2つほど質問があります
1、先物取引が危険と言われるのはどうしてですか?
先物の定義としては、「将来の一定の期間に、現時点で取り決めた価格で取引する」ことだと思います。あらかじめ価格は決めているはずなので、安全な気がするのですが・・・。まあ、会社の問題(勧誘がひどいなど)もありますが、
http://quote.yahoo.co.jp/ にも
TOPIX先物や日経平均先物の文字があり、一般的に行われているのに、周りが先物の批判をするのが不思議です。
2、先物取引とオプション取引って同じものですか?それとも違うものですか?意味を調べると、あらかじめ定められた期間にあらかじめ定められた価格で取引する点で同じなのですが・・・。
No.5ベストアンサー
- 回答日時:
#4のi536です、下記に答えていないので追記します。
>先物取引が危険と言われるのはどうしてですか?
自分の商売で使う材料分を確保するために先物取引でその分の買いを行うのならば危険ではないと思います。
最終的に現物を買い取ればいいわけですから。
上記以外での先物取引は、10日後の天気が晴れか雨かだれも正確に予測できないのに、
そのいずれか一方に大金を賭けるようなものです。したがって危険なんです。
実際、穀物の先物取引は自分でほとんど知る方法がない世界中の天気に大きく影響されます。
同様にいつ地震・戦争・事故がおきるか予測できるひとはいません、
金・銀・石油等の先物取引はこれらに大きく影響されます。
予測できない事件を無視してこのままの状態がつづく方に先物取引では大金を賭けます、
これが危険なんです。
もちろん、危険といっても、
本人がそこまで納得ずみでやる分には危険なことではありません。
回答ありがとうございました\( ^o^ )/
少しのお金で何倍もの金額を取引したり、金や石油など株以上に予測しにくい(変動が大きい)から危険なのですね。もともと、こういう変動のリスクを少なくするために先物があるのだと思うのですが、なんか不思議です。
先物を扱っている会社の不評を聞きますが、野村などの大手が参入しないのは、やはり危険すぎるからでしょうか?
No.10
- 回答日時:
他の方の回答とダブる部分も多いのですが…、
先物取引は、対象資産の将来の「当てっこ」をするようなものですが、先物の満期になると、必ず対象資産の現物と同じ価格に収斂します。それまでの間は、ほぼ現物と同じように動きます。(満期までの、現物と先物の価格差は、現物の保有コスト等から計算される理論値近辺を動きますが、ほとんどの場合は、理論値からのずれは、現物自身の値動きに比べると、無視しうる程度のものです。)
このように、先物は現物とほぼパラレルに動くからこそ、現物を持っている参加者にとって、先物売りは、「実質的に将来の価格を決めて、価格変動リスクをヘッジする」事に使えるわけです。(但し、先物市場への参加者が極端に少ない場合は、先物と現物の価格差が、理論値と大きく乖離する事はありえます。)
言い換えると、現物とパラレルに動く以上、先物のリスクも現物とほとんど同じです。具体的に言えば、日経平均先物を1千万円分買うのと、日経平均採用の225銘柄を、指数と同じように1千万円分買う場合とのリスクの差は、ほとんどありません。
一般的に、先物がリスクが高い、といわれるのは、
1.1千万円分先物を買うのに必要な資金(=証拠金)は、1千万円よりもぐっと少ないので、自分のリスク許容限度以上のポジションをとってしまう事がある。基本的には、本人の自己管理の問題だが、業者の強引なセールスの入り込む余地がある。
2.(一部の?)商品や為替は、一旦動き出すと短期間に一方通行で動く傾向がある(ような貴がします)ので、安易に「売られ過ぎ・買われ過ぎ」を信じて参加するとヤケドする。また、株や債券と違って、市場参加者が、生産者・消費(購入)者(&投機筋)に分かれ、生産者と消費者の力関係の変化で、相場の向きがまるで反対になりうる。(これは先物というより対象の現物資産の話です。)
3.先物批判に付いては、今から10年ぐらい前の株式相場では、「先物が裁定取引を通じて現物を動かすようになり、かえって現物の変動を大きくしている」という批判はありました。より性格には、現物の指数の変動を大きくしているだけで、個別の銘柄で商いの多いものは、それほど影響を受けなかったんですが…。何となく、先物はプロのもの、裁定取引で現物指数が動くと、「プロが相場を弄くっている」という風に考えられがちのようです。
