プロが教えるわが家の防犯対策術!

こんばんは。現在求職中の27歳女性です。
これまで経理事務関係の仕事が多かったことや持っている資格も事務系が多いことから、事務職で正社員になりたい!と思っています。もちろん、事務職で正社員なんて難しいことは承知ですが・・・できれば一生(結婚しても)働きつづけたい(旦那に養ってもらうという概念はないです)ので、やはり正社員になりたいのです。

そして昨日、職安で休日・給料など条件が合う会社を見つけ、紹介状をもらってきました。帰宅後「じゃ、履歴書を書くか」ともう一度求人票を見ると・・・
職安では気づかなかったのですが、「退職金制度 無」になっていて、「加入保険等」の欄の「退職金共済」も二重線で消されています。

退職金って、会社によって基本給によって違うのでしょうが、定年まで30年以上働くことを前提に単純に計算(想像?)しても「なくても いいや」と思える額ではないですよね。(まだ面接もしていないのに、気が早くてすみません)

そこで質問です。
1.現在このような不況ですが、実際、退職金制度のある会社ではどの程度の退職金が出るのでしょうか?(いきなりぶしつけな質問ですみません)
2.会社に退職金制度がない場合、老後の生活資金対策に、何かできることはありませんか?
3.「401K」というのは、「質問2.」の答えに成りうるのでしょうか?
   (このサイトを見ていたら「401K」という言葉がよく出てきたので。中身については、これから勉強しなくては!と思っているところです)

会社は、社長はアメリカ人ですが、日本の株式会社です。米国企業の日本支店とか米国にある会社にロイヤリティーを払っている形式ではない・・・と会社案内からは読み取れます。社員数は500人ほどの規模です。

A 回答 (4件)

 まず、退職金の意義について考えてみると良いかも知れません。



 学説では「賃金後払い」説が有力のようですね。
 つまり、退職金も賃金の一部であり、会社はそれを預かっておいて従業員の退職時に「返済」するという考え方です。労働基準法で禁止されている「強制貯金」と通じるものがあります。
 では、なぜ企業は退職金制度を設けているかというと、戦後~高度経済成長期に業績を伸ばした企業(多くは第2次産業)においては、企業の生産性維持のために従業員を定着させることが必要でした。そのため、「年功序列」とともに「退職金制度」が従業員定着の有効な手段として採用されたわけです。
 しかし、これは「経験」がモノを言った時代の話です。現在の企業においては、むしろ時代にマッチした感覚の従業員が必要とされます。もちろん「経験」に加えて「新たな知識」や「柔軟性」のある人は「鬼に金棒」なのですが、そういう人には月給や年俸で処遇すれば良いわけで、一律に「年功序列」や「退職金」といった制度で定着を図る必要は無くなったと言えます。

 一方で、受け取る側の意識はどうでしょうか。
 ある大手家電メーカーで新入社員の半数以上が退職金制度を適用しないことを希望したということが話題になりましたが、これには2つの側面が有ると思います。すなわち、「一つの会社に定年まで勤め続けるつもりが無い」ということと、「勤続年数よりも能力や実績で評価してもらいたい」ということです。

 そう考えますと、これまでの回答の中にも有りましたように、退職金制度は既にその役割を終えたと言っても過言ではないでしょう。アメリカにはそもそも退職金制度なんてありませんしね。

 さて、具体的なご質問にそれぞれ回答しましょう。
1.退職金については賃金同様、業界やその企業の考え方で全く水準が違いますので、ここで質問されても参考にもならないと思います。

2.老後の生活資金対策は、「年金制度の充実」が退職金に代わる(というか本来はこちらが主になるべき)でしょう。厚生年金は強制加入ですが、それに上乗せする年金制度(「401k」や任意の企業年金等)がどの程度整備されているかを見ると良いのではないでしょうか。ただ、「今、企業がどう生き残るか」が最優先課題であるこの時代ですので、あまり期待できないかも知れませんが。

3.「401k」は、従業員の退職金(もしくは年金)を月々企業が積み立ててくれるという性格のものです。中退金制度と似ていますが、積み立てられた資金の運用を従業員個人が管理するところが違います。現在「401k」を導入している事例のほぼすべてが従来の厚生年金基金が形を変えたものですので、年金の上乗せを考えたものと言えます。
 (401k制度のすべてをここで説明するのは難しいので、ポイントを絞って別の質問にしたほうが良いと思います。)

 ご質問の内容からは、退職金制度が無いことが不満のご様子ですが、それだけが理由であればこちらからお断りするのは勿体ないような気がします。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。

