたちつつあります。世の中ではようやくゲノム解析も終わり、プロテオームの時代に入っていますが、その先を見据えて糖の世界に入ってくるにはちょうどいい時期ではないでしょうか。グライコームを目指してがんばりましょうね。
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この回答へのお礼

 さっそくその本を探してみます。また機会がありましたら教えてください。ありがとうございました。

お礼日時:2001/03/19 23:31

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