プロが教えるわが家の防犯対策術!

こんばんは

初歩的は質問なんですが
タイトルのタイヤ交換について教えて下さい!
今まで、車に付属してる純正ジャッキで車をアップさせて交換していました。
今回と前回両方ともなんですが
ディラーで点検をしていただいた時に「少しナット締めが不安定ですよ!」と言われました。
締め付け(トルク)にばらつきがあるらしいです。
そこで、この機会に完璧にダッチャクする為に、道具を揃えようと考えています。
完璧の言葉に個人差が生じるかもしれませんが
回答者さんが思われる最適な必要道具を参考までに教えていただけませんか?
それと交換の流れが基本と違ってるかもしれません。
上記を合わせて交換の作業流れをできる限り詳しく教えていただけませんか?
今後の作業の事も考えて道具購入の出費にはある程度準備しようと考えています。
回答、宜しくお願い致します。

A 回答 (7件)

4台もお車をお持ちで、しかもかなりのアルミホイール好きですね? (私もそうです)



としますと、(http://www.daiji.co.jp/oil_jack/garage.html)この程度のガレージジャッキなら、逆に使いこなせるかも知れませんよ。問題は、自宅近くにしっかりした平らな硬い地面(コンクリート)の作業場があるかどうかですね。それと、4台全ての前後のジャッキアップポイントを把握できるかどうかです。(妙なところにジャッキをかけてしまっては、車が場合によってはおかしくなってしまいます。)

ガレージジャッキの “置き場所” は、4台もお車をお持ちの、それぞれにスタッドレスタイヤまでお持ちのお宅でしたら、それほど問題でもないような気もしますが…。

まあ、当方は、タイヤ交換程度のためにガレージジャッキはお勧めしませんが、

それにしても4台とは、1日でやってしまおうとすると結構な作業ですよね。

どうやらご質問者様は、完全には車の初心者さんではないようですね。「4台の前後のジャッキアップポイントの位置が分かれば、自分でもガレージジャッキ位は使いこなせる。」と思っているのではないでしょうか?
としましたら、当方もあえてガレージジャッキを否定はしませんが。
ジャッキアップポイントは、ディーラーに行けばちゃんとした位置を教えてくれるでしょうし、
後は、作業場所があるかどうかと、ガレージジャッキの置き場が家にあれば(車に年中積んでおくことは出来ません)、ガレージジャッキでも良いとも思いますよ。

(タイヤローテーション作業をする時は、リジッドラックも使って完全に4輪を上げてしまったほうが格段に作業は楽なのですが、半年に1度タイヤを総入れ替えしているのでしたら、タイヤローテーション作業はしませんよね?)



タイヤローテーションではなく、単にスタッドレスタイヤとの交換作業でしたなら、無理にガレージジャッキを買う必要もありませんが、
実はガレージジャッキは安いのですよね。
これに比べて、油圧式のパンタグラフ式ジャッキは、どうしても割高感はあります。
よって、「どちらの方が より便利そうか」 をよく考えてから、ご購入下さい。



油圧式のパンタグラフ式ジャッキですと、やはりKYB(カヤバ)のシザーズジャッキ(Zシリーズ)でしょうね。
http://www.kybclub.com/yuatsuhtm/Yuatuj.html#z)これが草分けといいますか、だれからも信頼されているといいますか、本物ですね。
新型が、安ければ8000円台でも売っています。

旧型というのもありまして、旧型KYBシザーズジャッキは、ジャッキ上部(車にかけるところ)が金属“板”製(純正のようなタイプ)です。

新型は、写真(http://img3.store.yahoo.co.jp/I/sanko-proshop_19 …)のように、ジャッキ上部(車にかけるところ)が鋳物製のような感じです。

これでは車両にキズが付くのでは?と、心配なかたには、(http://www.okuyama-go.to/products/competitive/ha …)ジャッキラバー(http://www.okuyama-go.to/products/competitive/de …)というものが有ります。こちらは「新型のみ対応」と記載が有ります通り、ジャッキラバーには「新型専用」「旧型専用」が有り、今のところ互換性はありません(ジャッキラバーはカヤバ製の商品ではありません)。


KYB以外では、
マサダ製作所 MPJ-800/MPJ-850
http://www.shinsei-jp.com/contents/catalog/maker …
http://www.nicenet.info/nicenet.cgi?category=90203