実は、最初の転職先が、従業員に一切保険の加入をさせない(もちろんそれを埋め合わせる補助金の類もない)、労災もない、しかも怪我などをする危険性が充分ある業務がある(ある先輩は、会社の建物がボロいので修繕していたところ、あと一歩で命を落としていたかも!?という体験をしたらしい。その会社では、外部に依頼すると金がかかるという理由で、ほとんどの修繕作業は庶務の一部として従業員全員が必要に応じてしていた)など「それって法律的にはどうなの?」という会社で、
今回も何社か受けましたが、「当社では、有給休暇は病欠と親族の不幸のみに使用できる。それ以外では認められない」と言われたり、求人広告に掲載されている基本給より少ない金額を言われたり(求人広告にある「必要な条件」は充分満たしている)・・・いろいろ「?」と思うことがありまして・・・。
今回の質問も、不満もありますが、「みんなが貰っているものが、この会社は無いの?」「一般的に見てどうなのか?」という疑問もあったので、出させていただきました。

大変参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2003/02/22 22:10

新卒で入ったときには、当たり前の退職金ですが、職安での募集をみると、そうそうすべてがそろっている会社はありません。

私が職安で見たところある方がすくなかったです。(地方だからか?)
1退職金を当てにしない。たぶんなくなっていく制度だとおもう。(ボーナスだってなくなってきている)多い人は2・3千万もらってるようだが、現在の状況を考えると今後はどうよ?というところでしょうか。

2自分でなんとか貯めておく

退職金を考えるよりも、就職できるかを考えた方が良いと思いますよ。私も同じような経験をしましたから。(結婚されてないようなので、幾分ましかもしれません)就職活動がんばってください。
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この回答へのお礼

私が今まで求人情報誌や職安で見た会社のほとんどが「退職金制度 有」だったもので、質問させていただきました。

>退職金を考えるよりも、就職できるかを考えた方が良いと思いますよ。

そうですね。かなり気の早い心配でした。失礼いたしました。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2003/02/22 21:26

退職金に頼る発想自体、時代遅れ。

なくそうとしている会社も増えている。
1.制度があっても、社歴が3~5年以上だったりする。それまでに退職したら、もちろんゼロ。10数万円~2,000万円前後くらい、差は激しい。
2.生命保険、株、預貯金。
3.運用成績が良ければいいが、悪ければ減ってくる。
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この回答へのお礼

>退職金に頼る発想自体、時代遅れ。

そ、そうなんですか・・・。
私の中では「正社員なら、雇用保険や健康保険と同様、あって当然」に近いものだったので・・・^^;

金額、ずいぶん差が激しいですね。
そういえば昔、上司たちが定年間際に「○○商事の退職金は2千万以上出るらしいぞ。わしらの退職金なんて屁みたいなモンだな!同じ年数働いてきてこの差はきついな~」と会社の隅で嘆いていたな・・・。
(ちなみにその会社は○○商事よりは規模は小さいけれど、世間一般的には一流企業と呼ばれる大会社でした。彼らの退職金がいくらだったのかは知りませんが・・・)

なるほど。生命保険ですか。
株は、前述の会社にいた頃に「従業員持株会」で会社から補助金をもらって買っていたものが、今も手元にありますが・・・個人で買うとなると勇気いりそう・・・
(持株会で購入の場合は、株価が大して落ちなければ、少なくとも会社からもらった補助金くらいは自分の利益になりますが・・・。この低金利時代、補助金だけで一般的な貯金の利息の何十倍もありましたから^^;)

401Kについては、要・研究ですね。
ハイリスク・ローリターンの世界・・・?

ご回答、ありがとうございました。

お礼日時:2003/02/22 10:16

1、退職金制度のある会社でも、会社の規模・退職時の役職、により様々です。

小会社の数百万~大会社の数千万と幅があります。但し、会社が倒産すればほとんど0です。(中退金等で積立ている場合を除く)

2、生命保険会社等で個人年金保険・60歳ぐらいで満期になる積立タイプの保険に加入する。ご自分で積立預金するか資産運用する。といったところでしょうか。

3、お勤めになる会社が401K(確定拠出型年金)制度を導入していれば成り得るでしょう。けれど、導入していなければ出来ません。両方導入していない会社かもしれませんが、退職金制度がない=401K制度もない、とはなりませんので、会社に確認して下さい。

なお、希望されている会社の給与は、同業他社に比べてどうですか?
給与が高ければ(年収で100万かそれ以上高い)、退職金は払わないがその分毎年の給与を多めに支払って、社員自身に運用を任せている会社と思えます。
言わば、退職金の割賦前払いと考えていいと思います。多い分を自分で貯金・運用していけば、定年退職時には退職金並みの貯蓄が出来ているでしょう。

給与が同水準であれば、じっくり検討した方がいいと思います。(もっといい会社がありそうか等)
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この回答へのお礼

給与の額は、他と比べて「まあまあいいかな?」程度で、年収で100万も開きが出るほどではありません^^;

自分での資産運用も含めて、じっくり検討しようと思います。

アドバイスありがとうございました。

お礼日時:2003/02/22 09:53

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