なぜシングルCDも12センチに？

なんで8cm盤は、12cm盤より小さいのにコストが高いのかという点について補足します。

12cm盤は、パソコンやプレステなどのCD-ROMやビデオCDなど、
音楽CD以外にも多く使われているのに対し、
8cm盤は音楽CD以外では使い道がありません。
数が出ないから、プレス型や製造設備のコストが高くついてしまいます。
材料費が少ないから安く作れるとは限らないのです。

物流や販売の設備面についても同じことがいえます。
結局、全て12cm用に統一した方が安上がりになります。

たしか１２ｃｍが流行だしたときにこういう疑問を解くＴＶがやってました。

一般の人のインタビューで、８ｃｍは入ってる曲が少ないとか言って１２ｃｍのＣＤをかってました。
専門家はジャケットのインパクトも１２ｃｍのほうがいいといってました。

こんちは。

現実問題として8cmは既に「高い」のです。
プレス屋に見積出させれば分かりますよ。

繰り返しですが、２種類作るより、１種類の方が設備投資はぐっと安くなります。
しかも、わざわざ「容量の少ない」ディスクを作るのはいかにも不経済。

それ加え、そもそも8cmCD自体、評判が良くなく、
使い勝手も良くなかったので拍車が掛かったのでしょう。
管理に関しても、以前の「短冊」ケースは12cmの棚と互換性がない上に見辛く、お世辞にも管理しやすいとは言えませんでしたが、
12cmとして統一することで棚を共有できるというメリットが出来ました。

世の中の大半の人間は手持ちのCDを全て合わせても数十枚。
わざわざ２つ棚を用意するくらいならひとつの棚に収納した方が効率がいいわけです。

逆に数百枚のCDを持つ身としたって１種類の棚の方が便利です。
（実際僕はそう感じます）

もうひとつ要因を挙げましょう。
当初8cmCDが「短冊」だったのは、旧来のアナログレコード用の「棚」の為でした。
つまりあの「短冊」はアナログレコード用の棚のサイズに合わせて作られたのです。
ところがCDが普及するにつれて店側も棚をCD用に置き換えました。
そうなると今度は「短冊」が邪魔になったんですよね。
そうこうするうち「マキシ」なるモノが登場し、余計に棚が混乱し始め、
最終的には12cmに統一されることになった、と。

ちなみに「演歌」のCDにいまだに「短冊」が多いのは、
旧来のレコード店が棚を買い換えないからでしょう。

といったところですかね。

おはこんばんにちは

僕のカーステは８cmＣＤは使えません
１２cmならＯＫです。
こういう場合もありますよ。
大は小を兼ねるが小は使用も出来ません。

パソコンのＣＤドライブが横置きなら８cmＣＤがかかるが
縦置きではかかりません。
このような事に対応すれば１２cmで統一と考えられませんか？

> しかし、8センチのCD-Rだってありますし、CD-ROMも100～150MB程度なら8センチでもいいと思いますが…

大事なのは、8cmか12cmかというサイズの違いではありません。
材料費の違いなんて微々たる物だし。

むしろ重要なのは、複数の規格があるよりは、
１つに統一した方がコストダウンになるってことです。
大は小を兼ねますが、小は大を兼ねません。
8cmCDにアルバム1枚分の音が入りますか？
だったら12cmに統一されるのが自然の流れってことでしょう。

さらに、8cmCDという規格がそこそこ広まったのは日本だけ。
海外ではほとんど普及せず、シングルは12cmCDが最初から当たり前だったということも
要因として挙げておきましょう。
参考URLをつけておきます。

参考URL：http://home4.highway.ne.jp/yuichi/music/column/m …

＞「８センチＣＤより生産コストが安い」

＞「店頭での陳列時に目立つ」
＞「陳列棚の規格を12センチＣＤの大きさに統一できる」＞「楽曲が多くお買い得感を演出できる」
＞「レンタル業界でアルバム扱いになるためレンタル禁止期間が長い （メーカーの利点）」
＞などの利点が存在するようだ。

・・・だそうです(^^;

参考URL：http://homepage2.nifty.com/chegerau/backnum/0101 …