アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

翻訳の勉強をしていますが、今、日本で翻訳の仕事をするためには、翻訳の能力+医療知識、もしくはIT知識、ビジネス、会計など・・・なにか専門の知識がないと難しいと聞きました。それで伺いたいのですが、今、どの分野が1番翻訳家の需要が高いのでしょうか? ご存知の方、教えてください。 

A 回答 (7件)

今最も需要が多いのはコンピュータ、医薬、特許でしょうか。

私はコンピュータ分野の英日翻訳者です。

この3分野の中では、コンピュータは新人が入り込みやすい分野と言えるのではないかと思います。医薬、特許のことはわかりませんが、コンピュータよりも高いレベルの専門知識がないとやっていけないような気がします。

とは言っても、やはりコンピュータに関する知識がある程度はないと、トライアルに合格することはできません。
さらに、“仕事をもらえる翻訳者”になるには、相当勉強が必要です。

また、「需要が多い」=「仕事にあぶれない」ではありません。実力者は寝る時間もないほどきついスケジュールで仕事をしていても、実力のない翻訳者には仕事は回ってきません。

さらに、英語力と専門知識だけでは翻訳者にはなれません。調査能力と日本語力が必要です。コンピュータ分野は日進月歩の世界。どれほど頑張って勉強しても追いつけるわけはありません。元データを受け取ってからどれだけ短時間に背景知識を調べ上げ、理解できるかが勝負になります。そして、そのようにして知識を得て、英文の内容が理解できたとしても、それを自然な日本語として表現できるかどうかは、また別の問題です。

分野選択に関してひとつだけアドバイスするとすれば、「好きなことを選んだ方がよい」ということです。書いてある内容を読んでおもしろいと思えない分野を選んでも長続きしないと思います。

「産業翻訳の基本がわかるWebマガジン」というサイトが参考になると思いますので、一度ご覧ください。

参考URL:http://trans.kato.gr.jp/
    • good
    • 0

たびたびすみません。


補足についての回答をさせて頂きます。

>建設の知識を初めからお持ちでだったのですか?それとも初めはゼロから・・・?

はじめはゼロからでした。
現在の仕事は、ある工務店の社長の『文書の翻訳と多少の通訳ができる人がいれば紹介してほしい』、という依頼を受けた私の友人が私を紹介してくれたのがきっかけでした。日本にいる英語圏の方と取引をする機会が多いかたでしたので、時々翻訳のできる人材が必要だったようです。当時、経歴が無に等しく、主婦歴が長かったこんな私でもいいのですか、と念を押しましたら、それでもいいということでしたので書類作成一部につきいくら、というように在宅で気楽に始めました。当時の仕事は、取引先への事務的な手紙等の作成でしたので、特に建築関係の知識は必要ありませんでした。

そのような状態が何年か続き、ある日その工務店の元請けの会社がうちに来てくれないか、と声を掛けてくださいました。一度は建築関係の知識が全くないのでお断りしたのですが、『それについては、必要に応じてこれから教えていきます。とにかく現状としては、外国のかたとの商談の際に通訳のできる人材が早急に必要なので…。』ということで、現在に至ります。

私の場合、本当に運が良かったのだと思います。会社側も、もともと私には建築の専門知識がないことを承知で雇ってくれましたので、翻訳をする際も実に丁寧に建築についての知識を教えてくれました。そういう面では、私はとても甘やかされたと思います。会社には感謝の気持ちでいっぱいです。

また、時間がある時は実際に工事現場に行き、施工業者さんにもいろいろと質問をし(邪魔にならない程度に)、様々なことを教えていただきました。

余談ですが英語に関しての勉強は、私の場合ほとんど独学でした。高校時代に1年間留学し、その後はアメリカ人の主人と結婚したのがきっかけで、たまたま海外生活を数年間送ったのと、日常会話が英語なので、そのおかげで英会話が上手になったくらいです。あまり参考にならない例ですみません。ただ、こんな風に特別に何かしたわけでもなくても、本人の頑張り次第で道は開けることもあるのだ、ということを知っていただきたいと思いまして、書き加えました。

こんな私でもお役に立てましたでしょうか…?
お勉強、頑張って下さい。応援しています。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

とっても参考になりました!!ほんまに、ご親切にお答えいただいて嬉しいです。私も頑張ります。今、シドニーにワーホリで来てて、この後ここで学生ビザに切り替えて、大学院で翻訳を学ぶか、他の何かの専門学校に行って専門知識を身に付けようか迷っていました。すごく参考になりました。ありがとうございます。

お礼日時:2002/03/18 22:30

>今、どの分野が1番翻訳家の需要が高いのでしょうか?



これは難しいですね。すべての分野のことを知っている翻訳家などはまずいないでしょう。

技術系の人間は文科系(法律なども含めて)の翻訳は苦手です。
文科系の人間には技術系の翻訳は難しいでしょう。

技術系に限っていえば、バイオでしょうか。バイオ関係の翻訳家は絶対的に不足していると思います。詳しくは下記URLをご参照ください。

●バイオ系の翻訳家になりたい!
http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=227370

でも、専門知識がない方には、きついようですが翻訳は不可能です。
#そもそも、専門知識がない方ができてしまうようだったら、私たちの立つ瀬がない。(笑)

上記URLで述べているように、外国人が書いた英語が正しいとは限りません。文法的に間違っていたり、ミスタイプや勘違いによる誤記などもよくあります。

そういうものを見抜くためには、専門知識が必須です。

従って、申し訳ありませんが、技術系の翻訳に関しては、他の方も回答されているように、today4uさんが専門知識をお持ちのお得意な分野以外での翻訳を職業とすることは非常に難しいと思います。