尚、オプション取引は、他の方が回答された通り、一定の価格で売買する「権利」を、売買するものです。権利を買っても、その権利を行使する必要はありません。だから、例えば日経平均が1万円の時でも、1万2千円で買う権利には何らかの値段はつきます。オプションの買値以上には決して損をしない一方で、満期日に1万2千円以上になっている確率はゼロにはなりませんから。しかし、その確率は、株価が動かなくとも、日数が減る分だけ次第に減っていきます。つまり、株価は「変わらず」でも、買う権利の価格は、時間の経過とともに下がっていきます。このように、時間の影響を受ける事が、先物とオプションの大きな違いです。「必要資金が少ない」為にリスクをとりすぎる危険があるのはよく似ていますが、全く別のリスク特性を持つもの、と考えるべきです。
尚、他の方も回答にもあるように「現物の裏づけのある投資家にとっては、先物は危険ではない」とよく言われます。例えば、原料として将来金を購入する予定のある会社にとって、金の先物買いは、最終的には現物を引き取ればいいんだから、リスクを増やすわけではない、という事です。但し、注意して頂きたいのは、そもそも「先物を買う」行為自体、将来金の価格があがる事を恐れてやるわけです。先物を買う事が正しかったかどうかは、先物に利が乗っているかどうかでしか、判断できません。もし、先物で損をしていたら(=金の価格が下がったら)、仮に現物を引き取ったとしても、それは会社として原材料コストのアップ(=先物を買わなかった同業者に比べて高い)につながります。先物で損が表面化しなくとも、会社としての損は変わりません。
現物の裏づけがある投資家にとってリスクが少ないのは、先物を売買しようがしまいが、会社としてリスクをとっているので、先物をヘッジとして使う限り、リスクを減らす方向にのみ働く、という意味で考えるべきでしょう。他の方の説明が「おかしい」というわけではなく、時々誤解される方がいらっしゃるので念の為です。ヘッジだろうが、投機だろうが、先物の損得が、会社としての損得に直結する事にはなんら違いは無く、ヘッジ目的の参加者も「真面目」な人は、そのつもりで勝負してます。
No.9
- 回答日時:
取引の形態を分類すると次のようになる。
(1)実物取引(現物取引)(アメリカではCash または Spot,Physicalと言う)。契約と同時に、またはほとんど時間をおかずに、受渡と決済が行われる取引のことを言う。日常生活の多くの取引=小売店での買い物はこれになる。Cash on Delivery などと言う。(2)先渡し取引(Forward)。契約条件の内、商品の品質、数量、単価、受渡方法、決済方法などは契約締結時点で決定されるが、実際の受渡と決済は予め約束された将来の一定期日に行われるもの。取引そのものは売り手と買い手の間で相対で行われる。クリアリング・ハウスや江戸時代、大阪堂島米会所での消合場などの第三者が介入する取引ではない。銀行間(Inter-Bank)為替市場で先物の取引をフォーワードと呼ぶ。日常生活では、たとえば完成前のマンション購入契約は先渡し取引の範疇に入る。「現物先物」「現先」とも言う。
(3)先物取引(Futures)。 取引契約時と商品受渡時・決済時が違うという点では Forward と変わりない。しかし次の点の違いは大きい。すなわち、(1)取引所のような一定の場所で、一定の時間に、(2)予め決められた取引規則、契約条件に従い、(3)公開唱え(Open Outcry)という方法で、(4)集団取引を行い、(5)成立した取引は取引決済会社(Clearing House)に付け替える、(6)その結果、反対取引が容易に出来る、(7)契約当事者間の信用問題が発生しない、といった点が Forward と異なる。(差金取引とも言う)。この取引で一般投資家は取引総額の一部を契約金として支払う。後日取引終了時に売買価格の差額を精算する(儲かったときは利益金をもらい、損をした場合は差額を支払う)。つまり少ない資金で大きな取引が出来るので、ハイリスク・ハイリターンとなる。
(4)オプション(Option) 。将来のある特定の時期に、予め約束した条件で、ある商品を売却したり、購入したりする権利を売買する取引。オプションは先物と異なり、権利の売買なのでその権利を行使するかどうかは買い手の自由、ということは実物の商品が売買されない場合もあるということ。
上記は取引形態による分類。扱い商品による分類では、株・債権・為替・鉱工業品・穀物(江戸時代にはコメも扱った)などがあり、取扱業者も違う。株を扱う証券業界では「損失補填」が非難をあびた。工業品や穀物の商品取引では、営業員の強引な顧客勧誘や客に無断での売買などが批判を浴び、悪いイメージを植え付けた。
まとめ=先物取引は需給及び価格の安定に役立つものです。扱う商品や取引形態によってはハイリスク・ハイリターンもあり、十分理解してこのマネー・ゲームに参加すべきです。なお江戸時代には現代人でも理解できない人が多くいるほど、先進的なコメ先物取引が行われていた。今日の経済以上に進んだ市場経済だったのです。
No.8
- 回答日時:
>先物を扱っている会社の不評を聞きますが、
>野村などの大手が参入しないのは、やはり危険すぎるからでしょうか?