大自工業 らくらくジャッキ(油圧式) F-24
http://www.daiji.co.jp/oil_jack/panta.html

BAL 大橋産業 オイルパンタ OSP1000
http://www.bal-ohashi.com/jack_series/1371.html

ES POWERSHOP(http://www.es-powershop.com/)ES パンダジャッキ 800kg ET-601P
5145円が(http://www.rakuten.co.jp/tool-oukoku/434920/4350 …
一周年記念今なら2940円(http://www.rakuten.co.jp/tool-oukoku/1765819/176 …

なども有ります。これらにジャッキラバーが存在するかどうかは分かりません。


ただしこれも、油圧ですので、中のちょっとしたパッキンの具合(劣化や、エアーが入るなど。)などで、一定時間止まっていられずにズルズル落ちてくると思って下さい。購入最初のほうでは気にならなくても、使い込んでくるうちに、気になると思います。
安いものは、寿命もそれなりなのかどうかは当方には分かりませんが、
当方はガレージジャッキ4~5台以外に、カヤバ シザーズジャッキも4つ(2個は使用中、もう2個は予備。)持っていますが、今のところ、まだ使えています。
といっても、簡単な作業は全て車載ジャッキでやってしまいますので、シザーズジャッキはあまり使いませんが。(シザーズジャッキは、うっかり上部を持つと、ビヨーッと伸びるのですよね。それと車載ジャッキより重いですし。)


よって、油圧式のパンタグラフ式ジャッキのどれが良いか?ですが、

「間違いなく、油圧式のパンタグラフ式ジャッキは便利であろう。」というのでしたら、本物 KYB シザーズジャッキ でしょう。

「便利かどうか、試しに買ってみる。」のでしたら、ESの2940円などでしょうか。

ジャッキラバーを付けたいのでしたら、確実に付くことが分かっている KYB シザーズジャッキ でしょう。
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この回答へのお礼

お世話になります。
このように丁寧に回答していただけるなんて・・・
では詳細をお話しないと失礼ですね!
簡単に経緯を書きます。
お察しのとうり我が家は親世代から車好きなんです。
タイヤ、ホイール、車高調など足回り以外は、なるべくDIYしています。
我が家では足回りを40年以上お世話になってる個人経営のショップにお任せしています。
商品を購入したら工賃はサービス、商品価格も量販店より格安にしていただいています。
車好きの我が家では、出費を控えることができ大変助かっています。
しかし昨年の11月にある相談を受けました。
全国ネットのチェーンテーンに平成19年初頭から吸収され資本が入ることに決まったようです。
すると今までのようなサービスを出来なくなるそうです。
私達の今後の出費が気になったようで、早々に知らせてくれました。
交換したタイヤはそのお店でサービス保管していただいていました。
今後も変わりなく保管はしていただけるようですが、来年からは保管料が必要らしいです。
この1年で何か対策でも・・と言いたかったのかな?と私達は察しています。
フロアージャッキ>ショップ使用の大きな物と勘違いしていました。
重さも軽くて持ち上がれそうですね!
一応、作業するだろう私と父親とあと3年で免許取れる息子、3人で話した結果下記の道具を揃えようと決まりました。
1、フロアージャッキ(3トン用)
2、ジャッキスタンド(4個)
3、トルクレンチ(信頼性のある物)
既に車部品で一杯になってるから、もう1個収納物置を買い足しする予定です。
この度は有難う御座いました。
大変勉強になり家族皆で拝見させていただきました。

お礼日時:2006/09/24 20:05

ホイールは純正ホイールですか?



1セットは純正ではないですよね?たぶん。

ホイールには、真ん中に穴が開いていますよね。直径 54mm~73mm~83mm 位の穴が、ホイールの中心に開いています。名称は、センターボアなどと呼びますが、
http://www.enkei.co.jp/images/elem_local_t_know_ …

純正ホイールですと、この穴が、車側ハブから突き出した円柱状の突起の径と同じサイズでピッタリはまるのですが、

社外ホイール(アフターマーケット用ホイール)ですと、ホイールを汎用サイズにするために、ホイール側のセンターボア径がかなり大きいことが普通です。

車側ハブ部に、円柱状突起がそもそも突き出していない車種もありますので(現行新車モデルにもいくつか有りますね)、

ハブ円柱状突起の径と、ホイールセンターボア径とが、ピッタリ合っていないホイールの取り付け方をお教えします。

(心配しないで下さい。「普通の取り付け方」という意味です。「純正ホイールならここまで気を使わなくても…」という内容ですが、両方同じやり方にしておく方が、ミスも防げて完璧です。)



