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昨日質問したのですが、無いのでもう一度質問します。

紙幣や貨幣が市場に出回りそれが増えていくのはどうしてですか。

私の考え。
・紙幣・貨幣は日本銀行が管理している。
・紙幣・貨幣を日本銀行から借りて市場に出す。
・日本銀行に利子をつけて返す。
・市場から紙幣・貨幣が無くなる。
・利子分の紙幣が以前より少なくなる。
  ↓
市場から紙幣は無くなる。

私の考えのどこがおかしいのでしょうか。

A 回答 (19件中1~10件)

確かに、お金を使った人は利息を余計に返すのですから、元締め(?)の日銀のお金だけが増えて、他は減る気がします。

が、それが市場を貧乏にはしないということを、まず2つ書きます。

1) まず、お金がなくなっても手元には物やサービスという豊かさが得られています。お金(日銀券)は信用のある交換手段に過ぎませんから、なくなることイコール市場の損ではないですよね(怒らないでで次を読んでください)。有りえない話でしょうが、仮に日銀券を日銀に全部返してしまったとしても、例えば変わりに米ドルとか貝殻とかがお金になるならそれでも経済は営まれるし発展するはずです。ただし、金に変えられるお金や金そのものでは、量的に上限があり役不足だったと聞いた覚えがあります。今の経済活動というのは、もともと価値の無いはずのお金が「天下の回り者」となって、物やシステムが豊かになるというものではないでしょうか。

2) 市場で回り始めたお金は、実際にある量よりも増えるとのことです。taurus4 さんが言われた「信用創造」のことです。これは別にマジックでもトリックでもなく、銀行の預金とか融資とかが成り立っている以上起こるメカニズムのようです。ただし、この原理は、市場のお金が銀行を介して動く時に、同じお金が違うお金として数えられるという必然によって成り立ちます。つまり、市場経済が回っている限り、そこにあるお金はお化けと化し、日銀よりも強くなるということでしょうか。

さて、実際にはそれでほとんど片付くと思うんですが、なおも「市場から日銀が集めるお金は、出てった分よりも常に大きい」んですよね。市場のお金(経済)が大きくなり過ぎる分には、利息で回収して(多く返済してもらって)冷ましてやればいいですが、逆に経済の回り方が均衡に達しもう大きくならくなったとしたら(0成長とかマイナス成長になったとしたら)、いくら市場に物やサービスという財(豊かさ)が残っても、出回っていたお金が減っていく気がしますね。

ところで、お金が燃えちゃったりした場合、適当に見積もって出すしかないですよね。その辺まったく知らないんですが、うまいこと後腐れなく市場に放出されるお金が多分あるんだと思います。燃えるだけでなく、外国に消えていってしまうお金もあります。(なくなったはずのお金が見つかったり、外国に逃げたお金の需要が無くって逆に戻ってきてしまえば恐いことになるでしょうね・・・将来、米ドルの需要がなくなっていくと物凄いことが起こるんじゃないかなと思います) で、どこかで「成長通貨」と呼ばれるものも補う必要があるんだと思います。ただ、その実体はどなたかにお任せしないと。金融政策だけでなく財政政策も絡んでいるのだと思います。

現状では、日本がお金を回して商売をすることで、さらに外国からお金が入ってきて潤っているんだと思います。損した国はどうしてるかは聞かないで下さい。経済に関しては全くの「ど」素人で申し訳ないんですが、まだ納得もされてないようですので思いついたことを書かせてもらいました。

Yui-s でした。
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私もsokuratesuさんとまったく、まったく同じ疑問をもっていて、ここで質問しまくってます


まず「信用創造」ってキーワード(参考URL)を理解したほうがいいと思います
私もここでここの言葉知ったんですけどね。


参考URL:http://www.finac.net/yogo/0016.htm
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日本銀行が貨幣を発行するということと


融資することは全く異なる行為です。

例えば、金本位制の元では、中央銀行は
その流通貨幣量に見合った金を保有しているのが原則です。
言い換えれば、人々はお金を借りているのではなく、
金を持ち歩く変わりに、貨幣を使用しているのに他なりません。
人々はその貨幣を中央銀行に持っていけば、
金と交換することができます。
別に利息を支払う必要はありません。
ですから、市場から貨幣がなくなることもありません。