銀行と証券会社が異なるように、証券会社と先物取引の会社は異なります
(法律で認可あるいは免許みたいなものがそれぞれの業務で必要だということです)。
したがって証券会社でいくら大手とはいえ、野村は先物取引はできないはずです。
現在の法律がどうなっているか詳しく知りませんので、単なる参考にして下さい。
No.7
- 回答日時:
先物の目的を考えてみてください。
たとえば.ダイスの収穫はじきに応じて変化しますので.購入する側も売却する側もそれなりの価格変動が伴います。
これでは.購入する側が溜まったものではありません。適切な額に常に一定することが必要です。
素の為に.先物取引が導入されました。
先物では.現物を引き取るのであれば消して危険なものではありません。が.どちらかと言うと現物を引き取る側の意向が強く現れます。その結果.銅先物で壊滅的打撃を受けたのが.チリ国営銅鉱山でした。これは.米国が同鉱山の国営かに反対し.チリで国営かを行った直後に銅相場を暴落させ.チリ経済を破綻させたものです。
なお.現物を引き取らない取り引きの場合には.本来の機能.つまり現物の価格安定に伴うショックアブソーバーとしての機能が働きます。お得意様である大手需要家の価格安定の為に損する人々を育成する必要があります。この損をする人々に組み込まれてしまいます。
No.6
- 回答日時:
元先物営業マンです。
オプション取引は会社的に利幅が少ないので扱わなかったので分かりません。
本来先物取引は別にそれ程危険なもんではないです。
自分で勉強して取り組めば十分利益を出せますよ。
穀物なんて基本的に毎年同じ動きやしね。
今はブロイラーってあるけど何で値段が動くんやろ?
そんなに生産消費量も動かへんと思うねんけどな~
何が危険なのかと言うと営業マン?管理アドバイザーの勧めを聞く事です。
彼らは会社の手数料を稼ぐ為に転売させまくります。
しかも両建てなんかさせられてどっちに動いても利益がでなくなるのです。
追証って本来その期間を抜ければ返すもんやけど、預けたが最後、それでどうにか新しいものを買わせるからな~
取り組むならくれぐれも会社の人間の言う事を聞かないように。
成功と失敗は3:7くらいかな。
元業界人としてお薦めはしませんけどね
No.4
- 回答日時:
先物取引について
株式の信用取引と似ています。
1枚何がしかの金額でその金額の10倍位の金額の売買を行います(100万で1000万のものを売買します)。
したがって、損得どちらにころんでも元金の10倍位に膨らみます。
しかも、6ヶ月以内という期限付きで必ず反対売買する必要があります。
したがって、予想を外れたからといって、株みたいに塩漬けはできません。
また売買には手数料を支払う必要がありますので、先物取引に参加した時点で必ず損から始まります。
先物取引で利益を売るには、売買分の手数料の幅を超える必要があります。
自分の予想が外れてある幅以上逆に値が動いてた場合、追証として更に入金をしなければなりません。
ひどいときは追証・追証・追証・・・で持ち金が尽きるどころか負債を負うようになります。
No.3
- 回答日時:
1.簡単に言うと、僅かな委託証拠金で多額の商品を取り引きすることにあります。
現物の小豆を100万円分買うのに、10万円程度の証拠金で取り引きします。将来、その小豆が実際には、150万円出さないと買えない場合、追加で50万円支払って買うことになり、この50万円が損になるからです。このようにテコの原理を使うので、100万円で、1000万円の商品を買う契約をすることになりますから、相場によっては、500万円を損してしまうので、大変危険なのです。
参考URL:http://www.tse.or.jp/beginner/futures/futures02. …
回答ありがとうございました\( ^o^ )/
少しのお金で、何倍もの金額を取引するところが、失敗するとかなり危険そうですね。
ところで、成功するのは1割、失敗は9割と何かで見ましたが、本当でしょうか?
「先物市場を勉強すればするほど、儲からないことが分かる」とも聞いたことがあります。
あと、先物を扱っている会社の不評を聞きますが、野村などの大手はなぜ参入しないのですか?
No.1
- 回答日時:
2.の先物とオプションの違いが下記サイトに説明あります。
1.についてはちょっとわかりませんでした。
参考URL:http://money.genex.co.jp/futures_seminar/option/ …
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