【ハブ部よりセンターボアの大きいホイールの、正しい取り付け方。】

ナットサイズの、1/2sq.ソケットレンチ(http://www.koken-tool.co.jp/catalog/img/main/han …)と、
長さ15~20センチ位の1/2sq.エクステンション(http://www.koken-tool.co.jp/catalog/img/main/han …)を用意します。
(例えば、Ko-ken 社製 4400M と 4760 )
この組み合わせを、ドライバーの様にして(2)や(3)のところで使います。


*タイヤを取り付ける場面です。すでにジャッキアップされて、古いホイールは外され、これから新たに付けるホイールを車に付けようというところからです。


(1) 車にホイールを付け、ナットを全て手で付けます(工具は使わない)。ナットを手で最後まで右に回し、最後は全てのナットを左回しに1ミリ位ずつ軽く緩めておきます。

(2) 手でタイヤホイールを上下にほんの少し動くことを確認し、タイヤホイールを持ち上げた状態で一番下のナット のみ を ゆるい力で、エクステンションのみ(4400M&4760)を使い、止まるまで締めます。次は対角の一番上、そして左右も順番に締めます。この時、最初から強くは締めません。ナットのテーパーがせっかくホイールのセンターを出そうとしているわけですので、そこをイメージしながら締めてやります。

(3) エクステンションのみで、上下左右対角の順番で何度も徐々に強く締めます。エクステンションをグリップに使い、ドライバーのように使うのです。

(4) その後、車載工具のナットレンチの最も根元(ナットに近い方)を握って 徐々に締め、そして それ以上の締め付けは トルクレンチを使います。

(5) トルクも、最初は20Nm→40Nm→60Nm→指定トルク へと上下左右対角の順番で何度も徐々に強く締めていきます。


こうすることで、ハブ部よりセンターボアが大きくても、正確に中心に取り付けられます。

センターボア径のピッタリ合った純正ホイールであっても、全く同じ方法で取り付けて下さい。
(センターボア径のピッタリ合ったホイールは、ハブ セントリック ホイール(hub centric)といいます。)

ハブリングといって、ハブ円柱状突起の径とホイールのセンターボア径のすき間を埋めるものがあり、これを勧める人がいるかもしれませんが、国産テーパー座面ナット(いわゆる普通の社外ホイールと国産車の組み合わせ)の場合は、上記方法でホイールを取り付けて頂くことで、ハブリングなど一切必要ありません。もし勧める人も、この方法でホイールを一度取り付ければ、二度とハブリングなど勧めないでしょう(なぜなら不要だから。そもそもハブに円柱突起が無い車もありますし。)。
逆にハブリングは、非常に危険なのです。ハブリングは、ハブ円柱突起の径とピッタリはまる金属リングなのですが、ハブはすぐに錆びますので、ハブリングなど付けていた暁には、このハブリングがガッチリ ハブに固着して、次に純正ホイールかスペアタイヤを付けた時に、ハブリングがじゃまでボルトが折れ、走行中にタイヤホイールごと飛んで思わぬ大事故になります。


ご自身でホイールを付けた場合、もし変な付け方をしてしまいますと ハンドルがブレるのですね。

そして、
「何でですか~?」と、誰かに聞く訳です。すると誰かが、「ハブリング、ちゃんと付けてる?」などと言い出すのです。


☆上記方法でホイールを付ければ、ハンドルはブレませんので、しっかりと上記方法を会得して下さい。



あと必要なものは、トルクレンチですね。
KTCから、プリセット型(http://www.kyototool.co.jp/news/wcmpa2.htm)があるのですが、トルクが固定されてしまっていて、やけに高いので、でしたら、
KTCデジラチェ(http://digital-ratchet.jp/lineup.html) 27~135N・m のものがお勧めですね

私は、Sykes-Pickavant(http://www.sptools.co.uk/)の
http://www.sptools.co.uk/catalogue/index.html?pr …
http://www.sptools.co.uk/catalogue/index.html?pr …
http://www.sptools.co.uk/catalogue/index.html?pr …
http://www.sptools.co.uk/catalogue/index.html?pr …
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http://www.sptools.co.uk/catalogue/index.html?pr …
http://www.sptools.co.uk/catalogue/index.html?pr …
をD.I.Y.用に買いましたね。
HAZET のトルクレンチ(http://www.hazet.de/eng/katalog/suche_2.asp?U=80 …)もいくつか買いました。こちらは高かったので、あまり使っていません。

