プロが教えるわが家の防犯対策術!

高校三年生の女子です。

食品栄養学科に進もうと思っているのですが、
卒業後どのような就職先になるでしょうか???
私の志望する、企業の研究開発に携わるには、
農学部でないと難しいと聞いたのですが、
栄養学系では本当に無理なのでしょうか?。

誰かおしえてください!
よろしくおねがいします!!!

A 回答 (5件)

まず研究開発という用語について整理しましょう。


研究→基礎研究 
例)トマトに含まれるリコピンが動脈硬化に効果があるか、実験して調べる
   医学・薬学・理学・農学系卒がほとんど
開発→商品開発 
例)リコピンを含む製品をおいしく低コストで安全に作るため試行錯誤を繰り返す
   農学・理学・工学・ごくごく一部家政(栄養)学卒

下の皆さんが書かれているように、一般の人が知っているような大企業で基礎研究の職に就くには栄養学系では大学院卒であっても無理です。商品開発でも非常に競争率が高いのでこのご時世では圧倒的に男性が有利です。女子の場合国立大院卒(農学系)でも小さい会社にやっと入れるか入れないかですから、農学系なら確実という事では全くありません。

では栄養学を学んだものが研究の道を志すことは不可能かというとそうでもありません。上記の基礎研究に関していえば、大学の研究室に残って研究を続けたり(修士・博士卒以上が多い)大学や、省庁または企業の研究所でアルバイトや派遣労働の形で研究を続けている人が少数ながらいます。熱意があれば研究成果を学会発表したり論文に書かせてもらうことも出来ます。この成果は、企業に在籍して同じく発表をする人の成果と何ら変わるものではありません。この働き方は決して安定した収入が得られるわけではありませんが、「この仕事が好きだから貧乏でも働ける」という強い意志があれば可能です。このような成果が認められて、大学・短大・専門学校で講師として採用された人を何人も知っています。

 ちなみに、栄養学の勉強は栄養学科でなければできないというわけではありません。栄養学科では「いかに食べるか」(調理・加工)について多くの時間が割かれますが、栄養素と生体の関わりについては医学・薬学・理学・農学系でも生化学や生理学の講義で専門的に学べます。研究室も、医学部栄養学教室とか、理学部栄養学講座というように栄養学関連の研究を行っているところがたくさんあります。
 ですが、実際の人間の食行動について、例えば栄養評価を行い、よりよい食生活を送るためのアドバイス(食品の摂取量や調理方法もふくめて)ができるのは栄養士の仕事です。

結論:「企業」で研究職・開発職につきたいのなら迷わず他学科を選択した方がよい。
栄養士になる勉強がしたい、そのうえで研究をしたいと思うのなら栄養学系でもOK。
 以上、栄養学系大学を卒業後、栄養学の研究に従事している管理栄養士でした。
    • good
    • 0

食品栄養系学部の4年です。


学生の希望就職先の大半はあなたのいう企業の研究開発です。
同じように日本全国の農学系・栄養系・食品系・生物系学部の学生も、開発がしたいと思ってます。これらの学部の希望職種の1位が研究開発なんですよ。
しかし現実を見てみると、マイナーな中小企業の研究開発職に就けた学生は全体の1割~2割くらいではないでしょうか。大手の研究開発は大学院を出てないと無理です。研究開発として内定をもらっても実際働くことになると全然違う事務をやらされたって話もよくあります。
農学系・栄養系・食品系・生物系の学生の就職先は、理科・家庭科の教師、公務員、栄養士、メーカー、商社、サービス業などです。
    • good
    • 0

栄養学について詳しくないのですが,一般的には難しいと思います。


恐らく,食品関係の研究開発をやりたいんですよね?
だったら,農学,生物学(理学系),生物工学(工学系)などの
分野から進むのが王道だと思います。その方が就職する際はずっと
合格できる可能性が高くなると思います。
企業にとって,栄養学の素養を持った研究者も多分必要だと思います。
ただ,それは農学や生物工学の知識があって,その上で,という話に
なると思いますよ。もし栄養学系の大学に進学したいなら,
大学卒業後に農学系の大学院に行くなどの方法がいいと思います。
専門分野が違うと入試も難しいですが,そういう人もたくさんいます。
頑張ってね。
    • good
    • 0

「大学院」を出てないと難しいです。


大学院のある学校を選択してください。
    • good
    • 0

農学部であろうと、栄養学であろうと、企業で研究開発に


かかわるのなら、旧帝大か早稲田・慶應に進学し、出来れば
大学院まで行くとよいと思います。
企業の中には、在学中の研究とは直結しない分野での採用
となるケースも多々あります。
たしか、ノーベル賞の田中さんも大学時代の勉強の内容と
直結するようなものではなかったはずです。
それ以下の難易度の大学であるなら、
その専門分野でナンバーワンの研究室のある大学、
いわゆる「CEO」の先生に仕えることを目指したほうが良いでしょう。

この不況の中、一流大学の大学生でさえ、就職に苦しんでいます。
農学部であろうが、栄養学系であろうが、大学に入ってからも
一生懸命勉強する事が肝要です。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!