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個人主義と私生活中心主義を調べていると、なんだか内容が
すごく似ているようなのです。
けど、先生が言うには「決定的な違い」があるらしいんです。
どうしてもそれがわかりません。分かる方、どうかおしえてください。。_(._.)_

A 回答 (2件)

 私生活主義という言葉があるのですね。

わりと定着した言葉なのでしょうか?
 こんな例で考えてみてはいかがでしょう。
 ある学級で、今度の連休に皆で金を出し合って出かけることになりました。ただし海と山と各自が選んでどちらかに行くことになりました。
 その結果、50人中40人が海、5人が山、5人が行かないと意思表明しました。ところが困ったことに、5人だと団体割引がきかないので割高になります。
 そのため学級内は、山は断念して行くのは海だけとか、10人揃えば団体割引になるから他派から5人をかき集めるとか、皆で行くと決めたのに行かないなんて奴はけしからん、などなど議論が紛糾しました。
 さて、そこで、個人主義者と私生活主義者はどうするでしょう。以下、私の考えるところの両者の行動です。
 海派の個人主義者は、山派の5人の費用も海派の40人の費用と合算して人数で割る。行きたくない人は費用を負担せず行かなくていいと主張します。
 山派の個人主義者は、1人だけでも山へ行く。高くなるけれど費用は山派5人で賄う。行きたくない人は費用は負担せず行かなくていいと主張します。
 行かない派の個人主義者は、決して行かない。費用は払わずに済むはずだが、皆で行くという話なのだから費用を負担してもいい。行き先が海だけになるのは反対だと主張します。
 私生活主義者は、せっかくの休みだから行かない。自分が行かなくて済めば、他のことはどうでもいい。海派と山派の私生活主義者も、好きなところに行かれるなら、他のことはどうでもいいと言います。
 端的に言うと、個人主義者は集団に対して自分の要求を守ると同時に他の少数の要求も守ります。集団と向き合わないと個人主義は成立しないので対集団です。私生活主義者は自分の要求が満たされればいいという没集団です。ちなみに集団主義者は50人が海、利己主義者は自分の費用が最小になることを目的に議論するでしょう。
 いかがでしょうか?
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 「私生活中心主義」は、もう読んで字の如しではないでしょうか。

「自分の生活さえ…」ってことでしょう。
 で、「個人主義」。たしかに決定的に違います。学校での問題とのことですので、ヒントに留める程度に軽くいきましょう。
 「個人」という言葉、日本語としてはかなり歴史の浅い言葉です。明治十年代くらいだったはずです。Individualの訳語として生まれました。そして同じ頃、societyの訳語として「社会」という言葉が生まれました。…いわば、対になる概念です。これがヒント1。
 両方とも「訳語」です。出所は西欧。では西欧での「個人」て、どんな感じでしょう。「神」という絶対的な存在が強く意識されていて、その神と一対一で向かい合う…ような「個人」。自立…責任…社会との関わり…。…これが第2ヒント。

 もしよかったら、これを読んで感じたこと、考えたことを補足という形で書いてみて下さい。「教える」のではなくて、あなたが「考える」ことを手伝ってみたい。
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