国産メーカーですと、

東日製作所(http://tohnichi.jp/
中村製作所(http://www.bestool-kanon.co.jp/
などが有名ですよね。

車のホイール用ですと、やはり2~3万円はするでしょうね。
トルク値は、通常は 100N・m 程度(各車違いますので、お車の取扱説明書を必ずご確認下さい。)ですが、例えば乗用車でも ホンダ レジェンド は 118~137N・m ですし、これ位までは最低限出来るものを買っておきたいですね。

実は、ホームセンターに行きますと、5000円位のトルクレンチもあるのです。精度がどの程度かは分かりませんが、無いよりはマシです。が、精度がくるってトルクが弱過ぎになってしまってはとても危険ですね。

プレート型トルクレンチ というものもあります。普段の使いやすさは少し劣りますが、精度と耐久性を考えますと、お手頃価格商品でも くるうことはありませんので、良いですね。


ジャッキは、車載ジャッキがパンタグラフ式ならば、それで充分とも思います。くの字型1本足の車載ジャッキは、見るからに不安定な感じですが、それも もし使いやすいのでしたら、それで充分でしょう。酷使して使い難くなったら、また普通のパンタグラフ式を買えば良いと思います。

なぜなら、油圧ジャッキは、重いのです。置き場が有って、「重い」とも感じないのでしたら、油圧ジャッキでも良いでしょうが、ご質問者様が、油圧ジャッキをかける位置を知っている場合のみ、油圧ジャッキをお使い下さい。
http://www.daiji.co.jp/oil_jack/garage.html)このようなものでしたら、安い物で2000円位から有ります。
昔の車は、ジャッキアップポイントが、非常に分かりやすかったのですね。車の方から、「ジャッキアップポイントはここだよ~」って教えてくれていたのですが、最近の車は、ジャッキアップポイントが一体どこにあるのか全く分からないものも多いですね。そのような時、初心者さんがオイルパンなどにジャッキをかけてしまっては大変!!

その点、車載パンタグラフ式ジャッキは、安心ですよね。車の取扱説明書通りにやれば失敗はありません。

他にも、このようなものもあります。
http://www.daiji.co.jp/oil_jack/panta.html
http://www.kybclub.com/yuatsuhtm/Yuatuj.html#z)KYBシザーズジャッキは有名ですよね。


リジッドラック

ジャッキスタンド、馬、などとも呼ばれますが、同じものです。
http://www.daiji.co.jp/oil_jack/stand.html
これは、これ自体に車を上に上げる能力は無く、単なる台です。

油圧ジャッキ(ガレージジャッキ)は、中のほんの些細なパッキンの具合で、ジャッキがズルズル下がってしまったり、止まっていられなくなったりするのです。
実は、油圧式ガレージジャッキは、「油圧」なだけに、あまり信用できないものです。
(ちょっと休憩している間に、車はペッタンコになっていることもあります。)
そこで、下がらないようにつっかえ棒してやるのが、リジッドラックです。
オイル交換など、もう少し本格的なことを先々お考えでしたら、これ(リジッドラック)も油圧ジャッキ(ガレージジャッキ)と共に購入されると良いでしょうが、
そうではなく、タイヤ交換位しかしないのであれば、別にリジッドラックもガレージジャッキも買う必要は無いと思いますね。
重いですし、油は噴くし、年に2回しか使わないのでしたら、所有したら後悔するかもしれません。

私もガレージジャッキは、現在予備も含めて4~5個持っていますが、タイヤ交換時にわざわざ使いませんね。
私も毎年、家族の車も含め何台も、スタッドレスタイヤに替えますが、全て車載ジャッキでやってしまいます。
例えば、地面がアスファルトですと、ガレージジャッキの鉄の車輪がめり込んで倒れるのですよね。
また、ガレージジャッキは非常に小さな弧を描くようにしてアームが持ち上がるため、地面がきれいなコンクリート仕上げでもない限り、ジャッキが走れずに倒れそうになるのです。
FF車の場合、フロントアクスルの前に重いエンジンがぶら下がっている訳ですので、せっかくガレージジャッキで上げて、リジッドラックをちゃんとした位置に合わせて置き、ドンッと落ちないようにゆっくりと気を付けながらリジッドラックに降ろし…、とやっても、エンジンの重みでリアサスペンションが伸びてタイヤが地面に付いてしまったり…。
面倒な割には、あまり使えないですね。