質問者の誤りは、まさに貨幣の融資と発行を取り違えている点にあります。

この回答への補足

最近このコーナーを見ていなかったので、返答が遅れました。

金本位制の場合も、貨幣や紙幣を日本銀行が作り貸し出したのでしょ。その時利息をつけたと思います。違いますか。1000円を日本銀行から借りれば1100円の紙幣を返したのではないですか。100円分の紙幣はどこから沸いてくるのですか。誰かがよく流しをしないと無いのですが。

知らない間に金(きん)の量より紙幣が増え金本位制が崩れたのでしょ。この紙幣が知らないうちに増えるのは不思議ですね。日本銀行が、「金を持ち歩く変わりに、貨幣を使用してください」と言って皆に配ったわけでもないし、金(きん)を持っている人と紙幣を交換したわけでもありません。もし、金(きん)を持っている人と紙幣を交換すれば、金本位制は壊れないはずです。

専門家の方なので、是非そのあたりを説明してくださるとありがたいです。

補足日時:2001/05/26 06:27
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時間によって価値(利息など)が増えるのがお金だけと考えている点がおかしいのではないでしょうか。

例えば10円の木を加工することにより20円の紙になりますよね。確かにその間に借りた10円は11円で返さなければいけないかもしれないけど、差引9円が残ります。また元々は限りなく0円に近い価値だった土地も何億円になったりもします。お金は絶対的な価値を持つものではなく、相対的な価値を持つものと考えた方がよいのではないでしょうか。

この回答への補足

私もそのように考えたのですが。どうしてもおかしいです。
紙幣は取引をしたことを証明するものでよかったのです。何かの紙切れで証明すればよかったのです。証文。
しかしその紙切れを借りると、どうしても返すことになり、市場には紙幣が無くなります。または、儲けた分を銀行員が使うので現状維持です。銀行でお米(商品)と紙幣とを交換しない限り、紙幣は市場で増えないのです。国が商品を買ったとしても、買った分だけ赤字となり、返却しなければなりません。だれかが、お金を印刷して、自分のものにして使ったと考えるよりしかたがありません。

補足日時:2001/01/26 05:03
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otukisanさんの補足



日銀は新規発行の国債の引き受けは禁止されています。
政府の一時的な資金不足を賄う政府短期証券の引き受けは可能です。
また,満期を迎えた国債の償還の財源を賄うための借換債という債
券の日銀引き受けも可能です。

つまり,現行の国債発行システムでは、足りなければ日銀という発想が
根強いのですね
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国家予算の出所は、税収と国債にあります。


で、現在のように税収が少ない場合、国債発行に頼るわけですが、
その国債を、中央銀行がそっくり買い取ると、
その分のお金がごっそり政府に入ってくることになります。
なので、金庫からかっぱらうことなく、
中央銀行に不足を肩代わりしてもらうことができます。

でも、一目瞭然ですが、いくら国家とはいえ、
こんなあまっちょろいことが許されるはずがありません。
国はいくらでも予算を大きくできてしまうわけですからね。
なので、日銀に買い取ってもらうことを前提とした
国債発行はやってないはずです。
ただ、下にもあるように、貨幣量を調整する手段として
売りオペやら買いオペやらするので、そのために保有はしています。

本当は、赤字国債の発行だってだめなんですけど。
まあ、今出回っているお金は、まだ悪いモノではないです。
安心してお使い下さい。
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補足の返事です。



誰かが借りることによって貨幣が市場に出回る理由は、まさにその後の質問が答えになっています。

つまり過剰に貨幣が出回らないようにコントロールするためです。出たものが戻ってくるシステムだからなのですね。

もう1つの理由も2つが密接に組み合わさっています。それは政府が勝手に貨幣を乱発行しないようにするためです。

過去のインフレは政府が打ち出の小槌のように貨幣を勝手に作って自分の国家予算にしてしまったことが多いです。
つまり収入が少ないのなら自分で作ってしまえ。という訳ですね。
江戸時代にも小判の銀の含有率を水増しして小判の数を多くして幕府のお金を増やそうとして逆に小判の価値が下がり、すぐに改鋳を止めたという事があります。