なお、翻訳を職業とするためにはどの程度のレベルが必要かということについては、例えば、私がした過去の質問をご紹介します。

●技術文献の翻訳をしています。助けてください。
http://www.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=199518

その質問のANo.10の補足欄に書いた文章をANo.12のご回答者の方やANo.15の私が作成したような程度の翻訳ができないと、技術文献の翻訳を職業としてやっていくのは難しいでしょうね。

ちなみに、私は技術文献の翻訳歴(仕事として)17年近いですが、未だにstarfloraさんを初めとしたこのサイトの英語の大家の皆さんに教わっているという程度に過ぎません。(>_<)
    • good
    • 0

 


  一般人にしますが、翻訳業界の内情はある程度知っています。
 
  まず英文和訳と和文英訳だと、和文英訳の方が圧倒的に需要が多いです。これは合理的理由があります。
 
  分野的に言えば、特許関係の和文英訳・英文和訳がもっとも需要が大きいです。というか、この分野で実力ある人は、ごく少数だからです。この分野の場合、英語力日本語力共に、高度な水準が必要で、更に、扱う特許の専門分野について、専門家とほぼ同等ぐらいの知識や力量が必要とされます。その上で、特許関係の法律の専門的知識が必要になります。翻訳で一番難しい分野です。
 
  医学分野の和文英訳なども需要があると思います。ただ、これも専門知識が必要とされます。医学系の学部以上を卒業しているのでないと無理でしょう。英文和訳も医学系は需要がありますが、これも背紋的知識が前提になります。
 
  アメリカに住んでいて、あるいは住んでいたことがあって、日常会話なども自由自在であったという人であっても、手紙の訳だとかだと役立つかも知れませんが、専門的知識が前提になる翻訳では、ほとんど意味を持ちません。翻訳を考えないで、日本語の文章を読むことを考えればよいと思います。日本語で専門的文献や文書が理解出来るには、相応の専門的知識や経験が必要になります。そういうものがないと、日本語で書かれていても意味が分かりません。意味が分からないものを、どうやって翻訳するのか、という問題です。
 
  特許と医学を除くと、後は、どの分野でも、同じぐらいの需要だと思いますが、技術文なら、日本語の技術文献を読んで意味が分かるか、また商業文なら、その分野での商業的知識があって、法律知識もあって、日本語の文書を読んで意味が分かるか、分からなければ、翻訳になりません。
 
  翻訳家の場合、英語が分かる、日本語が分かるというのは最低ラインで、扱う分野の専門的知識が必要です。少なくとも、理工系の学部以上を卒業していないと、技術翻訳はまず無理ですし、コンピュータでも、日本で専門家と自称できるぐらいの知識と経験が必要となります。商業分野では、実務経験がないと、まず無理です。最新の経営理論とか経済理論とかを知っていないと、翻訳にならない場合が普通です。
 
  翻訳しようという文書は、「先例がない」というのが基本です。用語辞典を持っていても、それからはみだす言葉が出てくるのであり、それは文脈で理解して、自分なりの「新しい訳語」を造る必要が出てきます。「先例がある」あるいは「すでに知識として出回っている内容」は、翻訳する必要がないのです。
 
  どの分野の需要が高いかは答えました。特許和文英訳ですが、これは、実績がないと注文が来ません。その他は、どの分野も同じぐらいで、和文英訳の方が、需要が高いというのが一般です。しかし、何にしても、専門的知識が必要で、付け焼き刃で、そのような知識は身につきません。
 
    • good
    • 0

ご質問の趣旨に照らすと「本末転倒」のような回答になり、あなたの「言葉じり」を取るようで恐縮ですが、専門の知識がないと翻訳は難しいどころか、翻訳は不可能です。



自動翻訳サイトが存在するのですから、あえて「人」でなければできない翻訳能力が必要とされているのです。

あなたは、どの分野についての「専門知識」をお持ちですか?それが一番の問題です。

この回答への補足

実は、専門知識なんてものはまったく持っていません。あるのは多少の英語力だけです。その「専門知識」を何か身に付けたい、と思っているのですが・・・。今からじゃ、遅いでしょうか?翻訳家になるためにそれを身に付けようとするのは、それこそ本末転倒なのでしょうか・・・?

補足日時:2002/03/18 22:31
    • good
    • 0

today4uさんこんにちは。


現在建設会社で通訳、翻訳を担当している者です。

>どの分野が1番翻訳家の需要が高いのでしょうか?

ごめんなさい。これに対しての答えはちょっと分かりません。
ただ、おせっかいついでにひとつだけアドバイスを。
どの分野を勉強するにせよ、today4uさんの興味のある分野のものを選んで下さい。最終的にはどの分野にせよかなり専門的な知識が必要となりますので(現在はその道の専門家が英語能力をつけ、そのまま自分で翻訳もしてしまうというパターンが結構多いです)、興味のないものを選んでしまうとかなり大変ですし、やり甲斐も感じにくいものとなってしまうでしょう。

まず、ご自身がどの分野にいちばん興味をもっているか…それを改めて考えてみてはいかがでしょうか? 将来が楽しみですね。応援してます。

この回答への補足

アドバイス、ありがとうございます。とってもよく考えていただけて、嬉しいです。
ところで、Sweetbeansさんは、建設の知識を初めからお持ちでだったのですか?それとも初めはゼロから・・・?
参考までに、教えていただけると嬉しいです。

補足日時:2002/03/16 11:56
    • good
    • 0

私がやむなく断るケースが多いのは、法律とか契約ですね。

この回答への補足

otsugeさんは、翻訳家の方なんですか?どうしてお断りされるんでしょう?

補足日時:2002/03/15 21:32
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!