「タイヤを外した後に何かを整備する」だなんて時には、ガレージジャッキで上げてリジッドラックにかけてしまったほうが、間違いなく その後の作業が楽ですけどね。


そこでどうでしょうか。

まずは、ご質問者様のお車の、前後両方のジャッキアップポイント(通常は、エンジンルーム下と、トランク下のどこかに有ります。)を探してみてはどうでしょうか。

見付からない場合、または よく分からない場合は、ガレージジャッキなどは買っても意味がありません。

これからいろいろと。車いじりを始めたいというのでしたら、本などでいろいろ詳しくなってから、ガレージジャッキなども揃えてみてはどうでしょうか。




>これって十字レンチとトルクレンチの両方の機能を備えた物なんですか?(No.2様お礼欄より)

そうですね。構造(原理)としては、プレート型トルクレンチと同じセオリーのものです。力を緩めてからでもトルク値が残っていますので、確認に便利です。
難点は、目盛りが小さすぎて、どうしてもトルク値が他のトルクレンチより曖昧なところと、ホイール取り付け作業以外には使えそうもないところでしょうか。
多少は曖昧ですが、価格の安さと、プレート型トルクレンチ並みの信頼度が有りますので、これも良い選択肢の一つですね。



>100km走行以内に 一度 増し締め確認が必要です。>が抜けていました。(No.2様お礼欄より)

たしかに100km走行後に増し締めすることは重要な作業ですが、これはNo.2様ご回答文中にも有ります通り、『確認』作業です。

これをやらなかったから「少しナット締めが不安定ですよ!」の原因になった訳ではありません。

やはり根本の問題は、ホイールを付けたその日の作業時の締め付けトルク不足に原因がありますので、取り付け時のトルク管理のほうを充分に注意して下さい。

言い方を替えますと、
100km走行後に増し締めをしてみて、もしナットが回るようでは、それこそ大問題です。
ラリーでもやって走行中にボルトが伸びたなんてことになればナットは回りますが、普通公道を走っただけで、100km走行後に増し締めしてナットが回ることはありえません。もし回りましたら、ホイールがかなりの不良品か、または取り付け時の作業の失敗かのどちらかです。

分かりやすくいいますと、例えばホイールナットを100N・mで締め付けたとします。100km走行後、このナットを外そうとしても、左に100N・mのトルクをかけても、ナットは外れません。外すためには、それ以上の力が必要になります。
ましてや、右に100N・mで締め付けたところで、ナットが回るわけはありません。これがもし回るようでは、よほど何か大変な原因があるのです。(「ホイールのセンターがズレて付いていた」など)
よって、もし100km走行後に増し締めでナットが回るようでしたら、もう一度ジャッキアップして、上記【ハブ部よりセンターボアの大きいホイールの、正しい取り付け方。】を初めからやり直したほうが良いですね。

実は、トルク値でナットを締めているという行為も、実は曖昧な方法なのです。自動車工場がエンジンなどの重要なボルトを締め付ける時は、トルクではなく超音波で締め付け度合いを測ります。
ボルト(ナット)を締める、という行為は、ボルトを伸ばす(テンションをかける)という行為なのです。
つまり、正しい概念で説明しますと、ボルトはバネです。締め付けることで、ボルトがビヨ~ンと伸びて、それが“締め付ける”ということなのです。
ナットは、ボルトを伸ばすための道具にすぎません。ですので、重要なボルトは、超音波で音を測りながら、締め付け具合を測るのです(ギターのチューニングの原理ですね)。
我々個人では、超音波で測る機器など持っていません。ので、仕方なく、トルクを測るという、非常に原始的な曖昧な方法でナットを締めるのです。
(ギターのチューニングでいうなら、音を聞かずにつまみの回り具合を測っているようなものです。)
トルクとは、実はナットの回り難さを測っているにすぎません。もし、ボルトナットのミゾの部分に、砂でも入っていたら、ナットはてきめんに回り難くなってしまいます。
つまり、ボルトが充分に伸びず、ボルトに充分にテンションがかからないうちに、規定のトルクのほうが先に来てしまい、それ以上は締め付けられることなく締め付けが終わってしまうのです。