余談:
戦時のドイツで極度のインフレでコーヒー1杯がトランク3ケース分で、コーヒーを飲んでいる間にトランク4杯分になったという話もあります。

この回答への補足

>過去のインフレは政府が打ち出の小槌のように貨幣を勝手に作って自分の国家予算にしてしまったことが多いです。

ここの所ですが、貨幣を国家予算にするとき、国が勝手に日本銀行から盗んで行ったのか、借りたのでしょうか。借りれば当然、国が借金をして返さないといけないですね。それは税金を集め、返したのでしょうか。
盗んだ貨幣であれば貨幣の値打ちが当然落ちますね。

もし盗んだのであれば、現在流れているお金は盗品ばかりですね。

補足日時:2001/01/17 06:21
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あの~すみません。

おじゃまします。

日本銀行の得た利子はどこにいったのでしょうか???

日本銀行も株式会社同様に出資金によって配当があります。ここで貨幣は出て行きますよね?

また、利子の貨幣は処分するのではなく日本銀行の運転資金ですよ。だからそれもどこかへ出て行くはず。

また、日本銀行に戻ってきた貨幣はチェックして使えるものは再度流通に回します。だから日本銀行は古い貨幣を新しいものに変える所と考えた方が良さそう。

ここからは私の想像ですが。。。

日本銀行には銀行の当座預金口座があります。これを銀行同士の決済に使用したら貨幣は動かずにお金がうごきますよね。そのお金が入った銀行が日本銀行からの借入金を相殺したら???こうして貨幣は市場に出たままになると思うのですが。

この回答への補足

ありがとうございます。

誰かが、お金を借りたことから市場に貨幣が市場に出回ること自体がおかしいように思えてならないのですが。

戦後、日本やドイツではインフレに悩まされて、莫大な紙幣が出回りました。国がお金をばらまいたとしか考えられないのですがどうでしょうか。歴史的にこのような事件はよく起こりましたね。このようなインフレ(お金が過剰に出回る)その仕組みはどのようになっているのでしょうか。

補足日時:2001/01/14 03:27
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あれ?↓の、やっぱり最後の方、おかしくなっちゃいました。


読み返して、自分でも?なところが…
利子の問題は、新古典派とケインジアンの対立並みの問題ですよね?
ああ、やっぱり専門家にお任せすべきでした、すいません!!
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ちょっとだけ整理ついたので、忘れないうちに。


結論から言って、まだもうしばらく、世の中から「貨幣」はなくなりません。
取引動機という、「貨幣」が生まれたそもそもの動機が存在するからです。
日銀は、取引動機だけでも、「貨幣」を世に送り出さねばならない
十分な理由があるはずです。
で、「貨幣」とは、紙幣硬貨、CD、小切手、電子マネーなども、含まれます。
(世の中電子マネーだけになれば、紙幣硬貨が姿を消す可能性はあります。)

貨幣でお金儲けしよう(利子を取るという)という考えが生まれたのは、
取引動機によって貨幣が誕生してから随分後のこと。
なので、「貨幣はそもそも存在して、人は貨幣で生活している」ことを
前提とする必要がある気がします。
貨幣の全く存在しない市場から考えると、ちょっと難しくなりそうで(^^;)

それから、貨幣には信用創造という底知れない力を持っています。
日銀が1000万円の紙幣しか用意していなくても、
それが紙幣という器を超えて1億にもなる。
(貨幣は、基本的に、紙幣硬貨という実物を必要としません。
1万円札を持っていれば、1000万円と999万円の取引も可能です。)
どこかからお金を借りて、それを又貸しして、又貸しして、を重ねれば、
貨幣は果てしなく増殖できます。
つまり、利子は市場から貨幣を奪うものではなく、
貨幣をつくり出すもの、と見なされるのです。

あとは、
みなさんが示していらっしゃる色々な実例を参考になさってください。
そして、専門家の方、どうかフォローお願いします…
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