☆ここから分かることと、注意して頂きたいことは、

*ホイールを付ける前に、ボルトとナットのミゾの部分は、とにかくキレイにして下さい。砂やサビが付いていないかは、念入りに確認することが、正しい規定のテンションでボルトを締め付けることができる、重要なポイントです。

*また、同じ理由から、ナットの座面(ホイールと当たる面)と、ホイールのナット座面部(ナットと当たる面)とも、キレイにしておくことが重要です。

*もう一つ重要なことは、ホイール(ハブと当たる面)と、ハブ(ホイールと当たる面)は、とにかくキレイにして、砂埃などを噛まないように気を付けることも重要です。砂を噛んでホイールが付いてしまいますと、走行時の振動で砂が割れて、のちにナットが緩む原因になります。
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この回答へのお礼

早急の回答有難う御座います。
凄く詳しく回答していただき感謝しています。
是非内容すべて記憶しておきます。
それと他の方へのお礼まで読んでいただき
有難う御座います。
ではだいだいの流れを把握していただいてると思いますから、省略してお話します。
自分でタイヤ交換をすることなった訳ですが
当方の家族所有車は4台あります。
すべて夏冬両方ホイール付きで所有しています。
8セットあります。
家族皆、少々車好きでホイールはすべて社外製なんです。
夏用のホイールは純正規格より1インチ~3インチアップさせています。
冬用ホイールも2台は、一般に言う扁平タイヤを使用しています。
上記の内容ですから今まではなじみのショップで交換作業をしていただいています。
しかし工賃を計算するとタイヤ交換のみで年間24000以上支払ってるようです。
この機会にこれからは自分で作業しようと思って質問しました。
皆さんに回答をいただいて工具はなんとなく把握できました。
しかしジャッキの選択で煮詰まっています。
保管場所の問題でフロアタイプは無理です。
やはり純正タイプの油圧式がいいかな?と思っています。
所有車は、セレナ、ウィッシュ、パッソ、ワゴンRなんです。
どのメーカーの油圧ジャッキがいいのでしょうか?

お礼日時:2006/09/22 23:05

> 2種紹介していただいたジャッキですが



ええと、二種類紹介しておりません。
紹介したのは、ガレージジャッキ(フロアジャッキ)とリジッドトラック(ジャッキスタンド/馬)で
これらは別の物であり、用途は異なります。
ガレージジャッキ(フロアジャッキ)とは以下のような物です。

http://www.daiji.co.jp/oil_jack/garage.html

レバーを上下させる事により、油圧でジャッキアップします。
車の構造によりどんな車種でもとは行きませんが、クロスメンバのジャッキアップポイントに
掛ける事により、フロントまたはリアがまるごとジャッキアップできますから、1回のジャッキアップで
左右両輪が交換できます。ジャッキを下ろす場合はリリースバルブを回すだけでOKです。

リジッドトラック(ジャッキスタンド/馬)とは以下のような物です。

http://www.daiji.co.jp/oil_jack/stand.html

ジャッキで車体を持ち上げた状態というのは結構不安定ですので、ナットを締め込む作業で
力の掛け具合によってはジャッキが外れて車体が落ちてしまう場合がありますので、この防止の
ためにリジッドトラックでしっかり支えます。

安全と言う意味では後者、楽という意味では前者の両方あるに越した事はありません。

なお、#2の方が紹介されている空研のKCTW-12ですが、使っていますが結構良いです。
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この回答へのお礼

再びの回答有難う御座います。
知識不足ですみません~
ジャッキと馬だったんですね!(汗)
確かに完璧を追求する場合、フロアタイプはいいかもしれませんが、保管場所の問題で当方では無理のようです。
馬はおっしゃるとおり安心の為には必要かもですね!
でもタイヤ交換作業のみで工具選択をしようと考えていますから、今回はナットの工具と油圧ジャッキを揃えようと思っています。
この機会に家族所有車、セレナ、ウィッシュ、パッソ、ワゴンRすべて自分で交換しようかと考えています。
空研のKCTW-12>便利のようですね!購入検討中です。
油圧ジャッキの選択で煮詰まっています。
どのメーカーがいいのか?
難しいな~

お礼日時:2006/09/22 22:44

補足:まず 空研クロストルクレンチを買えば


締め付けトルクに値がどの位締めるものかが 理解できます。 

次に ジャッキーでしょう これは油圧が圧倒的に楽
耐荷重800kgなので 3000cc位いまではOKでしょう(車体全体を持ち上げる訳ではないので)自分は スターレット→MR2→アコードインスパイアー→レガシィと使続けて来てます。

空研クロストルクレンチで慣れれば
締め付け量を体か覚えるので クロスレンチでも大体締め付けられます。 安価なので この辺で購入され物置やガレージへ一つ置いておくと良いでしょ

トルクレンチは 規定値まで締め付けるとカチンと音がします。ここで 2~3回締め緩めを繰り返し
カチン・カチンと音を出すと サーキットでのスタート前の最終増し締めチェック的で 納得の自己満足感が自分には出ます。正確に締め付け確認をするのが目的ですが
こういった遊び心も有ります。

トルクレンチは 精密測定工具の為 落としたり 叩いたりは禁物 定期的に校正も必要なんですが
一般的使用なら 10年後くらいで良いと思います。
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この回答へのお礼

再びの回答有難う御座います。
また問いかけに反応していただき感謝します。
純正工具での交換は非常に、当方は難しく感じました。
車体の持ち上げが1番の苦労でした。
やはり油圧のジャッキが良さそうですね!
一応今は自分の専用機のみチャレンジしましたが
我が家では家族所有車が4台あります。
すべて夏冬の両方のタイヤを所有していますから
最低年間8回はタイヤ交換をしています。
ホイールの大きさも色々で1回の工賃が2000円~4000円程度必要です。
例えば1回3000円としても年間24000円程度支払ってる計算になります。
必要工具を揃えても、2年間で元を取れそうな感じですね!
ショップのようなフロアタイプは保管場所の問題で無理かもです。
純正のようなタイプで油圧式が当方の場合良いかもです。
ちなみに所有車は、セレナ、ウィッシュ、パッソ、ワゴンRです。
どのメーカーの油圧ジャッキがいいのか?
ジャッキ選択で煮詰まっています。
クロストルクレンチは購入しようかと検討しています。

お礼日時:2006/09/22 22:34

私も、夏・冬タイヤを自分ではきかえますが、車載ジャッキと車載レンチ、十字レンチ(980円の)で毎回交換しています。



車載レンチは外し時に、足で体重を掛けるのに使うだけで、締める時は十字レンチでの手締めです。
#2さんの説明とほぼ同じですね。

十字レンチでの手締めは、対角線上の順番で締めるのは当然の基本手順として
(1)まず、軽く締める
(2)8分の力で締める
(3)全力で反動をつけて締める
 ((2)の状態から、さらに1/8回転程度回る)
これだけです。増し締めはしたことがありません。

ただし、腕力の無い非力な方でしたら無理かもしれません。
足で締めるのは、加減が難しいし、ナットを舐めて傷める危険があります。
ショップで取り替えてもらうのはお金がかかるし、締め過ぎが多いので、後で外れないことが結構あったので行きません。

余談ですが、目の前で走っている車のタイヤ外れて転がっていくのを目撃したことがあります。
しっかり確実に締めましょう。
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この回答へのお礼

早急の回答有難う御座います。
当方は、本当に初心者なんです。
昨年の12月にスタッドレスに交換
今年の春に夏用タイヤに交換
両者の後にディラーで定期点検を受けて
2回とも締め付け不十分またはトルクがばらばらと指摘されました。
ショップで取り替えてもらうのはお金がかかるし、締め過ぎが多いので、後で外れないことが結構あったので行きません。>確かに昨年のスタッドレスに交換する時夏用タイヤを外す時に苦しみました~
是非参考にさせていただきます。

お礼日時:2006/09/22 22:15

>ディラーで点検をしていただいた時に「少しナット>締めが不安定ですよ!」と言われました。



締め付けが少ないか ナットによって締め付け量がバラバラだったのかと思います。

まず購入したいものは クロスレンチです。
十文字のレンチで 17-19-21-21などのナットサイズになっています
十字なので左右を両手で持ち均等な力で締め付けできます。 締め付けは ナットを対角に徐々に締めます

AB 4ネジなら A-D-C-Bていう順番
CD

はじめは 手締め、次にレンチ根本を持ち軽く
次に レンチを正式に持ち軽く 
次に しっかり締め付けて行く
最後に 確認の為 最後に締めた力で 全部確認です。
ホイールナット締め付け後100km走行以内に 一度 増し締め確認が必要です。
ガタツキがないか確認する為です。

車載工具のホイールレンチは手持ち締めでは、若干 弱すぎ
足で体重掛けての締め付けは 締め過ぎになります

ジャッキー
自分は KYB(カヤバ)シーザースジャッキー
パンタグラフタイプの油圧ジャッキーを使ってます
もう20年くらい経ちますが 使えます!
ジャッキーUPは、いたって簡単で早いです。
8~9千円位 コレがお薦め
ガレージジャッキーは 保管場所などの問題が有りますので ご検討下さい

クロスレンチは安価な物は ナットを傷めますし
ソケット部が肉厚ですとアルミホイール側のナットホールを傷付けたり 塗装を剥がします 肉薄の素材の良い物がお薦め 2千円~位なら 良い品質と言えるかな やはりKTC製が良いでしょう

ホイールナットの締め付けトルク管理は
トルクレンチです KTCのホイール専用が良いです2~3千円の安価な物も有りますが 測定工具は
精度の信頼のあるメーカー品が絶対です。

空研 クロストルクレンチ と言うものも有ります。
https://www.kuken.co.jp/tkx/tkxcgi/shop/shop_ind … これもなかなの代物です。
何れ自分も購入する予定です。

安価な工具でも 破壊まで壊れる物は 少なく
変形ゆがみや磨耗で 部品を傷めることが懸念されます。ましてや腐る物でもないので 一度購入するとなかなか 買い替えが出来かねるものなので 
始めに良い物を 購入し揃え 一生使うようにしたほうが良いと お薦めします。 
  

参考URL:http://page11.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/n4 …
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この回答へのお礼

早急の回答有難う御座います。
大変丁寧な説明感謝します。
夏用タイヤ、冬用タイヤを季節によって履き替えています。
以前は交換をショップで作業していただいていました。
工賃の無駄を省くために自分で作業し始めました。
今回質問する前に、ネットで検索して少し勉強しました。
自分の作業内容は殆どあってたから安心しましたが、
ホイールナット締め付け後100km走行以内に 一度 増し締め確認が必要です。>が抜けていました。(汗)
すいませんがもう一度質問させていただきます。
お時間があれば回答お願い致します。
1、必要ば工具>ジャッキ、十字レンチ、トルクレンチですか?
2、1600cc~2000ccの車の場合canperさんの使用されてるカヤバ製のジャッキで大丈夫ですか?
3、空研 クロストルクレンチ と言うものも有ります。
https://www.kuken.co.jp/tkx/tkxcgi/shop/shop_ind … これもなかなの代物です。>これって十字レンチとトルクレンチの両方の機能を備えた物なんですか?

お礼日時:2006/09/21 22:48

トルクレンチを用意すればよいでしょう。


設定したトルク以上の力で締め付けようとすると、それ以上はカラ回りするレンチです。
設定値以上のトルクは掛けられませんから、締め過ぎがありません。また、カラ回りしない
ようであれば、まだ締め足りないというなります。
また、交換後100km程度走行して、なじんだ頃に増し締めすると良いです。

タイヤ交換ぐらいであればジャッキは車載の物で用は足りますが、ガレージジャッキが
あれば多少楽です。あと、リジッドトラック(ジャッキスタンド)があれば、安全に
ジャッキアップ状態をホールドできます。
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この回答へのお礼

早急の回答有難う御座います。
夏用タイヤ、冬用タイヤを季節によって履き替えています。
以前は交換をショップで作業していただいていました。
工賃の無駄を省くために自分で作業し始めました。
今回質問する前に、ネットで検索して少し勉強しました。
タイヤ交換ぐらいであればジャッキは車載の物で用は足りますが>自分もそう思っていました。
しかし上げ下げに必要以上に時間と体力を使っているように感じています。
だいたいの作業内容はあってると思います。
しかし、交換後100km程度走行して、なじんだ頃に増し締めすると良いです>これが抜けていました。(汗)
あと2種紹介していただいたジャッキですが
1600cc~2000ccの車の場合で安全&楽に作業できるのはどちらなんでしょうか?
お時間あるようでしたら回答いただけませんか?

お礼日時:2006/09/21 22:36

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